研究について

研究成果

外貿貨物のコンテナ輸送の動向

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0662 1989年12月
執筆者 大野正人、夏海松子、加藤寛
所属 計画設計基準部 計画基準研究室
要旨

 外貿コンテナ貨物の将来展望を行う際の基礎資料とするため、外貿コンテナ貨物の動向を輸出入別、品目別に整理した。その結果、(1)輸出・輸入貨物ともにコンテナ化はもうかなりの程度進行していること、(2)詳細な品目別のコンテナ輸送率をみるとコンテナに馴染む貨物と馴染み難い貨物が存在していること、(3)コンテナにならないライナー貨物は、近海、東南アジアなどの限られた航路で、しかも鉄鋼や軽工業品などの限られた品目の輸送に特化してきており、貨物量自体も横ばいまたは減少の傾向にあること、(4)近海、東西アジア航路のコンテナ貨物の増加が顕著で、コンテナ貨物善に占めるシェアも高まっていること、などを明らかにした。

全文 /PDF/no0662.pdf