検索結果
漂流木材の杭構造物への衝突実験
港湾空港技術研究所 資料 1170
2007年12月
海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也、春尾和人
東京湾奥に位置する羽田空港において、新たにD滑走路が建設されている。滑走路の一部は、鋼管杭で平板を支える桟橋構造で製作される。桟橋構造の部分は、隣接する河川からの出水時の流下を妨げないように、計画されたものである。一方、河川からの洪水が生じた場合には流木など...
局地気象モデルを用いた台風時の風場および波浪の推算
港湾空港技術研究所 資料 1169
2007年12月
海洋・水工部 海洋水理・高潮研究室
川口浩二、河合弘泰
気象庁から提供されている気象の客観解析値を入力気象場とし、台風ボーガスおよびデータ同化を考慮した局地気象モデルによる台風時の風場の推算を行った.ついで、得られた風場を基に第三世代波浪推算モデルによる波浪の推算を行った.その結果、これまで実務で用いられてきた経験...
海象計による流況観測データを用いた東京湾第二海堡における残差流の変動特性に関する解析
港湾空港技術研究所 資料 1168
2007年12月
海洋・水工部 沿岸環境領域
田中陽二、永井紀彦、鈴木高二朗、清水勝義
東京湾の第二海堡にはNOWPHASの一環として海象計が設置されており、0.5 秒間隔で3層の流速データが観測されている。その観測データを有効活用し、第二海堡周辺における流動特性を把握することが本研究の目的である。2006年4月から2007年3月までの流速デー...
地震動継続時間の違いによる砂地盤の液状化に関する振動台実験
港湾空港技術研究所 資料 1167
2007年12月
地盤・構造部 動土質研究室
金田一広、山﨑浩之、永野賢次
今後発生が懸念される東海・東南海地震のような海溝型巨大地震は、地震動の継続時間が長くなり、1 分を越えると予測されている。このような継続時間の長い地震動が現行の液状化判定にどのように影響するか検討が必要である。継続時間が長くなると地盤に衝撃を与える回数が増す...
産業副産物系骨材を使用した硫黄固化体の耐海水性に関する基礎的研究
港湾空港技術研究所 資料 1166
2007年12月
地盤・構造部 材料研究室
審良善和、堀井秀之、濱田秀則、山路徹
本研究は、スラグや貝殻などの産業副産物を主としたリサイクル材料の港湾への適用を目指して、硫黄に添加剤を加えて重合させた改質硫黄と石炭灰の混合物を結合材とし、産業副産物(製鋼スラグ、電気炉スラグ、ホタテ貝殻)を骨材として用いた硫黄固化体の耐海水性について検討を...
2005年福岡県西方沖の地震による港湾施設被害報告
港湾空港技術研究所 資料 1165
2007年09月
地盤・構造部 構造振動研究室
菅野高弘、野末康博、田中智宏、野津厚、小濱英司、Hemanta HAZARIKA、元野一生
2005年3月20日午前10時53分頃、福岡県西方沖を震源とする気象庁マグニチュード7.0の地震が発生した。本地震によって福岡県を中心にいくつかの地点で震度6弱を計測し全壊する住家が133棟に及ぶなど周辺地区に多くの被害が発生した。港湾施設は震源に近い博多港...
港湾地域強震観測年報(2006)
港湾空港技術研究所 資料 1164
2007年09月
地盤・構造部 構造振動研究室
野津厚、菅野高弘
1962年より実施されている港湾地域強震観測においては、2006年末現在、7690の強震記録が蓄積されるに至っている。このうち2006年には276の強震記録が得られている。強震計の台数としては、2006年末現在、113台の強震計が61港に設置されており、設置...
PVA短繊維補強コンクリートの耐衝撃性向上効果の検討
港湾空港技術研究所 資料 1163
2007年09月
地盤・構造部 主任研究官
岩波光保、白根勇二、横田弘、山田岳史、竹鼻直人
港湾構造物では、防波堤における衝撃砕波力のような衝撃力が繰り返し作用することによって損傷に至った事例が報告されている。そのため、港湾構造物に適用可能な耐衝撃性の向上方策を検討する必要がある。 本研究では、PVA短繊維補強コンクリートの適用性について調べる...
平成18年(2006年)千島列島の地震津波の観測結果
港湾空港技術研究所 資料 1162
2007年06月
海洋・水工部 海象情報研究室
清水勝義、佐々木誠、永井紀彦
本資料は、ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)が捉えた平成18年(2006年)千島列島の地震津波の観測沖合津波波形を、沿岸の港内検潮記録とともに、とりまとめたものである。本地震は、気象庁の発表によると、発生は日本時間11月15日20:14、地震の揺れから算定...
全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2005)
港湾空港技術研究所 資料 1161
2007年06月
海洋・水工部 海象情報研究チーム
清水勝義、佐々木誠、永井紀彦
1970年以来、国土交通省(2001年3月以前は運輸省)港湾局では関係機関による相互協力の下に、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbo...
