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既設アスファルト混合物のはく離抵抗性評価方法の検討

港湾空港技術研究所  資料  1315

2015年12月

構造研究領域 空港舗装研究チーム
河村 直哉、森川 嘉之、伊豆 太、坪川 将丈

 本研究は、はく離が生じた既設アスファルト混合物層の切削判断に資する、アスファルト混合物のはく離抵抗性評価方法を確立することを目的とした。本論では、ASTM D4867/D4868M-04のはく離促進方法(ASTM促進法)に基づくはく離抵抗性評価方法を検討した...

港湾鋼構造物の海底土中部の電気防食特性および土壌抵抗率を考慮した電気防食設計に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1314

2015年12月

構造研究領域 材料研究チーム
山路 徹、宇津野 伸二、与那嶺 一秀、審良 善和、小林 浩之、渡部 要一、吉田 倫夫、前薗 優一、川瀬 義行、松本 茂

 我が国における港湾鋼構造物には、海水中および海底土中部に対して電気防食が適用されている。しかしながら、海底土中部における流入電流量は調査が困難であるため、実態については十分把握されていない。このため、電気防食設計における防食電流密度は、鋼材の根入れ長に関係な...

マイクロフォーカスX線CTスキャナを用いた地盤工学への新たなアプローチ

港湾空港技術研究所  資料  1313

2015年12月

地盤研究領域 基礎工研究チーム
松村 聡、水谷 崇亮、篠永 龍毅

 近年の地盤工学分野におけるX線CTスキャナの利用は、単なる地盤内挙動の観察に留まらず、高度な画像解析手法の助けを借りて、精細な力学特性評価に役立てられつつある。不均質かつ多種多様な材料特性を有する地盤の挙動を精緻に予測するためには、微視的構造の理解が重要な場...

流出油のリアルタイム捕捉に向けた簡易漂流テレメトリブイの開発と応用

港湾空港技術研究所  資料  1312

2015年10月

新技術研究開発領域 油濁対策研究チーム
藤田 勇、松崎 義孝

 海上漂流油の捕捉技術として、スマートフォンを活用した海象情報のリアルタイム収集用の漂流ブイを開発した。開発したブイでは、GPSによる測位と風向風速を計測し、3Gあるいは4Gの携帯電話網を介してリアルタイムにデータを遠隔地に伝送することができる。実海域において...

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による港湾施設等被害報告

港湾空港技術研究所  資料  1291

2015年09月

研究主監
宮島正悟、小泉哲也、宮田正史、竹信正寛、坂田憲治、浅井茂樹、福田 功、栗山善昭、下迫健一郎、山﨑浩之、菅野高弘、富田孝史、野津 厚、山路 徹、鈴木高二朗、有川太郎、中川康之、佐々真志、森川嘉之、水谷崇亮、小濱英司、加島寛章、高橋英紀、大矢陽介、遠藤仁彦、原田卓三、青木伸之、佐瀬浩市、山本貴弘、早川哲也、林 誉命、西谷和人、白井正興

 2011年3月11日に発生した平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震において、震度6強以上の強い地震が広域において観測され、津波が東北および関東地方だけでなく、北海道、中部、近畿、四国、九州地方の日本の太平洋側のほぼ全域に到達した。この地震および津波に...

港湾地域地震観測におけるデータ伝送方法の改良-地震動情報即時伝達システムの開発-

港湾空港技術研究所  資料  1310

2015年09月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
若井 淳、野津 厚、菅野高弘、長坂 陽介

 本稿では,港湾地域強震観測のデータをより迅速に回収し,地方整備局等への地震動情報の提供 をより迅速に行うために新たに開発したシステム(地震動情報即時伝達システム)の紹介を行った. 開発したシステムは,現地の強震観測小屋に設置された周辺機器(小型PC,ルータ等...

超音波非接触式肉厚測定装置の計測精度向上と現地試験

港湾空港技術研究所  資料  1311

2015年09月

新技術研究開発領域 計測・システム研究チーム
白井 一洋、平林 丈嗣、松本 さゆり

 桟橋や岸壁等の港湾構造物は、耐用年数の間その機能を維持するようにメンテナンスが行われている。鋼管杭や鋼管矢板は、定期的に肉厚測定が行われ、メンテナンスのための検討資料として利用されている。現在行われている肉厚測定は、超音波厚み計を使用して、プローブ(超音波送...

港湾におけるブルーカーボン(CO₂ 吸収と炭素隔離)の計測手法のガイドライン

港湾空港技術研究所  資料  1309

2015年09月

沿岸環境研究領域 沿岸環境研究チーム
所 立樹、渡辺 謙太、田多 一史、桑江 朝比呂

 港湾環境事業において、CO₂や炭素を海洋中に隔離貯留する(ブルーカーボン)効果を新たな機能として導入することにより、便益の付与や社会的意義の向上が期待される。また、2020年以降の新たな国際的な法的枠組みのなかで、港湾や海岸事業に起因する当該生態系の炭素増減...

空港舗装直下地盤への格子状地盤改良工法の適用に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1308

2015年06月

地震防災研究領域 耐震構造研究チーム
大矢 陽介、小濱 英司、菅野 高弘、今井 政之、東中 邦夫、金田 一広、本多 剛

 空港舗装直下地盤を対象とした液状化対策は、多くの場合、供用中の施設に対して実施することになるため、様々な制約条件が課せられ、多数ある液状化対策工法のうち空港舗装直下地盤に適用可能な工法は限られている。例えば、細粒分が多い地盤を対象とする場合、既設構造物の近接...

