研究について

研究成果

船舶の主要寸法の統計解析

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0652 1989年06月
執筆者 阿式邦弘、根木貴史、村田利治
所属 計画設計基準部 システム研究室
要旨

 港湾の施設の計画および設計において、施設を利用する船舶の諸元を設計条件として定めることが必要である。しかし、利用船舶は特定できない場合が多いので、施設を利用することが予想される船舶の集団の標準的な船舶寸法を統計処理により求めるのが一般的である。本資料では、「Lloyd's Register of Ships」および「日本船舶明細書」の最新のデータを用いて、船舶の主要寸法である全長、型幅、型深さおよび喫水の標準的な値を計算した。
 近年における船舶の専用船化の進行に従って、船舶の種類の区分は一般貨物船、石油タンカー、コンテナ専用船、撤積運搬船、ガス運搬船、旅客船およびカーフェリーとし、総トン数または重量トン数を説明変数とする回帰分析によって船舶の主要寸法を求めた。

全文 /PDF/no0652.pdf