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36 件中 1〜20 件を表示

東京港月島岸壁、尼ヶ崎港第一閘門および浜坂漁港内東防波堤における腐食調査

港湾空港技術研究所  資料  0229

1975年12月

構造部 主任研究官
善一章、阿部正美

東京港月島岸壁、尼崎港第一閘門、浜坂漁港内東防波堤の腐食調査を行なって、次の結果を得た。 1.東京港月島岸壁では平均干潮面直下の凸矢板平坦面に腐食が集中し凸矢 板の33%に穴があき、集中腐食速度は約1mm/yrであった。これは鋼矢板の腐食傾向(a)に該当する。...

光易型方向スペクトルによる不規則波の屈折・回折計算

港湾空港技術研究所  資料  0230

1975年12月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実、鈴木康正

 海の波のエネルギーの方向別分布を表わす方向関数について、光易が多数の観測結果をもとに新しい関数を提案した。これは、現在のところ最も信頼性の高いものであろうと思われる。ところが、光易の方向関数は海上10m風速U10をパラメーターに持っているために、そのままでは...

千葉港-10m岸壁鋼管杭における被覆材の防食効果

港湾空港技術研究所  資料  0225

1975年09月

構造部 材料施工研究室
阿部正美、善一章

実際条件下における被覆材の防食効果を明らかにするために、4種の塗料、3種の塗料とガラスまたはビニルクロスの覆装材を併用した被覆材を千葉港-10m岸壁鋼管杭に適用し、3.7年後に被覆材の調査をして次の結果を得た。 1)良質なタール・エポキシ系塗料のみを数百ミクロ...

ポンプ浚渫船の運転条件が浚渫能力及び濁りに及ぼす影響

港湾空港技術研究所  資料  0228

1975年09月

機材部 流体輸送研究室
八木得次、宮崎昭児、岡山義邦、是石昭夫、佐藤義博、斎藤勝、中園嘉治、増田勝人、河野茂、渋谷洋一、菊池和男、菊谷徹

ポンプ浚渫船の運転条件が浚渫船力及び濁りに及ぼす影響を調べた。 合泥率は土厚及びスイング速度の積に比例することが判った。 カッタまわりの濁りは、カッタによる掘削量及びポンプによる吸込量とから得られる残土率に関係し、残土率の増加とともに急激に増加する。さらに運転...

重力式岸壁の地震被災例集

港湾空港技術研究所  資料  0227

1975年09月


野田節男、上部達生

我国の港湾施設はこれまでに幾度か大地震に見舞われ、甚大な被害を蒙っている。地震学等の関連分野の進展に伴い、過去の被災例を再検討することは、港湾構造物の耐震設計法の改善に役立つものと考えられる。 このような観点に立ち、まず最初の試みとして、既応の地震被害報告の内...

ケーソン壁に作用する波力と応力計算

港湾空港技術研究所  資料  0224

1975年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、小舟浩治、大里睦男

混成防波堤ケーソン外壁の波力に対する設計法を検討するため、直立壁部材に作用する波力の特性に関する実験を行なうと共に、現地被災・無被災事例に対する応力計算を実施して、その結果をとりまとめた。 実験は、全長105m、全高2.5mの大型造波水路において、アクリル合成...

鋼板鉄筋コンクリートのひびわれ性状について

港湾空港技術研究所  資料  0226

1975年09月

構造部 材料施工研究室
関博、堀井義一

鋼殻方式で製作される沈埋函では、地震時に函体に作用する軸引張力を外殻鋼板と鉄筋によって負担させる設計方法によることが通例である。本文では、中央に鋼板を取り付けた供試体(幅40cm、高さ61.6cm、長さ4.0m)を製作し、鋼板に引張力を作用させて、軸引張力を受...

港湾再開発に関する調査(Ⅳ)-港湾再開発における計画作成手法と事業方式の検討-

港湾空港技術研究所  資料  0220

1975年06月

設計基準部 計画基準研究室
子彰、石渡友夫

 港湾再開発を行なう際の問題点を把握するため48年度調査にひきつづき横浜港新港ふ頭をケーススタディとして以下の項目の検討を行なった。 1.再開発対象区域の誤定 2.空間需要の把握 3.土地利用計画の検討 4.港湾再開発の事業方法の検討 以上をもとに 1.マスタ...

有限要素法による水平方向地盤反力係数の推定-特に2次元k値-

港湾空港技術研究所  資料  0219

1975年06月

設計基準部 設計基準課
三橋郁雄

自立矢板壁や軟弱地盤上の控えを有する矢板壁の設計は弾性梁法で解かれるのが最も合理的な解を与え、特に変位を重要な設計条件とする場合にはこの方法が最も有力である。しかしこの設計法は地盤反力をバネ系で与えるため、地盤反力係数K値がよく分かっていないと、現実にはつかえ...

水路系における船舶交通シミュレーションプログラム(その1)

港湾空港技術研究所  資料  0223

1975年06月

設計基準部 システム研究室
笹嶋博、奥山育英、早藤能伸、佐々木芳寛、佐々木典倫子

本資料は任意形状水路系のシミュレーションプログラムを作成した結果を示したものであり、第I編ではサブプログラムの内容とシミュレーションの実行の手順を示し、プログラム実行の手引きとしてまとめた。また、第II編では、本シミュレーションプログラムを作成するために導入し...

