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18 件中 1〜18 件を表示

セメント固化処理土を原料土として再利用する場合の配合の検討

港湾空港技術研究所  資料  1264

2012年12月

地盤研究領域 土質研究チーム
渡部要一、田中政典

セメント固化された浚渫土は、解泥しても原料土であった浚渫土の性質には戻らない。しかし、施工時の打継ぎ部分等では削り取った固化処理土を原材料として使えたとしたら、輸送費や処理費をかけて処分場に処理するよりも経済的である。また、将来の土地利用形態の変化などによって...

不同沈下測定を目的とした車載型レーザースキャナ測量

港湾空港技術研究所  資料  1263

2012年12月

地盤研究領域 土質研究チーム
渡部要一、田中政典

滑走路や誘導路といった空港施設では、路面の勾配や角折れが規定を満足しなければならず、かつ、埋立地に立地する空港では標高情報は沈下量管理とも直結する重要な情報である。これらの計測は一般に水準測量(レベル測量)によって行われているが、一部の新しい空港施設ではGPS...

廃棄物海面処分場の遮水工施工時の品質管理・評価手法の提案

港湾空港技術研究所  資料  1262

2012年12月

地盤研究領域 土質研究チーム
渡部要一、井筒庸雄、溝上健、沖健、山田耕一、鵜飼亮行、辻匠、御手洗義夫、浅田英幸、永留健、田中良典、森晴夫

廃棄物海面処分場の鉛直遮水工は、廃棄物と海洋とを隔てる重要な機能を担っている。1998年の基準省令の改正により強化された遮水構造を実現するための個別の技術については、鉄鋼メーカー各社ならびに施工会社によるこれまでの研究・開発により、実現可能な技術レベルが達成さ...

平成23年東北地方太平洋沖地震による津波の遡上と地形および底質粒径の変化-波崎海洋研究施設における現地調査-

港湾空港技術研究所  資料  1261

2012年12月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
柳嶋慎一、中村聡志、伴野雅之

2011年3月11日14時46分に発生した平成23年東北地方太平洋沖地震による津波の遡上に関する現地調査を、茨城県の波崎海岸にある波崎海洋研究施設周辺において行い、開放的な砂浜海岸における津波遡上と地形変化および底質粒径変化に注目して、その特性を示した。最大津...

異なる解析手法による直杭式桟橋のレベル1地震時の応答特性の比較

港湾空港技術研究所  資料  1260

2012年12月

地震防災研究領域 耐震構造研究チーム
小濱英司、大久保陽介、楠健吾

直杭式横桟橋のレベル1地震動に対する性能照査は、桟橋の固有周期及び杭仮想固定点における加速度応答スペクトルを用いて照査用震度を算出し、算出された外力を用いて静的な骨組解析を実施することにより、杭に発生する応力照査を行う方法が港湾基準に例示されている。一方、杭と...

ハイブリッド重力式桟橋の開発および耐震性の検討

港湾空港技術研究所  資料  1259

2012年12月

地震防災研究領域 耐震構造研究チーム
小濱英司、菅野高弘、池野勝哉、原基久、吉田誠、三藤正明

近年、船舶によるコンテナ貨物やバルク貨物の海上輸送において、大量輸送による効率化を目的とした船舶の大型化が進みつつあり、それに対応した経済的な大水深の航路や岸壁等の港湾施設の整備が求められている。  そこで著者らは、経済的な大水深岸壁の整備を目指し、新しい岸...

透水性コラムを用いた海底地盤の安定化工法に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1258

2012年09月

特別研究官 特別研究官
山﨑浩之、後藤佑介、三浦均也、大塚夏彦、小浪岳治

海底地盤は、波浪作用時に有効応力が減少し、液状化が発生するなど、地盤の安定性が低下することが知られている。本研究は、波浪作用時の海底地盤の安定性を確保するために、透水性コラムを地盤内に敷設して対策する工法について検討したものである。  検討は、現地海底地盤に...

海溝型巨大地震による地震動の予測のための震源パラメターの経験式 -強震動パルスの生成に着目して-

港湾空港技術研究所  資料  1257

2012年09月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚、長尾毅

港湾構造物をはじめ多くの構造物にとって0.2-1Hzの周波数帯域における地震動の予測はたいへん重要である。東北地方太平洋沖地震の際、震源断層に比較的近い宮城県から茨城県にかけての多くの地点で観測された0.2-1Hzの帯域の速度波形は明瞭なパルスによって特徴付け...

波崎海岸における後浜の大規模な侵食

港湾空港技術研究所  資料  1256

2012年09月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
柳嶋慎一

2006年10月6日から8日に,日本列島を通過した低気圧による,高潮,高波浪によって鹿島灘においては,後浜にまでおよぶ大規模な海岸侵食が生じた。波崎海洋研究施設で得られた低気圧通過前後の地形データ,通過過程で撮影された映像を中心に,海岸侵食の詳細な機構を検討し...

