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25 件中 1〜20 件を表示

外貿貨物のコンテナ輸送の動向

港湾空港技術研究所  資料  0662

1989年12月

計画設計基準部 計画基準研究室
大野正人、夏海松子、加藤寛

 外貿コンテナ貨物の将来展望を行う際の基礎資料とするため、外貿コンテナ貨物の動向を輸出入別、品目別に整理した。その結果、(1)輸出・輸入貨物ともにコンテナ化はもうかなりの程度進行していること、(2)詳細な品目別のコンテナ輸送率をみるとコンテナに馴染む貨物と馴染...

水門・排水機場等の施設実態と維持管理

港湾空港技術研究所  資料  0661

1989年12月

計画設計基準部 設計基準研究室
佐々木義昭、南兼一郎、神田勝己

 海岸保全施設として、重要な施設である水門等(水門以外に樋門、閘門をいう。以下省略する)、陸閘、排水機場の維持管理は、まだ十分確立されていないため、各種基準等には余り記述されておらず、また、参考図書もほとんどないのが実情である。 このため、現地の実務担当者は他...

大口径鋼管杭に関する試験と解析

港湾空港技術研究所  資料  0660

1989年12月

土質部 基礎工研究室
高橋邦夫

 Y港において、詳細な地盤調査を含め、鋼管杭について総合的な試験を行なった。長さ49mで直径600mmの杭1本と直径1117.6mmの杭2本を中心にした打撃応力測定、鉛直載荷試験、引抜き試験、および水載荷試験である。杭には密にひずみ計が取付けてあり、各種の杭応...

離岸堤を備えた人工海浜の地形特性

港湾空港技術研究所  資料  0659

1989年09月

水工部 漂砂研究室
栗山善昭、加藤一正、入江功

 人工海浜設計の際の参考資料を得ることを目的として、自然条件の異なる5つの人工海浜の深浅図などを収集、解析し、離岸堤を備えた人工海浜の平面形状特性、断面形状特性を論じた。解析対象海岸は、太平洋に面している和歌山県の和歌山下津港片男波海岸、瀬戸内海に面している兵...

鋼・コンクリートハイブリッドはりの疲労特性

港湾空港技術研究所  資料  0658

1989年09月

構造部 構造強度研究室
横田弘、清宮理

 コンクリートと鋼板を形鋼を用いて合成させたハイブリッド部材の海洋環境下での疲労特性を調べるために、疲労試験を実施した。用いた試験体は、コンクリートの引張緑のみに鋼板を配置したはりが2種類と引張および圧縮両緑に鋼板を配置したはりが1種類の合計3種類18体である...

撹拌槽での水表面からの酸素溶解実験

港湾空港技術研究所  資料  0657

1989年06月

水工部 沿岸防災研究室
細川恭史、関根好幸、古川恵太、堀江毅

 直径35cmのホーローびき水槽を用い、表面付近に種々の撹乱を起こすことにより水表面からの酸素の溶解速度を測定した。撹乱は、回転子を底部で回転させて作り出した他、振とう子をゆっくり上下振とうさせて作り出すケースも実施した。水面下0.5cmの深さで、ホットフィル...

垂直管土砂輸送における空気混入の影響

港湾空港技術研究所  資料  0656

1989年06月

機械技術部 浚渫埋立研究室
岡山義邦、中島晋、鮎貝基和、鈴木誠

 スラリのパイプライン輸送に空気を利用する方法は、エアリフトをはじめとして古くから用いられてきた。近年、港湾工事においても軟質土の高濃度輸送が必要となり、閉塞防止、埋立地での気相-スラリ相分離の容易性などから空気を混入した工法が種々開発されてきている。 本研究...

ベーン試験とスランプ試験による軟らかい粘土の流動限界の検討-回転粘度計との比較-

港湾空港技術研究所  資料  0655

1989年06月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、江口秀二、鷹浜潤

 底泥の流動現象を考える上で重要である流動限界値(降伏値)について検討した。底泥の降伏値は現在回転粘度計によって求められている。しかし、より一般的かつ簡便な方法で降伏値を求めることが望まれていることから、ベーン試験、スランプ試験を選び実験を行った。底泥として、...

国内貨物流動における港湾貨物の特性(農水産品編)

港湾空港技術研究所  資料  0653

1989年06月

設計基準部 計画基準研究室
大野正人、夏海松子、金子彰

 港湾の物流機能が我が国の物流の中で占める位置や、港湾の物流と各産業との結び付きなどを明らかにするため、全国貨物純流動調査および陸上出入貨物調査のデータをもとにし、農水産品について我が国の中の貨物の流動特性を細かな品目毎に整理した。この結果、我が国の農水産品の...

船舶の主要寸法の統計解析

港湾空港技術研究所  資料  0652

1989年06月

計画設計基準部 システム研究室
阿式邦弘、根木貴史、村田利治

 港湾の施設の計画および設計において、施設を利用する船舶の諸元を設計条件として定めることが必要である。しかし、利用船舶は特定できない場合が多いので、施設を利用することが予想される船舶の集団の標準的な船舶寸法を統計処理により求めるのが一般的である。本資料では、「...

