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21 件中 1〜20 件を表示

海洋環境における中流動コンクリートの長期耐久性に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1245

2011年12月

構造研究領域 材料研究チーム
山路徹、内藤英晴、羽渕貴士、末岡英二、清宮埋

近年の合成構造沈埋函の鋼殻内に充てんするコンクリートには、内部振動機による加振を間欠的に併用することで所要の充てん性と硬化品質を発揮できる、水セメント比40%程度でスランプフロー500mm程度の中流動コンクリート(鋼コンクリートサンドイッチ構造などの合成構造に...

緊急時における高い運用性を有する高粘度油回収システムの研究

港湾空港技術研究所  資料  1246

2011年12月

新技術研究開発領域 計測・システム研究チーム
吉江宗生

1997年1月に起きたナホトカ号重油流出事故は、最終的に被害額約360億円を計上した未曽有の規模の油濁事故となった。当時の油回収作業現場では、多くのボランティアによる作業が熱心に行われたが、エマルジョン化して粘度が高くなり、海岸のゴミを含んだ重油が使用機材に様...

東日本大震災で被災した港湾における地震動特性

港湾空港技術研究所  資料  1244

2011年12月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚、若井淳

大地震の発生により港湾施設が被害を受けた場合、被害原因の究明、復旧方針の策定を行う上で、港湾施設に作用した地震動を把握することは極めて重要である。東日本大震災で被災した港湾の中には、強震記録が得られている港湾も少なくないが、最近の知見によると、地震動はサイト特...

港湾地域強震観測年報(2010)

港湾空港技術研究所  資料  1243

2011年12月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚、若井淳

1962年より実施されている港湾地域強震観測においては、2010年末現在、9411の強震記録が蓄積されるに至っている。このうち2010年には296の強震記録が得られている。強震計の台数としては、2010年末現在、119台の強震計が61港に設置されており、設置状...

2011年東北地方太平洋沖地震の地震動に対しての地盤の液状化挙動に関する考察

港湾空港技術研究所  資料  1242

2011年12月

地盤研究領域 動土質研究チーム
山﨑浩之、後藤佑介

2011年東北地方太平洋沖地震での地震動は、継続時間が3分を超える非常に長いもので、過去にない地震動であった。本論文では、このような継続時間の長い地震動に対しての地盤の液状化現象について、現地で観測された地震動を用いて検討を行っている。  検討は、粒度・N値...

全国港湾海洋波浪観測長期データに基づく日本沿岸の季節別波浪特性の経年変化

港湾空港技術研究所  資料  1241

2011年12月

海洋情報研究領域 海象情報研究チーム
関克己、河合弘泰、佐藤真、川口浩二

 1970年以来、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS)により全国の沿岸で波浪観測が行われてきた。その40年間には、観測地点の水深やその周辺地形、観測機器、データ処理方法などに変化が生じた地点もある。そこで本研究では、NOWPHASのデータの質の長期的な変遷...

空港アスファルト舗装の路面温度に着目したわだち掘れ低減策の検討

港湾空港技術研究所  資料  1240

2011年09月

構造研究領域 空港舗装研究チーム
前川亮太、河村直哉、川名太

空港運用の安全性向上のためには、空港アスファルト舗装の耐久性向上が急務である。本研究は、空港アスファルト舗装の主たる損傷形態であるわだち掘れ現象を対象に、その低減策の構築を目的としている。  アスファルト舗装の一般的な性質として、温度が高くなると軟らかく(流...

メキシコ湾油流出事故現地調査報告

港湾空港技術研究所  資料  1239

2011年09月

特別研究官 特別研究官
白石哲也、藤田勇、松﨑義孝

2010年4月20日メキシコ湾において海底油田の掘削リグの爆発炎上事故が発生した。二日後、リグは海底に沈没したが、破損した油井からは、その後87日間に渡り原油の流出が続いた。この事故は流出規模が歴史的に見ても最大級であるとともに、海底油田からの流出である点で、...

現地観測に基づく透水層埋設による海浜安定化工法の適用性に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1238

2011年09月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
柳嶋慎一

透水層埋設による海浜安定化工法を、①高潮対策として嵩上げした海浜の砂の流出防止として虹ヶ浜海岸に適用したケース、②覆砂した砂の流失を防ぐために松崎海岸に適用したケースの2ケースにおいて、地下水位、地形の現地調査を行い、本工法の現地適用性、背後地環境に及ぼす影響...

底層酸素供給に対する堆積物からのリン溶出の応答

港湾空港技術研究所  資料  1237

2011年09月

沿岸環境研究領域 上席研究官(海域環境解析担当)
井上徹教、中村由行、清家泰、鮎川和泰、管原庄吾

 汽水湖沼の浚渫窪地内の堆積物を対象として、室内実験および数値計算により酸素供給停止前後のリン溶出の短期的変動について検討を行った。室内実験結果から、窒素曝気においては顕著なリンの溶出が見られたのに対し、空気曝気では明らかなリン溶出抑制効果がみられ、酸素曝気で...

海岸および港湾整備にかかる水中作業の無人化に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1236

2011年09月

新技術研究開発領域 計測・システム研究チーム
田中敏成

建設作業の多くは、自然環境下における作業であったり、作業対象そのものが自然物であったり、あるいは人工物であっても作業の進展によってそれらが変化してゆくことから、作業現場ではこれらに対応して多岐にわたる複雑な作業が要求される。これは作業条件の設定や作業の規格化が...