油拡散を考慮した流出油の数値計算法の開発

港湾空港技術研究所  資料  1255

2012年09月

沿岸環境研究領域 混相流体研究チーム
松﨑義孝、藤田勇

本研究では海上に流出した油の漂流予測を行う、油拡散粒子モデルを開発した。油拡散粒子モデルは海表面の油に関して、油膜自身の特性による油拡散(Spreading)、流れの乱れによる渦拡散(Diffusion)、海表面流れによる移流を計算できる。油膜自身の特性による...

内湾河口周辺域における底質環境と底生生物群集の変動特性に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1254

2012年09月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
有路隆一

一般に、内湾河口周辺域は、河川からの淡水と湾内の海水が混じり合う環境にあり、さまざまな物理、化学、生物過程が相互に作用しあって成立している。また、潮汐、波浪などの外力を強く受ける場所であるとともに、出水イベント等の非定常な影響を直接受ける場であるため、環境変化...

もたれ式護岸の打継ぎ部における衝撃砕波圧による破壊・変形に関する大規模実験

港湾空港技術研究所  資料  1253

2012年06月

海洋研究領域 耐波研究チーム
鷲崎誠、有川太郎

2004年に来襲した台風18号の高波浪により、広島港海岸に整備されているもたれ式護岸の波返し部と本体部の打継ぎ部が破壊した被災が報告されている。被災時は、高波浪の発生に加え、高潮位と重なっていたこともあり、もたれ式護岸には、衝撃砕波圧が発生していた可能性が考え...

管理型海面廃棄物処分場に打設する基礎杭が底面遮水基盤に与える影響

港湾空港技術研究所  資料  1252

2012年06月

特別研究官 特別研究官
菊池喜昭、森脇武夫、勝見武、平尾隆行、蔦川徹、服部晃、岡本功一、山田耕一、佐々木広輝

管理型海面廃棄物処分場跡地の利活用はこれまでのところ低レベルにとどまっている。管理型海面処分場跡地を高度利用しようとすると、海面処分場の底面遮水基盤(粘性土地盤)を貫通するような杭の打設が必要となると考えられる。しかし、廃棄物層と遮水基盤を貫通するような杭の打...

釜石湾口防波堤の津波による被災メカニズムの検討 -水理特性を中心とした第一報-

港湾空港技術研究所  資料  1251

2012年03月

海洋研究領域 上席研究官(耐波設計担当)
有川太郎、佐藤昌治、下迫健一郎、富田孝史、辰巳大介、廉慶善、高橋研也

2011年3月11日に生じた東北地方太平洋沖地震津波によって多くの防波堤が被災したが、その大半は、津波越流時に破壊・変形したが、一方で、防波堤における津波越流時の安定性は、これまで研究されておらず、そのメカニズムは明らかではない。約半分のケーソンがマウンドから...

風杯式風速計の応答特性と線形補償

港湾空港技術研究所  資料  1250

2012年03月

沿岸環境研究領域 混相流体研究チーム
藤田勇、松﨑義孝、永井紀彦

 地球温暖化の観点から、化石燃料から自然再生エネルギーへの転換が叫ばれている。風力発電もその中の有力な候補として、実用化がはかられている。港湾空港技術研究所では2009年度に小型風車長期実証試験プラントを整備した。そこでは風車による発電性能及び、超音波式風速計...

GPS波浪計で捉えた東北~四国地方太平洋沿岸の沖合波浪特性

港湾空港技術研究所  資料  1249

2012年03月

海洋情報研究領域 上席研究官(高潮防災担当)
河合弘泰、佐藤真、川口浩二、関克己

GPS波浪計は、海岸線から10~20km、水深100~400mに係留されたブイの波浪・潮位による上下動をRTK-GPSで計測するものである。全国港湾海洋波浪情報網NOWPHASの新しい観測機器として東北~四国地方の太平洋沿岸には12基が運用されている。本研究で...

全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2010)

港湾空港技術研究所  資料  1248

2012年03月

海洋情報研究領域 海象情報研究チーム
川口浩二、佐藤真、関克己、河合弘泰

国土交通省(2000年12月以前は運輸省)港湾局は1970年以来、関係機関との相互協力の下、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbourS...

空港用地内における液状化被害予測のための物理探査事例

港湾空港技術研究所  資料  1247

2012年03月

特別研究官 特別研究官
菅野高弘、中澤博志、小濱英司

多様な施設が設置されている空港では、地盤が液状化した場合、様々な施設が機能しなくなることが懸念される。特に、地震後において平坦性かつ所定の支持力が要求される滑走路では、液状化による地盤変状に伴う不同沈下等の被害が予測されるが、被害が局所的であっても全面的に供用...