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36 件中 1〜20 件を表示

浮体係留における粘性抵抗力および拘束条件の影響について

港湾空港技術研究所  資料  017-04-02

1978年12月

水工部 高潮津波研究室
小舟浩治

浮体の動揺および係留力に関連した問題としては、波浪中の係留船舶、浮防波堤、その他いわゆる浮遊式海洋構造物などが考えられる。これらの問題については、これまでに井島、伊藤、木原らにより線型理論により解析が行われている。しかし、構造物を実際に設計する際重要となる係留...

規則波理論による不規則波中の水粒子速度の算定

港湾空港技術研究所  資料  017-04-01

1978年12月

水工部 高潮津波研究室
小舟浩治

本研究は、規則波理論により不規則波中の水粒子を算定した場合の誤差について検討したものである。 実験は長さ104m、幅3.7m、水深3.35mの水路で行ない、水粒子速度はプロペラ式流速計およびホット・フィルム流速計により測定した。 水粒子速度の測定値および算定値...

防潮水門の計画・設計について

港湾空港技術研究所  資料  0310

1978年12月

設計基準部 主任研究官
伊藤隆夫、久保清志、中西修

防潮水門、排水機場の計画・設計については、各種の基準には多く記述されておらず、また参考となる図書も少ない。このため、防潮水門、排水機場の計画・設計についての指針の作成が求められている。 このような観点から、本論文のI部では、防潮水門の計画・設計について、検討す...

空港アスファルト舗装におけるグルービングの安定性に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0308

1978年12月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、福手勤、佐藤峰夫

 最近の航空機の大型化、高速化に対処して、離着陸時の安全性のより一層の確保のため、滑走路上にグルービングを設置することが多くなってきた。アスファルト舗装上のグルービングが所期の機能を長期にわたって持続するには、グルービングの安定性や耐久性が十分でなければならな...

海底パイプラインの耐震設計法の検討

港湾空港技術研究所  資料  0307

1978年12月

構造部 主任研究官
清宮理

海底パイプラインの耐震設計法には、質点系モデルによる動的応答計算法、石パ基準に示される変位法及びBARTトンネルや衣浦港海底トンネル等の耐震設計に用いられた別の変位法とがある。この3方法の耐震設計法を伊勢湾での海底パイプライン及び川崎港、衣浦港での仮想パイプラ...

高圧水ジェットによる珊瑚礁岩の掘削性について

港湾空港技術研究所  資料  017-03-02

1978年09月

機材部 作業船研究室
中島忠男,小岩苔生,岩崎峯夫,石塚浩次,東海林秀幸

圧力500kgf/cm2、流量900l/minの水馬力1000psという、他に類を見ない大馬力、かつ大流量の水ジェットを用いて、珊瑚礁岩の空気中掘削試験を実施した。珊瑚礁岩は外観からも認められるように多孔質、かつ不均質は岩石である。事実、シュミットハンマー反発...

港湾地域における土の工学的諸係数の相関性

港湾空港技術研究所  資料  017-03-01

1978年09月

土質部 土質調査研究室
小川富美子、松本一明

 日本の港湾地域にの建設工事では、沖積層の特性がしばしば構造物の挙動を支配する。港湾技術資料No.71では、沖積層の物理特性、コンシステンシー限界、圧密特性を統計的に処理して相互の相関を示した。 その後、土質試験法が改訂されたこと、そして土質調査で入手した信頼...

ポンプしゅんせつ船の運転条件と濁りの関係

港湾空港技術研究所  資料  0305

1978年09月

機材部 主任研究官
中園嘉治、浜田賢二、早乙女保二、宮崎照児、増田勝人、緒方康正、岡山義邦、河野茂

 ポンプしゅんせつ船の運転条件と濁りとの関係を現地調査によって、明らかにした。場所は苅田港松山地区で-10m泊地しゅんせつ工事に付随して調査を行った。対象船の出力はD.E.2,250P.S.である。 運転条件として、土厚とスイング速度を変化させ、濁りとの関係を...

移動する平行平板間の流れの成長

港湾空港技術研究所  資料  0304

1978年09月

機材部 主任研究官
東海林秀幸

 回転円板型ゴミ回収装置内に誘起する流れについて検討した。回転円板水中部を移動する平行平板と近似し、2次元常層流の境界層方程式を誘導し、反復型差分法を用いて数値解法を求めた。解法のチェックとしてチャンネルフローをとりあげ、Schlichtingの摂動解、Bod...

新しい波の回折計算法とスペクトルの最適分割数

港湾空港技術研究所  資料  0303

1978年09月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、横田慎二、河内隆秀

 港内の波高分布を調べるために、波の回折現象を数値モデルによって解析する方法が多く用いられている。今までに、規則波に対する二次回折計算プログラム、開口防波堤による不規則波の回折計算プログラムが開発されて、実際の実用に供しているが、それぞれいくつかの問題点があっ...

