研究について

研究成果

投錨試験における錨の貫入量

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0215 1975年06月
執筆者 中山茂雄、清宮理
所属 構造部 主任研究官
要旨

本文は、海底パイプラインの建設を実施するに当り、そのパイプラインの安全性の確保に関して、最も重要な埋設深さを決める過程において、埋設深さと密接な関係を持つ船舶の投錨時の錨の海底での貫入量について、過去に実施された試験結果を参考資料としてとりまとめたものである。
 錨の貫入量については、錨の海底での接地速度の把握が必要であり、この海底設置速度の推定を簡単な方法によって行ない、海底パイプラインを設置する海域の条件に応じて、最小限度必要と思われる投錨に対して必要な埋設深さの算定を行なうと共に今後の錨の貫入量に関する実験の方法について若干の言及を行なった。

全文 /PDF/no0215.pdf