2006年の台風等による高波の観測結果(NOWPHAS 2006特別号)
港湾空港技術研究所 資料 1160
2007年06月
海洋・水工部 海象情報研究室
清水勝義、佐々木誠、永井紀彦
1970年以来、国土交通省(2001年3月以前は運輸省)港湾局では関係機関による相互協力の下に、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbo...
ブシネスクモデル(NOWT-PARI)を用いた高精度港内静穏度解析法の提案
港湾空港技術研究所 資料 1159
2007年06月
海洋・水工部 波浪研究室
平山克也
港内水深が一定であることを仮定し、波の回折・反射変形を考慮して港内波高分布を算定する高山法に対し、複雑な海底地形をそのまま入力できるブシネスクモデルでは、港内で生じる屈折・浅水・砕波変形を考慮した港内波高分布を算定することができる。また、実海域への適用を可能...
空港島護岸の越波量低減法に関する模型実験
港湾空港技術研究所 資料 1158
2007年06月
海洋・水工部 波浪研究室
南靖彦、平石哲也
近年、台風の大型化および海上空港の沖合展開化に際し、海上空港では、高潮・高波による越波の影響で場周道路や護岸のり面の破壊および浸水被害が生じており、航空便の欠航による利用者への影響や電気室などの空港施設の機能障害などの経済的な損失を生じさせている。このように...
2006年ジャワ島津波の現地被害調査報告
港湾空港技術研究所 資料 1157
2007年06月
津波防災研究センター 特任研究官
辰己大介、藤間功司、Subandono Diposaptono、富田孝史、高橋重雄
2006年7月17日に発生したジャワ島津波は、インドネシア国ジャワ島を中心に600名以上の方が亡くなられる、大きな津波被害をもたらした。本資料は、津波発生直後に著者らが実施した現地被害調査の結果を基に、ジャワ島津波の全体像を把握し、今後の津波防災に資する情報...
直立浮上式防波堤の津波・風波に対する水理特性
港湾空港技術研究所 資料 1156
2007年06月
津波防災研究センター 特任研究官
有川太郎、中野史丈、野村逸人、下迫健一郎、宮島正悟、小林真、虎石龍彦、荒井清、木原一禎
2004年12月26日に発生したインド洋大津波で多くの人命、財産が失われたことは記憶に新しい。迫り来る海溝型巨大地震では地震動による直接的な構造物被害のみならず津波による被害が予想されている。また、地球温暖化の影響で海面水位の上昇・台風の巨大化が危惧されてお...
フラップ式構造物の波浪および津波に対する水理特性
港湾空港技術研究所 資料 1155
2007年06月
海洋・水工部 耐波研究室
下迫健一郎、清宮理、仲保京一、大久保寛、由井孝昌
津波・高潮対策の一つとして、常時は海底に格納し、必要なときに操作して設置する可動式の防御施設(フラップ式構造物)が提案されている。しかしながら、フラップ式構造物の浮上・沈降時における挙動や、津波時における水理特性等については不明な点も多い。したがって、フラッ...
海上空港FRPフェンスの破壊試験
港湾空港技術研究所 資料 1154
2007年06月
海洋・水工部 波浪研究室
春尾和人、平石哲也、田中克己、大波多昌志
海上空港では、海上からの侵入防止のため、フェンスの設置が義務づけられている。近年、地球温暖化による台風の大型化や高潮により、高波浪を受ける海上空港では、このフェンスがなぎ倒され、散乱する被害が頻繁に発生している。災害復旧の基本方針は原型復旧であり、従来のフェン...
鉄鋼スラグ水和固化体の空港舗装適用へ向けた基礎物性の検討
港湾空港技術研究所 資料 1153
2007年06月
地盤・構造部 材料研究室
高橋良輔、浜田秀則
鉄鋼スラグ水和固化体は高炉スラグ微粉末を結合材とし製鋼スラグを骨材とする材料である。強度特性が普通コンクリートと同等で、すり減り抵抗性が高いことから空港舗装への適用が期待される。既往の研究においてはその基本物性はコンクリートと同等とされているが、空港舗装にお...
繰返し衝撃荷重を受ける鉄筋コンクリートはりの破壊性状
港湾空港技術研究所 資料 1152
2007年06月
地盤・構造部 主任研究官
岩波光保、白根勇二、横田弘
港湾構造物では、巨大な衝撃荷重が繰り返し作用し、破壊に至った事例が報告されている。港湾構造物の衝撃荷重に対する現行設計では、時間的、空間的変動の大きい衝撃荷重を簡便な分布形状に置き換え、構造物の静的な耐力と比較して安全性を照査しており、衝撃荷重のばらつきや構...
弾性を有する浮体の運動と係留張力に関する多方向波実験
港湾空港技術研究所 資料 1151
2007年03月
海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也、奥野光洋、遠藤敏雄
建設工期が短い海上施設として大型の長大ポンツーンの設置が注目されており、メガフロートと呼ばれる小型海上空港の実証実験も実施されてきた。また、海上空港の拡張案の一試案として大型浮体式空港が検討される場合もあり、河口部における流れを阻害しない浮体形式として平板に...