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36 件中 1〜20 件を表示

平成12年(2000年)鳥取県西部地震による港湾施設等の被害報告

港湾空港技術研究所  資料  1015

2001年12月

特別研究官 防災担当
井合進、菅野高弘、山﨑浩之、長尾毅、野津厚、一井康二、森川嘉之、小濱英司、西守男雄、佐藤陽子、田中剛、海老原健介、大村武史、大槙正紀

 2000年10月6日に、鳥取県西部(北緯35度16.5分、東経133度20.9分)を震源とする気象庁マグニチュード7.3の地震が発生した。この地震により鳥取県西部沿岸の各港で被害が発生し、その港湾施設被災額は約43億円に達した。港湾関係諸機関は協力して地震被...

ナローマルチビーム測量の現況と課題

港湾空港技術研究所  資料  1014

2001年12月

施工・制御技術部 計測技術研究室
田渕郁男

近年、浅海の海底地形の測量については、ナローマルチビーム測量をはじめ、測量関連技術の飛躍的な発展が見られた。このため1998年にIHO(国際水路会議)は、水路測量の国際精度基準第4版をまとめ、関係部局はこれへの対応が求められている。我が国でも港湾・空港の工事に...

リーフ地形内における超大型浮体の波浪中応答特性-孤立リーフモデルと海浜リーフモデルにおける水理模型実験-

港湾空港技術研究所  資料  1013

2001年12月

地盤・構造部 海洋構造研究室
原崎恵太郎、白石悟、飯島一博、米山治男、平石哲也

超大型浮体は、埋立て工法に対して、工期が短い・環境への負荷が少ない・地震に強いといった特長を持ち、次世代の社会的インフラ施設として注目されている。既に開発されている超大型浮体は、比較的静穏な海域にポンツーン型浮体を浮かべるコンセプトであるが、より海象条件の厳し...

太平洋に面した港湾における長周期波の特性とスペクトル形状に関する分析事例

港湾空港技術研究所  資料  1012

2001年09月

地盤・構造部 海洋構造研究室
白石悟、永井紀彦、笹健児、久保雅義

外洋に面した港湾において、長周期波の特性を詳細に把握することは、船舶の係留限界を把握する上で大変重要である。これまでも長周期波に関する多くの研究が実施されているが、主として波高に関して議論されており、長周期波の周期特性を明確にした研究事例はほとんど見られない。...

船舶の係留限界の観点から見た台風経路と波浪の関係について

港湾空港技術研究所  資料  1011

2001年09月

地盤・構造部 海洋構造研究室
白石悟、永井紀彦、笹健児、久保雅義

外洋に面した海域の港湾において、係留船舶の動揺に起因した係留障害は港湾運用の観点から非常に深刻な問題である。このような背景より、係留船舶の長周期動揺に対する係留対策がいくつか提案されているが、これらが現場で実用化されている港湾はほとんどないのが実情である。これ...

自然・人工干潟の地形および地盤に関する現地調査-前浜干潟の耐波安定性に関する検討-

港湾空港技術研究所  資料  1010

2001年09月

海洋・水工部 耐波研究室
姜閏求、高橋重雄、奥平敦彦、黒田豊和

 近年、干潟の優れた環境機能が認識されるにつれて、人工干潟の造成は今後ますます増えると予想される。ただし、これまでの干潟に関する研究は生物・水質関連のものが主であり、その地盤の安定性に関する研究は数少なく、人工干潟の設計法はまだ十分確立されるには至っていないの...

超音波ホログラフィーによる水中視認技術の開発

港湾空港技術研究所  資料  1009

2001年09月

施工・制御技術部 主任研究官
白井一洋、吉江宗生、佐藤栄治

港湾や海上空港建設の水中部工事においては、施工管理や品質管理は潜水士による直接計測や直接視認あるいは光学式水中テレビカメラによる視認や超音波による計測技術を使用して行われている。これら作業の効率精度等の一層の向上のため、濁水中での視認技術の開発が期待されている...

海洋環境下にあるプレテンション方式PC構造物への電気防食の適用に関する研究-暴露10年結果報告-

港湾空港技術研究所  資料  1008

2001年09月

地盤・構造部 材料研究室
青山敏幸、阿部正美、浜田秀則、福手勤、関博、井川一弘

本研究は、海洋環境下におけるPC構造物への電気防食適用性を検討するため、あらかじめコンクリートに塩化物イオンを9kg/m3混入し、海水散布環境下に10年間にわたり無防食状態、および「網状陽極」、「チタン線」、「亜鉛シート」、「導電性塗料」方式で電気防食を施した...

水深10mの海域における軽量混合処理土の打設実験と考察

港湾空港技術研究所  資料  1007

2001年09月

地盤・構造部 土質研究室
土田孝、佐藤孝夫、洪振舜、箕作幸治、酒井浩二

軽量混合処理土工法のこれまでの施工例は、気中もしくは水深3m程度で海域におけるものであった。軽量混合処理土の水深10mの海域での適用性を実証するため、施工途中であったケーソンを利用した実施工規模の水中打設実験を行い、以下のことがわかった。 1)気泡混合処理土...

RC部材接合部の構造性能に及ぼす内部鉄筋腐食の影響

港湾空港技術研究所  資料  1006

2001年09月

構造部 構造強度研究室
佐藤文則、岩波光保、横田弘

海洋環境に隣接するコンクリート構造物は、劣化因子である塩化物イオンの影響を絶えず受けている。その結果、内部鉄筋が腐食し、腐食生成物の膨張圧によりかぶりコンクリートにひび割れが発生し、さらに劣化が著しい場合にはかぶりの剥落に至るいわゆる塩害を引き起こす。したがっ...

