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46 件中 1〜20 件を表示

距離減衰式から推定した地盤加速度と設計震度の関係

港湾空港技術研究所  資料  0893

1997年12月

構造部 地震防災研究室
野津厚、上部達生、佐藤幸博、篠澤巧

 本研究は、1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震による神戸港等の被害の甚大さに鑑み、港湾構造物の耐震設計の拠り所となっている地震動の距離減衰式、地震動の上下動成分の特性、加速度来たい値、深度と加速度の関係等について包括的な見直しを実施し、新しい地震外力...

1994年三陸はるか沖地震の港湾地域における強震記録

港湾空港技術研究所  資料  0892

1997年12月

構造部 構造振動研究室
佐藤幸博、一井康二、宮田正史、森田年一、井合進

1994年12月28日21時19分20秒、三陸地方の東方沖を震源とする気象庁マグニチュード7.5の地震が発生した。気象庁によって、この地震は「平成6年(1994年)三陸はるか沖地震」と命名された。本地震の震源位置は、北緯40度25.6分、東経143度44.9分...

鋼製円筒ケーソンの模型振動実験

港湾空港技術研究所  資料  0891

1997年12月

構造部 地震防災研究室
上部達生、中山種清、柳本泰伴、今井誠

護岸または岸壁として利用される鋼製円筒ケーソンの地震時に生ずる応力を明らかにするため、直径900mm、高さ1,100mm、板厚0.5mmの鋼板セル模型3体をアークで連結し、中詰砂を投入した護岸模型を作成し、振動台により水平加速度を与える模型実験を実施した。実験...

空港舗装下に埋設された大口径可撓性管の挙動と設計法の提案

港湾空港技術研究所  資料  0890

1997年12月

計画設計基準部 設計技術研究室
松渕知、横田弘、森満賢治、八谷好高、藤本憲久

空港における排水管などへ施工性の優位性などから強化プラスチック複合管(FRPM管)が使用されつつある。しかし、管径が2000mmを越えるような大口径管を空港舗装下に埋設した実績が無いことから、載荷走行試験などの現地実験により摘用性の確認を行った。同時に、管を埋...

兵庫県南部地震での第二摩耶大橋の被害状況と地震応答解析

港湾空港技術研究所  資料  0889

1997年12月

計画設計基準部 設計技術研究室
横田弘、清宮理、田中祐人、中島由貴、岡下勝彦

第二摩耶大橋は、兵庫県南部地震でコンクリート製の主橋脚に大きな被害が生じた。この破壊原因と破壊過程の推定を行うため、橋梁全体系の地震応答解析と主橋脚躯体の静的非線形FEM解析を実施した。解析結果と実際の破壊状況の対比により、主橋脚の斜めせん断破壊や段落し部での...

水深DBを活用した港外波浪変形計算・港内静穏度計算システムの開発

港湾空港技術研究所  資料  0888

1997年12月

情報センター プログラム開発室
田渕郁男、佐々木芳寛、佐藤友紀、平石哲也、永井紀彦

 コンテナ船のオーバーパナマックス化、石炭輸送船の大型化などにより、各地の港で新しい大水深岸壁が開発されている。新しい岸壁の静穏度の確保にどの程度防波堤の延長が必要かは、非常に重要な検討課題である。今まで、この検討には、港外波浪変形計算と港内静穏度計算を用いて...

建設発生土を活用した静的締固め杭工法に関する現地実験

港湾空港技術研究所  資料  0887

1997年12月

土質部 動土質研究室
山﨑浩之、高橋邦夫、善功企、田居繁、中里高密

 液状化対策工法として、静的に地盤を締固め、かつ、補給材として固化材を添加した建設発生土を用いる新しい工法の開発を行っている。本試料では、現地実験を行い、締固め効果、施工中の騒音・振動・地盤変位の調査結果について報告している。得られた主要な結論は以下の通りであ...

石炭灰および鉄鋼スラグの活用技術

港湾空港技術研究所  資料  0886

1997年12月

土質部 動土質研究室
高橋邦夫

 石炭灰や鉄鋼スラグなどの産業廃棄物は、大量に埋立処分されており、これ以上の処分に困難を生じてきている。一方、港湾工事においては、砂をはじめとする良質の天然材料が不足するようになっている。リサイクル法には、石炭灰や鉄鋼スラグを指定副産物として、特に有効利用を推...

空港アスファルト舗装の新しいタックコート材料の開発

港湾空港技術研究所  資料  0885

1997年12月

土質部 滑走路研究室
八谷好高、梅野修一、今井泰男、中村健、室園正徳

 タックコートがアスファルト舗装の表層と基層の間の付着力に及ぼす効果について室内試験により検討し、空港舗装を対象とした新しいタックコート材料を開発した。まず、航空機荷重が舗装表面に鉛直および水平方向に加わった場合に表・基層間に生ずる応力について解析した。次に、...

軽量混合処理土の水中打設時における材料分離抵抗性の評価

港湾空港技術研究所  資料  0884

1997年12月

土質部 土性研究室
土田孝、輪湖建雄、松下弘志、吉原正博

 浚渫粘性土を用いた気泡混合処理土の水中部への施工性について検討した。配合条件、打設流速、打設方法を変えて水中に打設し海水への影響と軽量土の材料特性を調べた結果、次のことが判った。 1)打設流速制御型の分離抵抗性試験によって、広範囲の含水状態における軽量土を...