地盤の弾塑性を考慮した矢板壁設計プログラム

港湾空港技術研究所  資料  0218

1975年06月

設計基準部 設計基準課
三橋郁雄

P.W. Roweの提唱した矢板壁弾性梁法で、根入地盤を多くの層に分ける。各層の力学的挙動は弾塑性とし、ある変位Sまでは弾性的挙動(バネ定数K)を示すが、それを越えると反力が一定となる塑性的挙動を示すとする。このSとKの値は各層毎に異なえることができる。このよ...

投錨試験における錨の貫入量

港湾空港技術研究所  資料  0215

1975年06月

構造部 主任研究官
中山茂雄、清宮理

本文は、海底パイプラインの建設を実施するに当り、そのパイプラインの安全性の確保に関して、最も重要な埋設深さを決める過程において、埋設深さと密接な関係を持つ船舶の投錨時の錨の海底での貫入量について、過去に実施された試験結果を参考資料としてとりまとめたものである。...

汎用滞船シミュレーションプログラムの開発

港湾空港技術研究所  資料  0222

1975年06月

設計基準部 システム研究室
奥山育英、早藤能伸、笹嶋博、佐々木芳寛、佐々木典倫子

港湾計画に直接に利用すること、および今後の港湾計画の研究のための手段として利用すること、という二つの目的から、多くの要因を考慮した比較的汎用の滞船シミュレーションプログラムを開発した。 本資料はその内容の説明書であり、時刻に依存して到着率のかわる場合、何らかの...

模型ドラッグヘッド走行時における堀削用ジェットの効果

港湾空港技術研究所  資料  0217

1975年06月

機材部 流体輸送研究室
八木得次、是石昭夫、岡山義邦、佐藤義博、斎藤勝

 本資料は、水ジエットがドラッグヘッドの吸込性能に如何なる影響を及ぼすか模型実験を行ない、その結果を述べたものである。 模擬ベッドは比較的ルーズな細砂地盤とした。また、実験条件は、ポンプ流量0.165及び0.283m/min浚渫速度0.052、0.088及び0...

衣浦港海底トンネル地震応答観測および地震応答計算

港湾空港技術研究所  資料  0221

1975年06月


清宮理、中山茂雄、土田肇

沈埋工法によって建設された衣浦港海底トンネルでは、トンネルの保守管理および構造物の地震時の挙動を把握するため、加速度計、ひずみ計、鉄筋計および変位計を設置し、昭和48年8月のトンネルの供用開始と同時に地震応答観測を始めている。 昭和50年1月現在まで、7回の地...

ケーソン配筋設計の自動化

港湾空港技術研究所  資料  0216

1975年06月

設計基準部 設計基準課
笹田彰、近藤功一

設計基準部では、昭和45年度から港湾構造物の設計の自動化に関する研究を始めているが、本報告は一連の研究に関する第三報である。 本報告は、係船岸あるいは防波堤に使用されるケーソンの配筋設計自動化に関するものであり、基本設計で決定されるケーソンの形状及び設計条件を...

港湾計画における環境アセスメント手法

港湾空港技術研究所  資料  0214

1975年03月

設計基準部 計画基準研究室
稲村肇

港湾における環境保全の主題は埋立てといった工事による水質汚濁の拡散及び防波堤による海岸決潰といった直接的なものに限定されている。しかし、近年の港湾機能の多様化は港湾をめぐる環境に対して多くの要求をもたらした。それらは動物、植物、魚類といった生態系の問題であり、...

港湾貨物OD表の作成

港湾空港技術研究所  資料  0213

1975年03月

設計基準部 システム研究室
奥山育英、佐々木典倫子

都市と港湾の絡みあいをみるため、或いは、航路問題を扱う際に、航行船舶隻数の推定を行うため、地域間、港湾間での貨物の輸送量を求める必要が生ずるが、現状では、厖大な作業でそれを行っている。ここでは、システム設計のためのデータバンクの整備の一環として、「昭和47年港...

船舶挙動の解析用作図システム

港湾空港技術研究所  資料  0212

1975年03月

設計基準部 システム研究室
奥山育英、佐々木芳寛

水路系のシステム設計の一環として港型位置・船舶位置時系列データを与えたときに港型図・速力図・速度ベクトル図・陸上地点からの船舶最近接点距離テーブル等を求め自動的に作図・作表させ、現在開発中の航路シミュレーションの図化につなげるものであると同時に実現測データの解...

東海沿岸地域の大地震時における地盤加速度

港湾空港技術研究所  資料  0204

1975年03月

構造部 耐震構造研究室
上部達生、野田節男

東海沿岸地域における地震防災対策の基礎資料として、大地震時における各地点の地盤加速度をもとめた。近い将来発生するのではないかと心配されている遠州灘沖地震の安政地震と名古屋地方にもっとも大きな影響を与えた地震として濃尾地震の2つの大地震を想定した。以下明らかにな...