空港舗装用常温複合混合物の開発に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0993

2001年07月

構造部 材料研究室
山路徹、福手勤、小林耕平、菅野幸浩、安藤豊、安久憲一

空港舗装においては一般道路と比較して上載荷重が大きいため、アスファルト舗装はわだち掘れが生じやすく、特に耐流動性の向上が課題となる。一方、コンクリート舗装は耐久性には優れるものの、施工が大がかりで養生に長時間を要すること、ひびわれの発生を抑制するために適当な間...

港湾技術研究所報告・港湾技研資料総目録

港湾空港技術研究所  資料  1005

2001年06月

未分類
企画調整課

 運輸省港湾技術研究所(港研)は、昭和37(1962)年に発足して以来、港湾・海岸・空港に関する総合的な研究機関として時代の要請にいち早く対応しながら、自然現象の解明などの基礎研究から設計・施工などに関する応用研究まで幅広い研究を行ってきた。これらの研究成果は...

閉鎖性内湾の底層溶存酸素濃度に対する湾口防波堤の影響

港湾空港技術研究所  資料  1004

2001年06月

海洋環境部 環境評価研究室
岡田知也、中山恵介、宮野仁、古川恵太

三陸沿岸のいくつかの湾には津波対策として湾口防波堤が建設もしくは計画されている。閉鎖性内湾に湾口防波堤が設置されると、湾の海水交換率は小さくなり、水質が悪化することが懸念されている。そこで本報では、水質指標として底層の溶存酸素を用いて、湾口防波堤の影響によって...

東京湾湾奥部におけるchl-a(植物プランクトン量)空間分布評価モデルに関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1003

2001年06月

海洋環境部 環境評価研究室
岡田知也、中山恵介、野村宗弘、宝田桂一、宮野仁、古川恵太

一般に行われている生態系モデルによる湾内の水質評価は、物質循環過程に細心の配慮をしているにも拘わらず、流れ場の計算に関しては重要視されていない傾向が強い。そこで本報では、流れ場の計算を高精度に実施するために移流項の計算にCIPを取り入れたCIP-LES-SFを...

干潟底泥の強度特性と環境要因との関係-コーン貫入試験を用いた調査-

港湾空港技術研究所  資料  1002

2001年06月

海洋環境部 海水浄化研究室
奥宮英治、桑江朝比呂、萩本幸将、小沼晋、三好英一、野村宗弘、中村由行

干潟における底質特性は、干潟の生態系にとって重要な環境要素のひとつである。底泥の硬さも、底生生物の生息を考えるうえで重要であると考えられる。しかし底泥の強度特性や、それに及ぼす環境要因について言及した研究例は極めて少ない。そこで、本研究では干潟底泥の強度特性に...

桟橋の維持補修マネジメントシステムの開発

港湾空港技術研究所  資料  1001

2001年06月

計画設計基準部 設計技術研究室
古玉悟、田辺俊郎、横田弘、浜田秀則、岩波光保、日比智也

社会基盤施設は、その公共性の高さから、その性能を常に発揮できるように良好な状況に保っておくことが必要である。一方、21世紀を迎え、我が国の社会情勢は高度成長期を過ぎて安定成長の時代に入り、社会基盤施設整備に対し従来のような投資の伸びを確保することは難しい状況に...

回折を考慮したエネルギー平衡方程式による波浪変形計算の適用性の検討

港湾空港技術研究所  資料  1000

2001年06月

水工部 波浪研究室
田中良男、平石哲也

回折を考慮したエネルギー平衡方程式による計算の適用性を現地実測結果や水理模型実験結果などから検討した。その結果、以下のような主要な結論が得られた。 1)方向分散効果が大きいときには従来の計算結果と大きな差は無いが、一方向性の強い波では防波堤背後に回り込むよう...

我国沿岸の風観測結果に基づく風力エネルギーの試算

港湾空港技術研究所  資料  0999

2001年06月

水工部 海象調査研究室
永井紀彦、菅原一晃、佐藤和敏、川口浩二

本資料は、風力発電立地を検討するための基礎資料とすることを目的として、全国沿岸域における風向風速観測記録をとりまとめたものである。解析対象データとしては、1996年から1999年までの4年間に、全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス:NOWPHAS:Nationw...

超音波空中発射式潮位計の開発

港湾空港技術研究所  資料  0998

2001年06月

水工部 海象調査研究室
永井紀彦、菅原一晃、清水康男、高山俊裕、小園みちる

本資料は、距離が既知の多段反射板からの反射信号により温度・距離補正を行う新たな方式を用いて水面測定の精度と長期安定性の向上を実現させた空中発射式潮位計の開発について報告するものである。室内実験および実証実験を行い、超音波空中発射式潮位計の適用性に関する検討を行...

固化処理土中詰二重矢板式護岸の構造特性

港湾空港技術研究所  資料  0997

2001年06月

土質部 基礎工研究室
菊池喜昭、北詰昌樹、鈴木操、岡田哲一

 浚渫土や建設発生土などを有効利用し、建設コスト低減を可能とする固化処理土を中詰した二重矢板式護岸を提案し、そのの力学的特性を明らかにするため、遠心模型実験を実施した。また、遠心模型実験を再現できる二次元FEMモデルを作成し,中詰土に固化処理土を用いた場合の二...