研究について

研究成果

水門・排水機場等の施設実態と維持管理

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0661 1989年12月
執筆者 佐々木義昭、南兼一郎、神田勝己
所属 計画設計基準部 設計基準研究室
要旨

 海岸保全施設として、重要な施設である水門等(水門以外に樋門、閘門をいう。以下省略する)、陸閘、排水機場の維持管理は、まだ十分確立されていないため、各種基準等には余り記述されておらず、また、参考図書もほとんどないのが実情である。
 このため、現地の実務担当者は他機関の類似基準を参考にするか、場当り的に実施しているケースが多く、これらを統一した維持管理手法の確立が求められている。
 このような観点から、本稿のI部では昭和62年12月に実施した実態調査をもとに、全国の港湾海岸水門等、陸閘、排水機場の施設と維持管理実態に係る整理・検討を行い、II部ではこの結果をもとに、維持管理手法として必要な項目を整理し、検討・解析したその内容を試案としてまとめた。

全文 /PDF/no0661.pdf