2010年ムンタワイ地震津波に関する現地被害調査

港湾空港技術研究所  資料  1235

2011年06月

アジア・太平洋沿岸防災研究センター アジア・太平洋沿岸防災研究センター
富田孝史、有川太郎、熊谷兼太郎、辰巳大介、廉慶善

2010年10月25日21時42分頃(現地時間)、スマトラ島南部の西方沖(南緯3.5°、東経100.1°)でマグニチュード7.7の地震が発生した。この地震は大きな津波を発生させ、震源近くにあるムンタワイ諸島の南パガイ島、北パガイ島およびシポラ島に大きな被害を及...

沿岸域中型風車の開発・検証と港湾や漁港における自己利用型風力エネルギーの活用に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1234

2011年06月

研究主監
永井紀彦、白石悟、鈴木高二朗、田中陽二、牛山泉、西沢良史、細見雅生、小川路加

本資料は、2005年度から2007年度までの3か年にわたって、港湾空港技術研究所、足利工業大学および駒井鉄工㈱(㈱駒井ハルテックの前身会社)の3者共同研究を発展させ、2008年度から2010年度までの3か年にわたって北海道工業大学を加えて実施した4者共同研究の...

スラグ細骨材を大量混合したコンクリートの各種特性

港湾空港技術研究所  資料  1233

2011年06月

地盤・構造部 構造研究チーム
川端雄一郎、岩波光保、加藤絵万

産業副産物として排出されるスラグ細骨材の有効利用が不可欠となっている。既往の研究の多くでは、スラグ細骨材を用いたコンクリートの品質が普通コンクリートと同等となるよう混合率を制限したり粉体量を増加するといった方策が取られてきた。これらの方策は有用ではあるものの、...

海洋に位置するコンクリート構造物の耐久性能照査手法に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1232

2011年06月

地盤・構造部 材料研究チーム
山路徹

海洋に位置するコンクリート構造物のうち、港湾コンクリート構造物の設計手法は性能照査型に移行することとなった(2007.4に移行)。性能の経時変化に対する照査を行う際に3つのパラメータ(腐食発生限界塩化物イオン濃度Clim、表面塩化物イオン濃度C0、塩化物イオン...

2011年東日本大震災による港湾・海岸・空港の地震・津波被害に関する調査速報

港湾空港技術研究所  資料  1231

2011年04月

アジア・太平洋沿岸防災研究センター アジア・太平洋沿岸防災研究センター
高橋重雄、戸田和彦、菊池喜昭、菅野高弘、栗山善昭、山﨑浩之、長尾毅、下迫健一郎、根木貴史、菅野甚活、富田孝史、河合弘泰、中川康之、野津厚、岡本修、鈴木高二朗、森川嘉之、有川太郎、岩波光保、水谷崇亮、小濱英司、山路徹、熊谷兼太郎、辰巳大介、鷲崎誠、泉山拓也、関克己、廉慶善、竹信正寛、加島寬章、伴野雅之、福永勇介、作中淳一郎、渡邉祐二

2011年3月11日14時46分、太平洋三陸沖を震源としたM9.0の海溝型巨大地震が発生し、東日本を中心に甚大な地震と津波の被害をもたらした。被害は特に岩手県・宮城県・福島県で甚大であるが、その周辺の北海道・青森県、茨城県・千葉県などでも大きな被害が出ている。...

重防食被覆を適用したハット形鋼矢板の耐久性に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  資料  1230

2011年03月

地盤・構造部 材料研究チーム
審良善和、山路徹、岩波光保、原田典佳、吉崎信樹、村瀬正次、斎藤勲、上村隆之、北村卓也

ハット形鋼矢板は、経済性、施工性、構造信頼性の向上を目的に近年開発された鋼矢板であるが、港湾鋼構造物に適用する際には、適用できる防食対策を確立させる必要がある。そこで、本研究においては、ハット形鋼矢板に重防食被覆工法を適用した場合の鋼材の防食および被覆防食の耐...

捨石傾斜堤におけるエネルギー損失量に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  資料  1229

2011年03月

海洋・水工部 海象情報研究チーム
関克己、有川太郎、水谷雅裕、平山克也

捨石傾斜堤は、入射波が構造物内を通過する際にエネルギーを減衰させることにより沿岸域を防御する構造物である。さらに海水交換が可能な構造物であり、水質改善の面からもメリットのある構造物である。傾斜堤に関する実験は古くからなされてきており、近年では今まで適用が困難で...

2010年チリ地震津波の波源推定と数値計算

港湾空港技術研究所  資料  1228

2011年03月

アジア・太平洋沿岸防災研究センター アジア・太平洋沿岸防災研究センター
辰巳大介、富田孝史

 本研究は、インバージョン手法を用いて2010年チリ地震津波の津波波源を推定することを目的とする。インバージョン手法には、GPS波浪計、DARTブイ、チリ沿岸の検潮所における津波観測波形を入力した。本研究で明らかにされたことは、次の2点である。 1)地震波の...

防波堤基礎地盤の地震時変形特性に関する1g場模型振動実験と有効応力解析

港湾空港技術研究所  資料  1227

2011年03月

地盤・構造部 耐震構造研究チーム
大矢陽介、竹信正寛、菅野高弘、小濱英司

 防波堤基礎地盤が軟弱粘土層で地盤改良として床堀・置換工法が用いられている場合、地震時に置換土の軟化、支持力の低下によって防波堤は大きく沈下すると予想されている。それゆえ、性能設計ではこの沈下量を予測し、地震後に津波や高潮から沿岸地域を防護するのに必要な天端高...