港湾環境におけるニューラルネットワークの適用性に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  資料  0883

1997年12月

海洋水理部 水理研究室
三井正雄、橋本典明、中川康之

 ニューラルネットワークとは、人間が有する優れた情報処理能力を計算機中に模倣するために、脳における神経細胞の信号伝達系を人工的なモデルとして考案された情報処理手法である。ニューラルネットワークに関する一般的な特徴としては、対象とするデータが曖昧さを含んでいる場...

東京湾“ダイヤモンド・グレース”号流出油の浮遊・漂着状況の把握と水域への影響調査

港湾空港技術研究所  資料  0882

1997年12月

海洋環境部 環境評価研究室
鶴谷広一、細川恭史、日比野忠史、三好英一

平成9年7月2日10時5分に発生したダイヤモンド・グレースの座礁事故により、約1,550klの原油が流出した。油の回収は7月4日21時30分頃までにそのほとんどが終了した。流出油は油回収船や人力による汲み取りによる回収と油処理剤による処理(約170klの散布)...

ブロック式構造物への海洋生物の着生実験とその着生条件について

港湾空港技術研究所  資料  0881

1997年12月

海洋環境部 環境評価研究室
浅井正、小笹博昭、村上和

 大阪湾内に開港された関西国際空港の緩傾斜護岸に多くの海藻が着生し、その周りに多くの魚が蝟集しているとの報告があった。このように港湾構造物の設置によって海域に生物や魚類が多く生息するようになることは、その海域が生物・魚類にとって望ましい生態系になったことを意味...

付着生物群集の着生に及ぼす物理的環境条件の影響

港湾空港技術研究所  資料  0880

1997年12月

海洋環境部 環境評価研究室
浅井正、小笹博昭、村上和男

 近年、港湾構造物の建設にあたって、周辺の生態系への配慮が望まれるようになっている。しかし、建設される構造物の形式と周辺の生態系との関係についてはわからない点が多い。ここで、構造物の建設とは、生物にとって新しい物理的・化学的な環境条件が提供されることを示してい...

再生骨材を使用したコンクリートの材料特性に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  036-03-02

1997年09月

構造部 材料研究室
田中順、福手勤、濱田秀則、堂園昭人

 本研究においては、はじめに製造方法の違いが再生骨材の品質におよぼす影響を、各種骨材試験によって調査した。こうしてその物性が明らかになった再生骨材を比較検討し、再生骨材を使用したコンクリートの製造を行った。特に再生骨材を使用したコンクリートの物性に影響を及ぼす...

干潟実験施設における底生生物群集の動態

港湾空港技術研究所  資料  036-03-01

1997年09月

海洋環境部 海水浄化研究室
桑江朝比呂、細川恭史、古川恵太、三好英一、木部英治、江口菜穂子

 干潟実験施設を用いて物理的撹乱および海水交換が底生生物群集に与える影響を検討した。また、再現された干潟実験生態系における生物群集の遷移を経時的に検討した。  底生バクテリアおよび底生藻類の現存量は、流れによる撹乱を与えた水槽と比較し波による強い撹乱を与えた...

釧路沖地震による釧路港の経済被害と液状化対策の費用便益分析

港湾空港技術研究所  資料  0879

1997年09月

構造部 地震防災研究室
野津厚、上部達生、佐野透

 1993年1月15日に発生した釧路沖地震(M7.8)は釧路港をはじめ北海道東部太平洋沿岸の諸港に大きな被害をもたらした。  本研究では、関係機関へのヒアリングおよびアンケート調査により、地震が釧路港にもたらした経済被害の実態を調査した。また、この結果に基づ...

防舷材の劣化実態と機能評価について

港湾空港技術研究所  資料  0878

1997年09月

計画設計基準部 計画基準研究室
寺内潔、小泉哲也、山本修司、細川浩二

 防舷材の機能としては、船舶の接岸時及び係留時に船舶及び係留施設の損傷を防止するという重要な目的が課せられているが、一般的には附属設備として扱われている関係で設置後のメンテナンスが十分とはいえない状況にある。  本稿は、このような現状を踏まえ、利用数の最も多...

人の動的形態からみた水際部緑地の空間特性

港湾空港技術研究所  資料  0877

1997年09月

計画設計基準部 主任研究官
奥田薫、小林享、村田利治

 港湾緑地は、港湾におけるアメニティを実現するための基本的施設であるが、その空間デザイン(土地の形状や施設の形、配置等)は、必ずしも、水際部に位置するといった特性を充分活かしたものとなっていない場合がある。このため、本研究は、水際部の緑地においてビデオ撮影、現...

常時観測データにみる港湾の道路の交通特性

港湾空港技術研究所  資料  0876

1997年09月

計画設計基準部 主任研究官
奥田薫、村田利治、岡野秀男

 港湾の道路を利用する交通は、港湾取扱貨物等から発生する物流関連交通、企業活動等に伴い発生する産業関連交通、緑地や交流施設等により発生する生活関連交通などの混合交通である。ピーク特性の異なる交通を合成して計画交通量を算定する場合、年間交通量の単位で合計する方法...