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22 件中 1〜20 件を表示

水平成層構造の地震波動場を計算するプログラムの開発-周波数に虚部を含む離散化波数法の計算精度-

港湾空港技術研究所  資料  1037

2002年12月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚

離散化波数法は水平成層構造を対象とする強震動評価手法の一つである。離散化波数法では震源から放射される地震波を波数積分の形で表現するが、このとき媒質が非減衰であるならば、特定の波数に対して被積分関数の分母が0となってしまい、積分が精度良く計算できなくなる問題があ...

非線形不規則波浪を用いた数値計算の港湾設計への活用に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1036

2002年12月

海洋・水工部 波浪研究室
平山克也

本研究は、港湾設計や海岸保全などの実務において、ともに多用される波浪変形計算法と造波装置を用いた水理模型実験の現状を概説するとともに、その高精度化を目的として、修正ブシネスク方程式を基礎とする新たな波浪変形計算モデルの計算理論とその基本的な計算特性、および実海...

全国港湾海洋波浪観測30か年統計(NOWPHAS 1970-1999)

港湾空港技術研究所  資料  1035

2002年12月

海洋・水工部 海象情報研究室
永井紀彦

1970年以来。国土交通省〈運輸省)港湾局では関係機関による相互協力の下に、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HAbourS)を構築し、日本全...

風力エネルギー活用の観点から見た沿岸域洋上風の特性

港湾空港技術研究所  資料  1034

2002年12月

海洋・水工部 海象情報研究室
永井紀彦

沿岸域での風力発電立地を検討するための基礎資料とすることを目的として、全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス)によって収集された風況観測データをとりまめ、風力エネルギー密度、発電電力量を試算した。この結果、洋上における観測点と陸上における観測点における顕著な風力ポ...

孔あき鋼板ジベルを用いたハイブリッドケーソン合成版の基礎的力学性状

港湾空港技術研究所  資料  1033

2002年12月

地盤・構造部 構造強度研究室
永田淳、岩波光保、横田弘

近年、港湾における大型の重力式構造物に対する軽量化と施工の省力化に対する要求が高まっている。このような要求に対し、筆者らは孔あき鋼板をずれ止めに使用した新形式のハイブリッドケーソンを提案した。  本資料では、ハイブリッドケーソンを構成する孔あき鋼板リブを用い...

SEMおよびポロシメーターを利用した土の微視的構造の観察とその評価

港湾空港技術研究所  資料  1032

2002年12月

地盤・構造部 土質研究室
姜敏秀、渡部要一、土田孝

粘土の微視的構造に関する研究において、電子顕微鏡(SEM)による画像観察と水銀圧入型ポロシメーターによる間隙径の測定は、日常的に用いられる観察手法・試験の一つになりつつある。しかしながら、試料の準備、試験方法および実験条件、さらには、実験結果の分析方法などが基...

大変形追従型沈埋トンネル用新継手構造の開発

港湾空港技術研究所  資料  1031

2002年09月

地盤・構造部 構造強度研究室
横田弘、岩波光保、北山斉、嶋倉康夫

沈埋トンネルの函体に発生する断面力を低減するために、可撓性継手が用いられることがある。本稿では、従来型の可撓性継手よりも大変形に追従可能な新形式継手(クラウンシール式継手構造)の開発経緯、ならびに沈埋トンネル用継手としての適用性を検証するために行った模型実験お...

曲面外壁を有するハイブリッドケーソンの構造性能に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1030

2002年09月

地盤・構造部 構造強度研究室
横田弘、山田昌郎、岩田節雄、田中洋、松野進、祐保芳樹

鋼・コンクリートハイブリッド構造は、高強度、高じん性などの優れた力学性能を有している。そのため、これを用いた港湾用ケーソンは、高耐力化や軽量化が可能である。特に、この軽量性を活かして、基礎地盤への影響を軽減できることなどから、建設事例が近年増加しつつある。本研...

SCP改良地盤の動的応答特性に関する遠心模型実験

港湾空港技術研究所  資料  1029

2002年09月

地盤・構造部 地盤改良研究室
北詰昌樹、菅野高弘、河又洋介、西田直人、石丸一宏、中山義紀

サンドコンパクションパイル(SCP〉工法は、軟弱地盤の支持力増加・沈下抑制等を目的とした地盤改良工法であり、地盤の静的な安定機構に関する研究が精力的に実施されてきた。一方、地震時のSCP改良地盤の動的な特性に関しては、余り明らかにされていないのが現状である。そ...

バー型海岸における水理特性および地形特性

港湾空港技術研究所  資料  1028

2002年09月

海洋・水工部 漂砂研究室
栗山善昭

砕波帯は、そこでの波や流れが激しく底質移動や地形変化が大きいことから海岸管理上重要な空間となっているとともに、物質循環や生態系の観点からは海・陸の接合領域としての役割を果たしている。砕波帯では、しばしば沿岸砂州(バー)が形成される。沿岸砂州が形成されている海岸...

