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25 件中 1〜20 件を表示

長周期波対策護岸の効果に関する模型実験と数値計算

港湾空港技術研究所  資料  1093

2004年12月

海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也

 周期数十秒~数分の長周期波が港内へ侵入すると、係留系との共振によって、大型船舶に振幅の大きいサージングやスウェイング動揺が引き起こされ、動揺が大きくなると、荷役作業が中断されたり、係留ロープが切断されることがある。このような長周期波による荷役障害対策として、...

コンクリート構造物のモニタリングへの光ファイバの適用に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  資料  1092

2004年12月

地盤・構造部 材料研究チーム
浜田秀則、山路徹

 社会基盤施設は、一般には50年以上にも及ぶ長期間の耐用年数を設定して建設がなされる。近年の我が国における高齢化社会への移行状況を考えた場合、既存の施設に対してさらに長期の耐用年数が要求されることも十分に予想される。しかし、あらゆる構造物は供用の開始とともに徐...

後浜地形変化におよぼす植物の影響に関する現地調査

港湾空港技術研究所  資料  1091

2004年12月

海洋・水工部 漂砂研究室
柳嶋慎一

 現地調査を行い、植生と地形変化との関係を調べた。その結果、植生がある後浜の地盤高は上昇するのに対し、広い範囲で植生が無くなった後浜の地盤高は低下した。植物が存在する後浜でも20m/s 以上の強風が長時間継続した時に、植物の根が露出し枯れ始め、スポット状の裸地...

時間発展型擬似段波モデルに基づく砕波計算法の適用性

港湾空港技術研究所  資料  1090

2004年12月

海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也、峯村浩治

ブシネスクモデルにおける砕波モデルとして、Hara and Hirayama et al.(2003)により、「時間発展型擬似段波モデル」が開発された。この砕波モデルは「非定常な砕波現象における単位時間あたりのエネルギー減衰量が、ある微小時間および微小空間にお...

信頼性解析に基づいた防衝工および係船柱の安全性評価に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1089

2004年12月

地盤・構造部 海洋構造研究室
米山治男、白石悟

 近年、構造物の設計体系が従来の仕様規定から性能規定へと大きく改変され、構造物の安全性照査法に限界状態設計法が全面的に取り入れられてきている。一方で、港湾の物流環境は大きく変化してきており、船舶の大型化に伴い係留施設の建設位置の大水深化、外洋化などバースの建設...

高炉水砕スラグの固結に及ぼすpH,Ca2+の影響と固結水砕スラグの設計強度設定手法の検討

港湾空港技術研究所  資料  1088

2004年09月

地盤・構造部 基礎工研究室
菊池喜昭、木村淳治、水谷崇亮、永留健

 本研究では、(1)水砕スラグの固結に対する間隙水の影響と(2)固結した水砕スラグの強度評価に関する検討を行った。  (1)については海水下で固化している現実を踏まえ、pH とCa2+ の存在の有無による固結の仕方の違いについて検討した。その結果、間隙水が海...

短繊維補強コンクリートの施工性に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1087

2004年09月

地盤・構造部 構造強度研究室
伊藤始、岩波光保、横田弘

 コンクリートは引張あるいはせん断荷重下では脆性的に破壊するため、一般には、鉄筋等の鋼材による補強が行われている。しかし、これら鋼材は線的にコンクリート中に配置されるため、ひび割れ分散効果等が十分ではない場合がある。このため、コンクリート中に鋼製あるいはプラス...

自沈式有孔管を用いたサンドバイパス工法の開発

港湾空港技術研究所  資料  1086

2004年09月

施工・制御技術部 流体技術研究室
野口仁志、藤田雄治

 我が国においては砂浜の侵食に苦慮する海岸が多く、砂浜の保全及び再生回復が課題となっている。そしてその対策の1つとしてサンドバイパス工法がある。従来の典型的なサンドバイパス工法の例としては、ショベルカーにより砂を集積しダンプカーにより輸送する方法である。この方...

台風による内湾の高潮のリアルタイム予測に関する基礎的検討

港湾空港技術研究所  資料  1085

2004年09月

海洋・水工部 主任研究官
河合弘泰、富田孝史

個々の港湾・海岸に発生する高潮をリアルタイムに予測することは海岸災害の低減に必要である。高潮予測にはまず、既往の台風の記録に基づく簡単な経験式で最大潮位偏差を求める方法がある。その一方で、数値計算モデルを計算する方法もあり、普及型のパソコンで1~2時間以内に計...

港湾地域強震観測年報(2003)

港湾空港技術研究所  資料  1084

2004年09月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、鈴木嘉秀、早田泰子、菅野高弘

 1962年より実施されている港湾地域強震観測においては、2003年末現在、6512の強震記録が蓄積されるに至っている。このうち2003年には394の強震記録が得られている。強震計の台数としては、2003年末現在、104台の強震計が60港に設置されており、設置...