へどろしゅんせつにおける模型前面開口型吸込ヘッドの形状効果

港湾空港技術研究所  資料  0302

1978年09月

機材部 流体輸送研究室
浜田賢二、斎藤勝、八木得次、佐藤義博

 へどろの高濃度しゅんせつの観点から有望視されている前面開口型吸込ヘッドの模型4種を用いてしゅんせつ実験を行なった。その結果を要約すると以下のようになる。(1)前面開口型ヘッドを用いれば、見掛含でい率55~65%の高濃度しゅんせつを行うことができる。(2)たい...

さん橋上部工の配筋設計の自動化

港湾空港技術研究所  資料  0300

1978年09月

設計基準部 自動設計研究室
南兼一郎、山本修司、本浩司、塩沢俊彦

鋼ぐい式さん橋・横さん橋の上部工の配筋設計および配筋図の作成を電子計算機(当所TOSBAC5600/160)および、自動図化機を用いて自動化に行うシステムが完成したので報告する。本システムの特徴は、さん橋上部工をくいで弾性支持された格子げたと考えて、はりの断面...

軽量材の振動時挙動に関する実験

港湾空港技術研究所  資料  0299

1978年09月

構造部 振動研究室
荒井秀夫、北島昭一

 軽量材を裏込め材に使用することによって土圧を低減させる工法は、静的な実験によって常時においては有効であることが確認されているが、地震時においても有効であるかどうかについてのデータは全く得られていない。地震時の問題を解決するため第1段階として、振動台による実験...

有限要素法と最適分割法について

港湾空港技術研究所  資料  017-02-05

1978年06月

機材部 主任研究官
東海林秀幸

有限要素法による応力計算の精度は、変位関数と分割方法で決定される。高次の変位関数はすでに開発されており、その代表的なものはアイソパラメトリック要素である。一方、構造物の効果的な分割方法は、現在まで検討された機会があまりなく、適当な文献も発表されていない。経験的...

車止めの塗装の標準化について

港湾空港技術研究所  資料  017-02-04

1978年06月

設計基準部 主任研究官
伊藤隆夫,阿部正美,久保清志,石塚修次

 車止めの堅ろうで美しくかつ経済的な塗装系を検討するため、昭和47年4月に北九州港において素地調整、塗装系等を変えて塗装試験を実施した。試験実施後、5年6ケ月を経過した昭和52年10月に車止めの塗膜等の評価を行った結果、次のことがわかった。1.素地調整は塗膜の...

港湾地域強震観測地点資料(その4)

港湾空港技術研究所  資料  0298

1978年06月

構造部 耐震構造研究室
横山淑子、倉田栄一

 港湾地域における強震観測は、港湾技術研究所および港湾関係機関が協力して昭和37年から実施しており、昭和53年3月末現在、観測網は46港に69台の強震計で構成されている。 この資料は得られた地震記録の背景となる個々の観測地点における強震計の設置状況を説明するも...

矢板壁の模型振動実験-根入部前面が斜面の場合-

港湾空港技術研究所  資料  0297

1978年06月

構造部 振動研究室
荒井秀夫、斉藤節文

 矢板壁の根入部前面が斜面である場合の地震時における問題を調べるため、根入部の受働土圧によるタイロッド取付点の回りのモーメントが、平面と斜面のときほぼ等しい2種類の矢板壁模型について振動実験を実施し、その結果を比較した。模型は剛控え壁をもつ矢板壁である。実験結...

矢板壁の模型振動実験-控え壁が変位しうる場合-

港湾空港技術研究所  資料  0296

1978年06月

構造部 振動研究室
荒井秀夫

 矢板壁の地震時における最も重要な問題である控え壁の抵抗を調べるため、固定控え壁、剛控え壁および撓み性控え壁をもつ矢板壁模型の振動実験を実施した。3種類の模型壁の実験結果を比較すると、次の通りである。(1)模型は控え壁の形式に関係なく、壁本体とその近くの裏込砂...

大水深におけるボーリングおよびサンプリングの現状(第2報)-海底着座型,不攪乱試料自動採取装置について-

港湾空港技術研究所  資料  0295

1978年06月

土質部 土質調査研究室
松本一明、堀江宏保、小川富美子、小林茂雄

 近年、大水深港湾建設や海洋開発に対する需要の増大に伴い水面下20~50mの地点での大規模海洋構造物建設の必要性がましている。これを安全かつ経済的に実施するためには、地盤の工学的性質に関するより正確な情報が必要とされる。 しかし現在、そのような大水深下での土質...

ドラグヘッドの底面圧力分布について

港湾空港技術研究所  資料  0294

1978年06月

機材部 流体輸送研究室
佐藤義博、八木得次、斎藤勝

 本資料は、トレーリングタイプ・模型ドラグヘッドの基本的形状として、吸込管面積比を一定した円形、正方形、長方形及びカリフォルニア形の4種を選び、それらの停止時及び走行時における底面圧力分布から形状効果を比較検討したものである。 実験は、ポンプ吐出量、床盤との間...