サクション基礎防波堤の耐波安定性に関する水理模型実験

港湾空港技術研究所  資料  1027

2002年09月

海洋・水工部 耐波研究室
下迫健一郎、中川将秀、黒田豊和、藤原隆一

サクション基礎を用いた防波堤は、通常の混成堤に比べて以下のような特長を有している。 1)マウンドが不要で堤体断面を小さくできる。 2)軟弱地盤であっても、地盤改良なしに設置が可能である。 3〉基礎が引き抜かれようとする力に対して発生するサクションカや、滑...

連続歩容を適用した6足歩行ロボットの不整地静歩行実験

港湾空港技術研究所  資料  1026

2002年06月

施工・制御技術部 制御技術研究室
田中敏成

 連続的に路面に接する車輪式やクローラ式などの走行型移動機構に対し、歩行機構は足の接地と離陸を繰り返すいわば離散的な移動機構である。エネルギ効率に優れる走行型移動機構に対し、歩行機構は往復運動を基本とすることから、エネルギ効率は比較的低く、高速移動には適してい...

沿岸域の廃棄物埋立地における地盤環境の評価と改善に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1025

2002年06月

地盤・構造部 土質研究室
土田孝、渡部要一、織田幸伸、今村聡、根岸昌範

港湾の重要な機能のひとつに廃棄物埋立護岸による各種廃棄物の受け入れがある。本論文は港湾の管理型廃棄物護岸における高規格止水構造および廃棄物処分場の環境情報の取得と環境リスクの評価手法についての一連の研究をまとめたものである。主要な結論は以下のようになる。 1...

地盤上に打設された軽量混合処理土の摩擦特性と捨石層への浸透特性に関する実験と考察

港湾空港技術研究所  資料  1024

2002年06月

地盤・構造部 土質研究室
土田孝、佐藤孝夫、箕作幸治、橋本文男

 熊本港において新技術実証試験制度を用いた実物大実験を実施し、軽量混合処理土と地盤の摩擦特性を調べた。またm捨石層への浸透特性について室内模型実験を実施して検討した。一連の実験の結果m以下のような結論が得られた。 1)打設底面の状況より、気泡混合処理土ブロッ...

地盤解析汎用プログラム(GeoFem)による支持力解析および斜面安定解析

港湾空港技術研究所  資料  1023

2002年06月

地盤・構造部 土質研究室
土田孝、水野健太

 港湾空港技術研究所によって開発された地盤解析汎用プログラム(GeoFem)は、地盤の変形解析のみならず地盤の安定解析にも対応したFEM解析プログラムである。一様地盤の支持力や比較的単純な斜面安定問題に対するGeoFemの適用性については既に開発者によってまと...

羽田空港の地震動特性に関する研究(第1報)表面波の特性

港湾空港技術研究所  資料  1022

2002年06月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、安中正、佐藤陽子、菅野高弘

 東京国際空港(羽田空港)では新A滑走路、スカイアーチ、新B滑走路および鉄道トンネルに地震計を設置して観測を行っており、当研究所は記録の収集・整理と解析を担当している。記録の解析を通じて、当該空港のみならず広く軟弱地盤上における空港施設整備において有用となる情...

ケーソン式岸壁に設けた弱層の免震効果

港湾空港技術研究所  資料  1021

2002年06月

地盤・構造部 主任研究官
森川嘉之、山﨑浩之、三藤正明、亀山和弘、小池二三勝

 本資料では弱層の免震効果について報告する。弱層とは、周辺地盤に比べて剛性の低い材料を地盤内に層状に設置したもので、地震時の水平加速度の低減及び長周期化を狙ったものである。この技術は建物などに用いられている免震技術を応用したもので、弱層によりマウンドおよびケー...

盤洲干潟における潮汐に伴う栄養塩収支に関する現地観測

港湾空港技術研究所  資料  1020

2002年06月

海洋・水工部 沿岸生態研究室
野村宗弘、小沼晋、桑江朝比呂、三好英一、中村由行

 干潟域の岸沖方向の時・空間的な水質変動に関する現地観測を2000年夏季に2日間にわたり東京湾盤洲干潟において実施し、潮汐サイクルに伴う直上水の水質変動の特性を明らかにした。  冠水時においてDO、pH、ON(有機態窒素〉およびOP(有機態リン)は、沖側で高...

港湾地域強震観測年報(2001)

港湾空港技術研究所  資料  1019

2002年06月

地盤・構造部 構造振動研究室
深澤清尊、佐藤陽子、野津厚、菅野高弘

 1962年より実施されている港湾地域強震観測においては、2001年12月31日現在、5978の強震記録が蓄積されるに至っている。このうち、2001年には214の強震記録が得られている。強震計の台数としては、2001年12月31日現在、97台の強震計が60港に...

港湾構造物の耐震性能照査型設計体系について

港湾空港技術研究所  資料  1018

2002年06月

特別研究官 防災担当
井合進、菅野高弘、野津厚、一井康二、佐藤 陽子、小濱英司、深澤清尊

 本資料では、1995年の阪神・淡路大震災を契機として進められてきた種々の耐震研究の成果を一連の耐震性能照査型設計法として体系的に整理集約するために基本となる設計体系を、試案の形でとりまとめたものである。既往の耐震設計では、設計地震力に対して安定を保つために必...