桟橋RC上部工の鉄筋腐食モニタリングに関する一検討

港湾空港技術研究所  資料  1307

2015年06月

構造研究領域 構造研究チーム
加藤 絵万、山本 幸治、川端 雄一郎、岩波 光保

 港湾施設を構成するRC構造物の中でも、桟橋RC上部工は、塩害による劣化の進行が極めて速い。このため、鉄筋腐食の進行により、部材の保有性能が要求性能以下とならぬよう、適切に点検診断・評価・対策を実施することが必要とされている。しかし、上部工の定期点検診断では、...

波浪制御を目的とした前垂れ設置による桟橋上部工への塩分供給量低減効果に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1306

2015年06月

構造研究領域 構造研究チーム
山路 徹、下迫 健一郎、花岡 大伸、武田 将英、網野 貴彦、羽渕 貴士、津田 宗男

 港湾構造物の中でも桟橋上部工は、塩害による早期劣化が維持管理上の大きな問題になっている。また既往の研究では、桟橋上部工への塩分供給量は構造条件や波浪条件等によって大きく異なることが明らかとなっている。特に、桟橋上部工に「前垂れ」が存在する場合は、桟橋下面への...

全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2013)

港湾空港技術研究所  資料  1305

2015年03月

海洋情報研究領域 海象情報研究チーム
川口浩二、猪股 勉、関 克己、藤木 峻

 国土交通省(2000年12月以前は運輸省)港湾局は1970年以来、関係機関との相互協力の下、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbour...

埋設鋼管杭の変状計測システムの開発

港湾空港技術研究所  資料  1304

2015年03月

新技術研究開発領域 計測・システム研究チーム
松本さゆり、平林丈嗣、田中敏成、白井一洋、吉江宗生、水谷崇亮、片倉景義

 災害や経年変化等による埋設鋼管杭の変形は、構造物の耐力に影響を及ぼす可能性があるため、正確に取得することが重要である。既存の方法として、挿入式傾斜計(Borehole Inclinometer)により鋼管杭の傾斜を定期的にモニタする方法がある。これは施工時に...

桟橋上部工点検用ROV の提案と現場実証試験によるその運用支援機能の検証

港湾空港技術研究所  資料  1303

2015年03月

新技術研究開発領域 計測・システム研究チーム
田中敏成、加藤絵万、野上周嗣、平林丈嗣

 定期的な点検診断は港湾施設の維持管理において重要な役割を果たしている。桟橋のコンクリート上部工の一般定期点検診断においては,梁や床版底面の外観を潜水士や小型ボート等に乗船した調査者によって目視点検を実施している。しかし,その実施は波浪や潮汐等の海象状況や,船...

港湾地域強震観測年報(2013)

港湾空港技術研究所  資料  1302

2015年03月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚 、長坂陽介

 1962年より実施されている港湾地域強震観測により、2013年には2474の強震記録が得られた。強震計の台数としては、2013年末現在、137台の強震計が61港に設置されており、設置状況としては、72台が地表に、45台が地中に、20台が構造物上に設置されてい...

台風1330号にともなう高潮等によるフィリピンの港湾およびその周辺地域における被害調査報告

港湾空港技術研究所  資料  1301

2015年03月

海洋情報研究領域 海洋環境情報研究チーム
河合弘泰、 有川太郎、 淺井 正、 本多和彦、 藤木 峻、 関 克己

 2013年11月8日午前、台風1330号(アジア名:Haiyan、フィリピン名:Yolanda)は、フィリピンの中東部に位置するレイテ湾を中心気圧895hPaという歴史的にも猛烈な勢力を保って西進し、それに伴い発生した高潮は湾の北端に位置するタクロバンの街を...

海上流出油の移流及び拡散に関する数値計算法の開発

港湾空港技術研究所  資料  1300

2015年03月

海洋・水工部 海洋環境情報研究チーム
松崎義孝

 本研究では、油回収船の油回収操船支援を目的とした、海上に流出した油の漂流予測を行う油拡散粒子モデル、OIL-PARIを開発した。油拡散粒子モデルは海表面の油に関して、海表面の流れによる油の移流、油膜自身の特性による油拡散、油の乱流拡散を計算できる。本論文にお...

杭係留方式浮体の津波による被災メカニズムの検討

港湾空港技術研究所  資料  1299

2015年03月

海洋情報研究領域 上席研究官(高潮防災担当)
有川太郎、中野訓雄、城戸崎新、島田潔、三上隆、西和宏、塚原靖男

 東日本大震災の津波による港湾構造物の被害が甚大な中、宮城県では大きな損傷に至らなかった浮桟橋(浮体)も複数あり、震災直後も早期に使用できたことや、係留されていた船舶への被害拡大をおさえる働きもあることが調査結果から確認された。一方、これまで浮体について津波を...

鋼管杭による防波堤補強工法の津波越流時の安定性に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1298

2015年03月

海洋情報研究領域 上席研究官(耐波設計担当)
有川太郎、及川森、森安俊介、岡田克寛、田中隆太、水谷崇亮、菊池喜昭、八尋明彦、下迫健一郎

 東北地方太平洋沖地震における教訓から、防波堤には、設計外力を超過した外力が作用しても完全には倒壊せず、越流時でも粘り強く防護機能が確保される構造が求められている。  既存の重力式防波堤の粘り強い対策のひとつとして腹付工を用いた補強(以下、腹付方式)があるが、...

サンドウェーブ地形の発達予測計算モデルの開発

港湾空港技術研究所  資料  1297

2015年03月

沿岸環境研究領域 上席研究官(海浜変形解析担当)
中村聡志

 備讃瀬戸航路では、平成21年12月にその開発保全航路範囲が拡大され、維持管理の責任を負う面積は12倍に広がった。航路とその周辺では、多数存在するサンドウェーブ(波高数m波長数十m程度の連続した砂堆)によって、航路水深が局所的に浅くなることによる航行障害が生じ...