石垣空港における窒素酸化物の排出および濃度分布ならびに低減対策に関する調査

港湾空港技術研究所  資料  1083

2004年06月

地盤・構造部 材料研究室
小牟禮 建一、浜田秀則

 本研究では、最終的には空港から排出される窒素酸化物濃度の低減を目指し、空港内における窒素酸化物濃度の現状を把握する目的で、第三種空港である石垣空港において、滑走路周辺、エプロン周辺、ならびに空港近辺での窒素酸化物濃度の実態調査を行った。さらに、光触媒技術の適...

平成15年(2003年)十勝沖地震津波による被害と津波の特性

港湾空港技術研究所  資料  1082

2004年06月

海洋・水工部 高潮津波研究室
富田孝史、河合弘泰、柿沼太郎

 2003年9月26日4時50分頃に発生した平成15年(2003年)十勝沖地震(マグニチュード8.0)によって引き起こされた津波が、北海道および東北地方の太平洋沿岸に来襲した、特に、北海道では津波による床上浸水の被害が発生している。しかし、港湾施設には津波によ...

CADMAS-SURFを用いた衝撃波力計算への適用性

港湾空港技術研究所  資料  1081

2004年06月

海洋・水工部 耐波研究室
有川太郎、下迫健一郎

 砕波や越波水塊による衝撃的な壁面作用力は、通常の波力に比べかなり大きな力を生じさせることがある。それらの力に対し経験的な実験公式が提案されているものの、実験効果のばらつきが大きいために、数値シミュレーションによる予測手法を確率することが望ましい。しかし、数値...

地震動の多点同時観測に基づく地盤の直ひずみの算定手法の検証

港湾空港技術研究所  資料  1080

2004年06月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、菅野高弘

 埋設パイプラインや沈埋トンネルなど線状埋設構造物の耐震性を議論する際には、地表に沿った二点間の相対変位、または、地盤のひずみを評価することが重要である。本研究では、水平成層に近い地盤を念頭におき、地表の一点での地震動が与えられているとの前提で、波動伝播効果に...

繰返し荷重を受けるRCはりの構造性能に及ぼす鉄筋腐食の影響

港湾空港技術研究所  資料  1079

2004年06月

地盤・構造部 構造強度研究室
加藤絵万、岩波光保、横田弘、中村晃史、伊藤始

 海洋環境下に構築される鉄筋コンクリート(RC)構造物において最も重大かつ重要な劣化原因は、コンクリート中の鉄筋腐食である。コンクリート中の鉄筋において腐食が開始すると、腐食生成物の膨張によりコンクリートにひび割れが生じ、やがてかぶりコンクリートの剥落や鉄筋の...

航空写真を用いた広域土砂収支図作成方法とその適用例

港湾空港技術研究所  資料  1078

2004年06月

海洋・水工部 漂砂研究室
栗山善昭

入手が比較的容易である航空写真を用いた広域土砂収支図作成方法を開発した。本方法では、解析領域をいくつかの小領域に分割し、各小領域間の沿岸漂砂量を底質の連続式を基に推定する。小領域の土量変化量は、それが航空写真から読み取った汀線変化量に比例すると仮定して推定し、...

超音波による重油エマルジョンの被洗浄特性

港湾空港技術研究所  資料  1077

2004年03月

施工・制御技術部 油濁対策研究室
佐藤栄治、吉江宗生、藤田勇

 1997年1月に発生したロシア船籍タンカー「ナホトカ号」の事故では積載していた大量のC重油が海上に流出し、日本海沿岸の各地に大規模な被害がもたされた。こうした船舶事故による流出油の回収作業で使用された油回収船の洗浄コストは莫大であり、低減が求められている。ま...

海上空港用地造成への管中混合固化処理工法の適用に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1076

2004年03月

海洋・水工部 海洋・水工部長
佐藤恒夫

中部国際空港は、3,500mの滑走路を擁し、国際線・国内線を合わせた2025年の計画対象旅客数2,000万人を見込む24時間離着陸可能な国際空港として、2005年3月開幕予定の「愛知万博」に合わせて開港出来るよう、名古屋市の南約35kmの愛知県常滑市沖合の伊勢...

フェリーによる東京湾口の流況計測

港湾空港技術研究所  資料  1075

2004年03月

海洋・水工部 主任研究官
鈴木高二朗、加藤英夫

 東京湾口での長期的な環境計測は、東京湾の流況や水質を管理していく上で重要であり、平成15年2月より湾口を横切るフェリーに環境測定装置(流況、水質、気象測定装置)を設置し、長期連続的な環境計測を開始した。今回のフェリーでの環境計測結果は東京湾の数値シミュレーシ...

熊本県白川河口干潟における土砂収支

港湾空港技術研究所  資料  1074

2004年03月

海洋・水工部 漂砂研究室
栗山善昭、橋本孝治

 干潟の地形変化はそこに生息する生物の分布に影響を与えることから、干潟の地形変化や底質移動に関する研究が精力的に行われている。しかしながら、今後の地形変化、ならびに、それに伴う生態系の変動を予測する上で重要となる干潟の土砂収支に関する研究は非常に少なく、その知...