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尼崎港に造成された人工干潟における順応的管理手法の適用性に関する研究
港湾空港技術研究所 資料 1127
2006年06月
海洋・水工部 沿岸環境領域
中村由行、村上晴通、細川真也
自然再生推進法の施行をうけて、今後沿岸域の環境修復を主目的とした事業を行う場合には、順応的管理手法を適用することが必要になると考えられる。しかし、人工干潟において順応的管理手法を実践した研究例はほとんど見あたらず、その手法に関する知見は乏しい。本研究は、尼崎...
遠隔操作型バックホウの入力装置に関する操作性評価
港湾空港技術研究所 資料 1126
2006年06月
施工・制御技術部 制御技術研究室
平林丈嗣、安田博之、白石哲也、加藤英夫
遠隔操作型水中バックホウを使用して効率的な施工を行うためには、インタフェイスの操作性が直感的かつ容易であること、そして身体的疲労の少ないことが望ましい。遠隔操作型水中バックホウを用いた実海域実験では相似形インタフェイスの操作における疲労が問題となった。そのた...
マイクロフォーカスX線CTスキャナの地盤工学への適用性の検討
港湾空港技術研究所 資料 1125
2006年06月
地盤・構造部 基礎工研究チーム
菊池喜昭、水谷崇亮、永留健、畠俊郎
近年、港湾・空港等の施設の整備コストやライフサイクルコストの縮減が強く求められている。そのような状勢下において、工事で使用する地盤材料についても、新しい人工地盤材料のみならず砂・粘土などの自然材料に至るまで、より適切で効率の良い使用方法を検討し、構造物の設計...
グリーンベルトによる津波力の軽減に関する水理的検討
港湾空港技術研究所 資料 1124
2006年06月
海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也、南靖彦、田中政典
2004年12月26日にスマトラ島沖で発生したマグニチュード9.0の地震によってインド洋沿岸に巨大津波が来襲し、未曾有の被害を与えた。被害後の調査によって、マングローブなどの海岸樹木林に防護された村落では被害が比較的小さかったことが報告されている。海岸の樹木帯...
鋼管杭の防食工法に関する現地試験(20年目の中間報告)
港湾空港技術研究所 資料 1123
2006年06月
地盤・構造部 材料研究室
宮田義一、阿部正美、浜田秀則、清水一夫、中野啓眞、芥川博昭
鋼管杭は海洋構造物の部材として広く用いられており、鋼管杭を防食するために、様々な防食工法が適用されている。茨城県神栖市にある波崎海洋研究施設砕波帯総合観測用桟橋の鋼管杭に、各種防食工法を適用して1984 年から開始した試験は、毎年現地試験を重ね2004 年度...
確率台風モデルの構築とそれを用いた高潮の出現確率分布の試算
港湾空港技術研究所 資料 1122
2006年06月
海洋・水工部 海洋水理・高潮研究室
河合弘泰、橋本典明
過去半世紀に日本列島周辺に来襲した台風の属性値(位置、中心気圧など)の出現確率分布や自己回帰式を求め、これらに基づいて台風属性値をモンテカルロ・シミュレーションで与える確率台風モデルを構築した。この確率台風モデルの再現性を確認するために、台風の通過頻度や平均中...
ハリケーン・カトリーナによる米国メキシコ湾岸の高潮災害の現地調査
港湾空港技術研究所 資料 1121
2006年06月
海洋・水工部 海洋水理・高潮研究室
河合弘泰、平石哲也
ハリケーン・カトリーナは2005年8月29日に米国ニューオーリンズ市付近に上陸し、メキシコ湾の沿岸に甚大な高潮・高波災害をもたらした。本研究では、その被災状況を現地で調査し、以下のことを明らかにした。 1.この災害はメキシコ湾の高潮・高波とポンチャートレン...
経験的サイト増幅・位相特性を考慮した強震動評価手法-内陸活断層地震および海溝型地震への適用性の検討-
港湾空港技術研究所 資料 1120
2006年06月
地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、菅野高弘
前報(野津・長尾、2005)では、全国の港湾やK-NETの強震記録に対してスペクトルインバージョン(岩田・入倉、1986)を適用し、強震観測地点におけるサイト増幅特性の算定を行った。本研究では、経験的サイト増幅・位相特性を考慮した強震動評価手法(古和田他、1...
波による海浜流の発達過程と構造物による流況影響範囲に関する数値的検討
港湾空港技術研究所 資料 1147
2006年03月
海洋・水工部 沿岸環境領域
中村聡志
近年、海岸防護や海岸環境、海岸利用の面から砂浜や干潟を保全し、あるいは、造成し、管理する必要が生じている。環境保全の効果を高めるとともに周辺への影響を少なくするためには、地形変化や水質に強い影響を及ぼす海浜流を的確に予測し、制御することが重要である。 本...
2005年宮城県沖の地震津波の観測結果
港湾空港技術研究所 資料 1119
2006年03月
海洋・水工部 海象情報研究チーム
永井紀彦、里見茂
2005年8月16日11:46に、海底に震源をもつ宮城県沖の地震が発生し、東北地方太平洋沿岸域で津波が観測された。本稿は、ナウファスおよび沿岸検潮所が捉えた津浪波形観測記録をとりまとめたものであり、1993年北海道南西沖地震津波、1994年北海道東方沖地震津...
全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2004)
港湾空港技術研究所 資料 1118
2006年03月
海洋・水工部 海象情報研究チーム
永井紀彦、里見茂
1970年以来、国土交通省(運輸省)港湾局では関係機関による相互協力の下に、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbourS)を構築し、日...
無処理木材および木粉プラスチック複合材の海洋環境での耐久性試験(その2)
港湾空港技術研究所 資料 1117
2006年03月
地盤・構造部 構造強度研究室
山田昌郎
海水循環水槽(干満帯、海水中)と海水シャワー場(飛沫帯)に2000 年6 月から暴露している無処理木材試験体(樹種:スギ(Cryptomeria japonica)、コウヤマキ(Sciadopitys verticillata)、クリ(Castanea cre...
港湾コンクリート構造物への電気化学的脱塩工法の適用性に関する基礎的検討
港湾空港技術研究所 資料 1116
2006年03月
地盤・構造部 材料研究室
浜田秀則、阿部正美
劣化が進行しているコンクリート構造物が増加している。これらの構造物の中には、極端な早期劣化を示す構造物もある。海洋環境に位置するコンクリート構造物の耐久性を低下させる最も大きな原因の一つが、内部鋼材の腐食であり、内部鋼材の腐食を引き起こす最も大きな原因が海水中...
防衝工の信頼性設計法における部分係数の提案
港湾空港技術研究所 資料 1115
2006年03月
地盤・構造部 海洋構造研究室
米山治男、高橋宏直、後藤文子
本研究では、現行の防衛工の設計法にレベル1信頼性設計法を導入するために、船種に対応した防衛工の性能照査式の部分係数について検討し、それらの標準値を提案することを目的とした。このとき、防衛工の設計に関する各パラメータ(船舶の質量(満載時の排水量)、船舶の接岸速度...