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34 件中 1〜20 件を表示

港湾におけるサイト増幅特性を考慮したレベル2地震動の算定事例

港湾空港技術研究所  資料  1146

2006年12月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、菅野高弘

地震時の地盤の揺れに対してはサイト特性が重要な影響を及ぼすことが知られており、2007年4月に施行予定の新しい「港湾の施設の技術上の基準」では、レベル1とレベル2の2段階の設計地震動は、対象港湾のサイト特性を考慮して設定することが求められる。本稿は、全国の15...

サンゴ礁-海草藻場間でのリン・窒素輸送に関する現地観測

港湾空港技術研究所  資料  1148

2006年12月

海洋・水工部 主任研究官
井上徹教、細川真也、内村真之、神尾光一郎

 亜熱帯沿岸域におけるサンゴ礁-海草藻場間におけるリン・窒素の輸送量の収支を定量化する目的で、沖縄県石垣市吹通川河口前面海域における海草藻場の周囲に測線を設定し、1 潮汐間のリン・窒素のフラックスに関する観測を行った。観測期間中は北東風が連吹し、海草藻場が存在...

地震による岸壁の被災・復旧工法・耐震補強工法

港湾空港技術研究所  資料  1145

2006年09月

地盤・構造部 構造振動研究室
菅野高弘、野末康博、塩崎禎郎、小浜英司

 既存岸壁の耐震補強工法は、既存施設の構造形式、使用状況、耐震補強後の使用状況や要求性能などによって適用できる工法が異なるうえ、耐震性能向上の度合いや工法の原理ごとに多くの工法が考案されている。また被災時に適用する復旧工法は、対象施設の被災状況を的確に分析した...

外海水導入システムによる閉鎖性水域の水質改善効果に関する基礎的検討

港湾空港技術研究所  資料  1144

2006年09月

特別研究官 特別研究官
住田公資、中川康之

閉鎖性の強い内湾域での水質改善への適用を想定して、湾内外を結ぶ導水路(管)と導入水の貯水機能を有する水域の設置とを組み合わせた海水の交換操作を効率的に実施する海水浄化システムを提案した。海水交換効率を支配する導水能力について、潮位条件や導水管路長、断面積などの...

浮き型SCP改良地盤の埋立載荷時の挙動に関する模型実験

港湾空港技術研究所  資料  1143

2006年09月

地盤・構造部 地盤改良研究室
中村健、高橋英紀、北詰昌樹

 近年、港湾空港整備では費用対効果を大きくすることを目指しており、サンドコンパクションパイル工法による軟弱粘土層の地盤改良事業においても現行設計法の許す範囲内で改良率の低減や、改良範囲の縮小が試みられている。従来においても、SCP 施工機によって打設可能な深さ...

鋼製遮水壁の遮水性能と適用性に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1142

2006年09月

地盤・構造部 土質研究室
渡部要一、吉野久能、柿本龍二、山田耕一、鵜飼亮行、沖健、岡由剛、喜田浩、永尾直也、望月武、木下雅敬

 海面処分場の多くは、厚く堆積した粘土地盤上に建設され、底面の遮水性能は十分に確保されていることから、底面遮水層まで確実に根入れでき、かつ、護岸本体工と遮水工とを兼ねる鋼矢板または鋼管矢板で構成される鉛直遮水工は、海面処分場における確実な遮水を実現するための重...

港湾RC構造物における塩化物イオン拡散係数調査結果および簡易推定手法に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1141

2006年09月

ライフサイクルマネジメント支援センター 特任研究官
山路徹、中野松二、浜田秀則

 本研究では、港湾コンクリート構造物において、塩害による鉄筋腐食照査を行うために必要である見かけの塩化物イオン拡散係数Dap について、暴露試験体および実際の港湾RC構造物から求め、各種要因がDap に及ぼす影響について検討を行った。その結果、得られた知見を以...

建設後30年以上経過した桟橋上部工から切り出したRC部材の劣化性状と構造性能

港湾空港技術研究所  資料  1140

2006年09月

ライフサイクルマネジメント支援センター 特任研究官
加藤絵万、岩波光保、山路徹、横田弘

本稿は、塩害を受けた桟橋上部工から切り出したRC 部材の劣化性状に関して種々の調査を行い、RC 構造物の性能評価における不確定性に関する資料を提供することを目的としてとりまとめたものである。特に、1) コンクリートの力学的性質およびコンクリート中の塩化物イオン...

既存施設の機能向上を考慮したライフサイクルシナリオ評価に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1139

2006年09月

ライフサイクルマネジメント支援センター 特任研究官
岩波光保、山内浩、加藤絵万、横田弘

 高度経済成長期に大量に整備された港湾施設では、老朽化による劣化・変状の発生が顕在化してきている。このような施設の安全性や機能を確保するためには、定常的な維持管理と適時適切な補修等の対策が不可欠である。このためには、対象となる既存施設に対して、複数のライフサイ...

高性能軽量コンクリートの構造性能と施工法に関する実験的検討

港湾空港技術研究所  資料  1138

2006年09月

ライフサイクルマネジメント支援センター 特任研究官
岩波光保、加藤絵万、横田弘

 港湾・海洋構造物を軽量化することで、施工の省力化が図られたり、地震時慣性力や基礎地盤への影響を低減できることから、コストの縮減が可能な場合がある。軽量化を図る手段の1 つに、軽量コンクリートの適用が考えられる。しかし、従来の軽量コンクリートは、その力学的特性...

