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31 件中 1〜20 件を表示

コンテナターミナルにおける二酸化炭素排出についての基礎的研究

港湾空港技術研究所  資料  1067

2003年12月

施工・制御技術部 制御技術研究室
酒井浩

 近年の経済社会におけるグローバル化とIT化は物流に対してスピード化とコスト削減を強く要求するとともに、国際分業をより一層進展させ、原材料から製品に至るまでの国際双方向輸送の拡大を促進している。そして、そのほとんどが港湾を通じた海上物流であることからコンテナタ...

地盤の調査方法が沿岸域に分布する土の物性評価に与える影響の研究

港湾空港技術研究所  資料  1068

2003年12月

地盤・構造部 土質研究室
田中政典

本論文は沿岸域におけるサンプリング技術を概観し、我が国のサンプリング技術が世界的に見てどのような位置にあるのか考察し、試料採取に伴う乱れの影響を受けにくい試験方法や原位置試験について検討を行っている。また、地盤のセメンテーションや年代効果など通常の有効応力の概...

木曽川及び長良川河口域における冬期の植物プランクトン変動機構の解析

港湾空港技術研究所  資料  1066

2003年12月

海洋・水工部 沿岸生態研究室
中村由行、栗木秀治

 内湾と河川の接点である河口部は海水と淡水が交わる場であり、潮汐や河川流量の影響を受け独特の流況や混合形態をとる事が知られている。また、塩分等の化学的な環境条件が急激に変化する場でもあり、これらの環境条件に適応した独特の生態系が形成されている。近年、我が国にお...

相似形入力装置を用いた遠隔操作型バックホウの操作効率

港湾空港技術研究所  資料  1065

2003年12月

施工・制御技術部 制御技術研究室
平林丈嗣、山本恭、酒井浩、秋園純一、内海真

 バックホウの操作装置は、標準操作方式である搭乗操作とリモコン操作装置があり、実際の施工や遠隔操作の試験施工が行われている。当研究所では、水中バックホウの遠隔操作装置として、相似形入力装置を用いたBilateral制御と触覚情報の視覚化による遠隔操作システムを...

二次元模型地盤における矢板壁の挙動

港湾空港技術研究所  資料  1064

2003年12月

地盤・構造部 基礎工研究室
菊池喜昭、水谷崇亮

 矢板壁のような二次元地中構造物では、土槽壁の影響の無い二次元地盤による実験が不可欠である。そこで、アルミニウム棒積層地盤による二次元地盤を用いて、実証実験事例の少ない控え式矢板壁と自立式矢板壁に関する実験を実施した。この実験は、L150cm×H50cm×D1...

軽量型網チェーン式ブロック移設装置の開発

港湾空港技術研究所  資料  1063

2003年12月

施工・制御技術部 流体技術研究室
野口仁志

 従来、港湾および海岸に設置されている消波ブロックの撤去は、作業員あるいは潜水士が、消波ブロックの隙間にワイヤーロープを通して吊り上げる方法が一般的であるが、不安定な作業であるため危険であり、繁雑であるため作業効率も十分ではない。  これまで人力を用いない移...

波群の変形による長周期の波と流れの発生および沿岸の長周期波に伴う浜への波の遡上を考慮した地形変化モデルの構築

港湾空港技術研究所  資料  1062

2003年09月

海洋・水工部 底質環境研究室
中村聡志

 近年、海岸防護や海岸環境、海岸利用の面から砂浜や干潟を保全しあるいは造成し、管理する必要が生じている。しかしながら、地形や構造物などによって生じるその場所に固有な波や流れによる底質移動の結果として動的に安定な形状を保っている砂浜や干潟の地形変化を予測する実用...

第三世代波浪推算モデルの内湾波浪推算への適用性-メソスケール気象モデルの導入-

港湾空港技術研究所  資料  1061

2003年09月

海洋・水工部 主任研究官
川口浩二、杉本彰、橋本典明

 近年、第三世代波浪推算モデルWAMを利用した外洋の波浪推算においては、その推算精度の高さが確認され、我が国においても幾つかの実施例が報告され始めている。しかしながら、実際の港湾・海岸の事業分野で必要とされ利用される沿岸域、とりわけ内湾の波浪推算においては、幾...

大規模可動式高潮防潮堤に関する基礎的研究-フラップゲートの水理特性と試設計-

港湾空港技術研究所  資料  1060

2003年09月

海洋・水工部 高潮津波研究室
富田孝史、下迫健一郎、山田昌郎、横田弘

 地球温暖化による海面水位の上昇が危惧されている。海面水位が上昇すれば、内湾沿岸域における高潮や高波による浸水の危険度が増大することは避けられない。本研究では、今後の海面水位上昇に対応できる新しい高潮防護対策として、港湾の入り口を高潮時に可動式高潮防潮堤によっ...

超音波を利用した水中座標計測技術の開発

港湾空港技術研究所  資料  1059

2003年09月

施工・制御技術部 主任研究官
白井一洋

 港湾工事の水中部施工は、施工の効率化、安全性の向上のため人力施工から機械化施工に移行しつつあり、近年、水中施工機械の遠隔操作やロボット化の研究が進められている。水中での測位技術は施工機械の施工精度に直接影響する重要な要素技術であるが、既存の水中測位技術は、広...