港湾における橋梁の劣化実態と塗装仕様の検討

港湾空港技術研究所  資料  0651

1989年06月

設計基準部 自動設計研究室
寺内潔

 港湾分野で架設される橋梁は、他の地域に架設されるものと比較して環境条件が非常に厳しく劣化の進行も早いと考えられる。しかしながら、それらについて今まで十分な追跡調査が実施されたことがない。 今後港湾で整備される橋梁も次第に規模が大きくなる傾向にあり、さらに、そ...

トラス式鋼製岸壁の振動性状

港湾空港技術研究所  資料  0650

1989年06月

構造部 構造振動研究室
稲富隆昌、豊田奉節、風間基樹、大塚幸治

 経済的で耐震的な岸壁を建設するには土圧の軽減と支持機構の工夫が必要である。本報告はこの二つを考慮して提案された斜杭を有するトラス式鋼製岸壁の動的特性を模型振動実験および動的解析で検討したものである。同岸壁の主な構造的特徴は以下のとおりである。 (a)土圧は岸...

港湾地域強震観測年報(1988)

港湾空港技術研究所  資料  0649

1989年06月

構造部 地盤震動研究室
倉田栄一、井合進

 港湾地域における強震観測は昭和37年より港湾技術研究所が中心となり、のちに示す港湾関係諸機関が協力して実施してきた。1988年12月現在、港湾地域強震観測網には84台の強震計が55港に設置されていた。このうち63台が地盤上、15台が構造物上に、6台が地中に設...

根入れ鋼板セル護岸の地震観測

港湾空港技術研究所  資料  0648

1989年06月

構造部 構造部長
野田節男、倉田栄一、飯田毅、武藤裕之、吉田洋二郎、荻野秀雄

 著者らは、根入れ鋼板セル式構造物に対する耐震設計法として、支持地盤をバネに置換しセルを剛体とみなす設計法を主として模型振動実験に基づき提案した。本研究の目的は、和歌山港に建設された実在の根入れ鋼板セル護岸において、1984年より実施してきた地震観測結果より当...

液状化対策としてのプラスチックドレーンの振動実験と解析

港湾空港技術研究所  資料  0647

1989年06月

構造部 地盤震動研究室
井合進、梶谷卓美

 液状化対策としての適用性の検討およびぞの設計法を開発することを目的として、プラスチックドレーンの模型振動実験と解析を行った。検討対象として取り上げたものは、プラスチックドレーンのうち代表的と考えられる円形と矩形断面の2種類のドレーンである。両ドレーンの断面積...

日本周辺における波パワーの特性と波力発電

港湾空港技術研究所  資料  0654

1989年03月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、安達崇

 波エネルギー変換装置を用いて波エネルギーを利用するとき、波エネルギーの平均量とその変動性を把握しておく必要がある、ここでは、波浪観測データに基づいて日本周辺の平均的な波エネルギーの量とその変動特性を検討した、ただし、正しくいえば波エネルギーではなく波エネルギ...

ふ頭特性に関する一考察-荷役時間規制を加味した待ち合せモデルの図表-

港湾空港技術研究所  資料  0646

1989年03月

機械技術部 主任研究官
山谷弘幸

 ふ頭整備の合理的な考え方であるコストミニマムの概念について述べ、それをもとに、ふ頭特性をつぎの4つに分類した。 1.取扱品目・取扱量 2.ふ頭荷役能力 3.サービス条件 4.船舶挙動 また一例として、供用中のばら物ふ頭のふ頭特性について調査分析を行った。 一...

変断面杭桟橋の応力算定手法について

港湾空港技術研究所  資料  0645

1989年03月

計画設計基準部 主任研究官
松井創、安間清

 本研究は、杭腐食の進行した桟橋の応力算定プログラムを開発し、桟橋杭の補修に係る検討に資することを目的として行ったものである。 本研究により得られた主要な結論は、以下の通りである。1)桟橋鋼管杭の、施設内の平面的な位置による腐食速度については、隣接する杭同士で...

ケーソン式混成防波堤構造諸元の統計的分析

港湾空港技術研究所  資料  0644

1989年03月

計画設計基準部 主任研究官
堀川洋、神田勝己、堀家正

 今日までに設計されてきた港湾構造物の例は過去の経験と技術的な知見の集積として見ることができる。したがって、構造物の各諸元を分析・整理することは過去の蓄積を今後に生かすために必要である。 本資料は昭和57年までに設計されたケーソン式混成防波堤のうち、設計基準研...

ヨツバネスピオの貧酸素耐性と内湾海底における夏期無生物域の発生条件

港湾空港技術研究所  資料  0643

1989年03月

水工部 沿岸防災研究室
細川恭史、堀江毅

 富栄養化した内湾湾奥では、夏期の成層の発達とともに、しばしば底層水の貧酸素化が見られる。酸素の欠乏により、海底面上の生息動物が死滅し、無生物域となる事がある。劣悪な条件下で卓越して生息する底生動物ヨツバネスピオ(A型)(Paraprionospio sp. ...