沈埋トンネル継手に用いられるゴム材料の長期耐久性

港湾空港技術研究所  資料  1137

2006年09月

地盤・構造部 主任研究官
岩波光保、横田弘

 港湾における重要施設である沈埋トンネルの設計供用期間は、50~100年ときわめて長い。沈埋トンネル本体の構成材料であるコンクリートや鋼材の海水中における長期耐久性については、これまで精力的に研究が進められ、そのメカニズムや対策に関する基礎的かつ有用な知見が蓄...

港湾地域強震観測年報(2005)

港湾空港技術研究所  資料  1136

2006年09月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、菅野高弘

 1962年より実施されている港湾地域強震観測においては、2005年末現在、7414の強震記録が蓄積されるに至っている。このうち2005年には434の強震記録が得られている。強震計の台数としては、2005年末現在、111台の強震計60港に設置されており、設置状...

剛性が不連続な超大型浮体の波浪中弾性応答計算-剛性不連続部のモデル化に関する考察-

港湾空港技術研究所  資料  1135

2006年06月

地盤・構造部 海洋構造研究室
桃木勉、米山治男、平石哲也

 ここ数年、浮体式海上空港や防災基地、洋上風力発電など、超大型浮体構造の利用法について、さまざまな提案がされている。これに平行して超大型浮体の波浪中弾性応答問題についても、多くの研究が行われてきた。これらの研究の多くは局所的な剛性の変化は全体に比べると十分小さ...

東京湾口フェリーによる海洋環境の2003~2005 年の観測結果とその特性

港湾空港技術研究所  資料  1134

2006年06月

海洋・水工部 沿岸環境領域
鈴木高二朗、竹田晃

 東京湾口の海洋環境観測を行うため、2003 年2 月に東京湾フェリー株式会社所有“かなや丸”に流況を計測するADCP を、2003 年12 月に水質・気象を計測する装置を設置し、東京湾口の海洋環境観測を開始した。本資料では、設置開始から2005 年10 月ま...

海洋環境下の鉄筋コンクリート構造物に対する補修効果の定量評価手法の構築に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1133

2006年06月

ライフサイクルマネジメント支援センター 特任研究官
加藤絵万、堤知明l、岩波光保、山内浩、山路徹、横田弘

海洋環境下におけるRC 構造物のライフサイクルマネジメント技術の確立を目標として、補修を施した既存RC 構造物の補修効果の実態について調査を行った。その結果、表面被覆工法による補修効果はコンクリート中の塩化物イオン濃度分布を把握することにより一応の評価が可能で...

丸太組構法の壁交差部を含む二径間連続梁要素の曲げせん断載荷実験

港湾空港技術研究所  資料  1132

2006年06月

地盤・構造部 構造強度研究室
山田昌郎

 地球環境と国土保全の観点から、スギ、ヒノキ、カラマツ等の国産材の需要拡大が課題となっている。そこで本研究では、護岸の土留めなどへの丸太組構法の適用を想定し、部材要素レベルの力学特性を載荷実験により検討した。  実験ではノッチ(切り欠き)を組み合わせた交差部...

確率統計的手法による表法面コンクリート被覆構造物の変状遷移評価システム構築

港湾空港技術研究所  資料  1131

2006年06月

地盤・構造部 構造強度研究室
関根好幸、加藤絵万、横田弘、岩波光保

 社会基盤施設の整備において、要求性能の合理的かつ明確な設定および構造物の保有性能照査手法の確立が緊急に求められている。特に、供用中に進行する変状を信頼性設計に組み込むことによって、構造物のライフサイクルを考慮した性能照査技術の体系化が可能となる。本研究におい...

砂礫層内における長周期の水流動に関する現地観測

港湾空港技術研究所  資料  1130

2006年06月

海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也、奥野光洋、安藤興太

船舶の大型化により係留船舶が港内の長周期波と共振して、水平方向に大きく動き、荷役が中断される事故が最近、鹿島港、高知港などの外洋に面した大型港湾で増加している。港内の長周期波の一つとして、港内岸壁や護岸の一部を改良して、幅の広い砂礫層に長周期波を透過させ、反射...

数種類の骨材を用いた硫黄固化体の材料物性

港湾空港技術研究所  資料  1129

2006年06月

地盤・構造部 材料研究室
浜田秀則、堀井秀之、審良善和

 スラグや貝殻などの産業副産物を主としたリサイクル材料の港湾用途への研究が盛んに行われており、セメントコンクリートあるいは各種固化体の骨材等に適用されている。それら骨材をより多量に使用できることは望ましいが、スラグなどの骨材中には金属鉄が存在している場合があり...

セメント安定処理土の耐久性に関する室内試験

港湾空港技術研究所  資料  1128

2006年06月

地盤・構造部 地盤改良研究室
中村健、北詰昌樹

 わが国は、これまで地盤安定対策、沈下対策または液状化対策など種々の目的で深層混合処理工法に代表される数多くのセメントおよびセメント系固化材を用いた地盤改良技術が開発されてきている。近年、セメント安定処理土は優れた遮水性と強固な特性を生かして、建設廃棄物や産業...