アーク形の矢板とトラスを有する二重矢板式護岸模型の遠心実験

港湾空港技術研究所  資料  1058

2003年09月

地盤・構造部 地盤改良研究室
北詰昌樹、石橋伸司、菊池喜昭、寺田昌弘、脇屋泰士、勝谷雅彦

 港湾護岸の構造形式において二重矢板構造形式は、矢板や鋼管等を二列に打ち込み、前面側矢板と後面側矢板をタイロッド等で連結して前面の矢板に作用する水圧や土庄などを後面側矢板と根入れ部前面の受動土庄によって支える構造である。構造物に作用する水圧・土庄に対して、構造...

バイラテラル制御に対応した遠隔操作型バックホウの開発

港湾空港技術研究所  資料  1057

2003年09月

施工・制御技術部 制御技術研究室
平林丈嗣、山本恭、酒井浩、秋園純一、内海真

 現在、水中バックホウを対象とした遠隔操作にBi-lateral制御及び触覚情報のフイードバックを取り入れることによる、濁水中での操作に対応した遠隔制御システムについて研究を行っている。本資料は遠隔制御システムの実験に用いる陸上実験機の製作に関するものである。...

係留索による長周期動揺低減システムの開発-模型実験および試設計-

港湾空港技術研究所  資料  1055

2003年09月

地盤・構造部 海洋構造研究室
米山治男、佐藤平和、白石悟

 長周期波の影響による係留船舶の荷役効率の低下は、主として係留船舶の前後方向の動揺成分であるサージが長周期的に増大することが原因であると言われている。この係留船舶のサージの長周期動揺は、港内の長周期の水位変動と船舶と係留索から構成される係留系の共振現象によって...

コンテナ船およびフェリーの荷役許容動揺量の検討

港湾空港技術研究所  資料  1055

2003年09月

地盤・構造部 海洋構造研究室
佐藤平和、白石悟、米山治男

 本研究では港内の静穏度の指標としての係留船舶の動揺に着目して論じる。係留船舶が荷役の許容動揺量を超えて動揺する場合には、荷役が中断または延期されることがある。したがって、港湾荷役の稼働率は荷役可能な船舶の動揺量に基づき、船種、船型、および荷役の方法にしたがっ...

港湾地域強震観測年報(2002)

港湾空港技術研究所  資料  1054

2003年06月

地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、佐藤陽子、深澤清尊、佐藤泰子、菅野高弘

 1962年より実施されている港湾地域強震観測においては2002年12月31日現在6118の強震記録が蓄積されるに至っている。このうち2002年には140の強震記録が得られている。強震計の台数としては、2002年12月31日現在、98台の強寮計が60港に設置さ...

コーン貫入試験による開端杭の先端閉塞状況の評価手法に関する実験

港湾空港技術研究所  資料  1053

2003年06月

地盤・構造部 基礎工研究室
水谷崇亮、菊池喜昭、田口博文

 港湾構造物にはしばしば大口径の鋼管杭が用いられる。鋼管杭は通常先端の開いた開端杭の形状をしているが、開端杭であっても、杭先端部の管内土がプラグとなって杭先端が閉塞し、閉端杭の場合と同様に先端支持力を発揮することが知られている。開端杭の先端支持力を評価するには...

港湾地域強震観測地点における地震動の卓越周期

港湾空港技術研究所  資料  1052

2003年06月

地盤・構造部 構造振動研究室
深澤清尊、野津厚、佐藤陽子、菅野高弘

 地震動の卓越周期には地点毎に特徴のあることが従来からよく知られている。構造物を建設しようとする場所で卓越しやすい地震動の周期があらかじめ把握できていれば、設計の段階で構造物の固有周期と地震動の卓越周期が一致しないように工夫することもでき、そのメリットは大きい...

海域における空気流を用いた底質浄化剤の散布施工方法に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1051

2003年06月

施工・制御技術部 流体技術研究室
野口仁志、野田巌、佐藤栄治、藤田勇

 海域における底質の浄化対策の1つとして、バクテリア(細菌)を付着させた浄化剤散布による方法がある。しかし、この方法は、池、養殖場等の狭い範囲に散布された施工実績しか見当たらず、底質浄化剤を広い海域に効率的、経済的に散布する工法については検討がほとんどなされて...

アルカリ骨材反応が発生したコンクリートに対する表面被覆の適用性に関する実験的検討

港湾空港技術研究所  資料  1050

2003年06月

地盤・構造部 材料研究室
浜田秀則、Tarek U.M.、山路徹、小牟禮建一

 アルカリ骨材反応(以後、本文においてはASRと称する)に関する問題は、我が国においても発生後既に30年程度が経過した。港湾構造物においても、約10数年前に実構造物における発生事例を報告した1)。その後、ASRの問題は港湾分野のみならずコンクリート工学分野全体...

斜め組杭式桟橋の破壊過程に関する実験および解析

港湾空港技術研究所  資料  1049

2003年06月

地盤・構造部 構造強度研究室
横田弘、岩波光保、築地健太朗、井上譲

本研究では、斜め組杭式桟橋が崩壊へ至るまでの破壊過程を把握することを目的として、斜め組杭式桟橋モデル試験体の正負交番載荷実験を実施した。斜め組杭式桟橋では、水平荷重に対して、まず斜め組杭の軸力で主に抵抗した。その後、引抜き杭が引抜き力に抵抗できなくなった時点で...