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29 件中 1〜20 件を表示

港湾における埋立の特性分析

港湾空港技術研究所  資料  0979

2000年12月

海洋環境部 環境システム研究室
鈴木武

 埋立を環境影響の入力条件とみてその特性を把握することは、環境影響の予測・評価を行う上で基礎的な知見を提供する。埋立面積の時系列を分析するとともに、港湾計画のおいて埋立計画が拡大している区域について、水深と面積の特性を関連指標との関係から分析した。  年度ご...

内部鉄筋が腐食したRCはりの力学性能評価のための非破壊調査手法の適用性

港湾空港技術研究所  資料  0978

2000年12月

構造部 構造強度研究室
岩波光保、横田弘、秋本孝

港湾施設は、材料劣化の厳しい環境下に置かれており、その供用期間中に劣化や損傷が生じることが多い。特に鉄筋コンクリート構造物において生じる内部鉄筋の腐食は、その力学性能や耐久性能に極めて重大な影響を及ぼす。したがって、港湾コンクリート構造物の維持・補修を効率的に...

桟橋の鋼管杭と上部工接合部の力学的挙動に関する実験および解析

港湾空港技術研究所  資料  0977

2000年12月

構造部 構造強度研究室
横田弘、片岡保人、菅原亮、Hazem El-Bakry、川端規之

桟橋の鋼管杭と上部工接合部の非線形回転変形挙動は桟橋全体の変位やエネルギー吸収性能に影響する。本研究は、接合部の杭と上部工の接合方法をパラメターとした約1/2縮尺の模型載荷実験を実施し、接合部の力学的挙動、特に耐荷力や、曲げモーメント-回転角関係について検討し...

大粒径アスファルト混合物の空港舗装への適用性に関する一検討

港湾空港技術研究所  資料  0976

2000年12月

土質部 滑走路研究室
高橋修、八谷好高、坪川将丈、阿部寛、松崎和博

 本研究では、骨材の最大粒径が25mm以上の大粒径アスファルト混合物を空港アスファルト舗装の表・基層に適用できるかどうかを検討するために、その基本的性状を室内試験と屋外の試験舗装に対する試験によって評価した。  各種試験の結果により以下の知見が得られた。 ...

地盤環境モニタリングコーンの開発

港湾空港技術研究所  資料  0975

2000年12月

土質部 土性研究室
織田幸伸、渡部要一、土田孝

 環境問題に対する社会的関心の高まりとともに、廃棄物処分場の周辺や工場敷地等の地盤環境の保全・浄化技術に対する要請が強くなっている。この様な技術を活用するには、まず現状地盤の環境情報を正しく取得する必要がある。地盤環境を計測する技術は、ボーリングにより土を採取...

台風9918号による虹ヶ浜海岸の高潮災害

港湾空港技術研究所  資料  0974

2000年12月

海洋環境部 漂砂研究室
柳嶋慎一、加藤一正、岩渕哲治、猿田光隆、平戸誠一郎、堀謙吾

 高潮時の海浜地形変化の実態を把握することの重要性は認識されていたものの、今までこのような調査は行われていない。それは、高潮の発生を予測できないため、高潮来襲直前の地形データを取得できないことに起因している。瀬戸内海に面する山口県光市虹ヶ浜海岸では、1999年...

台風9918号による護岸の被災とその対策に関する水理模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0973

2000年12月

特別研究官 特別研究官
高橋重雄、大木泰憲、下迫健一郎、諫山貞雄、石貫国朗

 1999年9月24日に九州・中国地方を通過した台風9918号により、これらの地方では設計値を上回るような高潮・高波によって多くの災害が発生し、特に構造物の観点からは護岸の被災が顕著であった。被災護岸では、消波工の天端高さが十分ではなく、高潮時には静水面が消波...

台風9918号による越波災害に関する一考察

港湾空港技術研究所  資料  0972

2000年12月

水工部 波浪研究室
平石哲也、平山克也、河合弘泰

 台風9918号は、1999年9月24日に、八代海沿岸および周防灘沿岸において甚大な被害を与えた。これは、台風による高潮偏差の最大値の出現時刻が満潮時刻と近かったために合成潮位が大きくなり、局所的に浸水被害を生じたことが主要因である。また、周防灘の北九州空港護...

台風9918号による高潮の現地調査と追算

港湾空港技術研究所  資料  0971

2000年12月

水工部 波浪研究室
河合弘泰、平石哲也、丸山晴広、田中良男

1999年9月24日、台風9918号は八代海や周防灘など西日本の沿岸に、日本では伊勢湾台風以来とも言われる規模の高潮災害をもたらした。八代海では、水俣周辺で1m弱、八代周辺では2m程度の潮位偏差が生じた。また、不知火周辺では主として吹き寄せ効果によって3mを上...

波浪推算法による台風9918号の異常波浪の再現計算

港湾空港技術研究所  資料  0970

2000年12月

海洋水理部 水理研究室
橋本典明、真期俊行、吉松みゆき

 平成11年9月24日早朝、九州に上陸した台風9918号によって、九州・山口地方では多数の死傷者を出すなどの甚大な被害を被った。台風の中心付近が通過した苅田沖では波浪観測が実施されているが、台風9918号によってこれまでに観測された既往最大有義波高の記録が更新...

台風9918号による西日本沿岸の波浪と潮位の出現特性

港湾空港技術研究所  資料  0969

2000年12月

水工部 海象調査研究室
永井紀彦、橋本典明、佐藤和敏

 台風9918号は、九州・山口地域に港湾・海岸施設や沿岸域に甚大な被害をもたらした。本資料は、台風9918号来襲時に全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports ...

斜め一方向不規則波および多方向不規則波による隅角部を有した消波ブロック被覆式護岸の越波特性

港湾空港技術研究所  資料  0968

2000年12月

水工部 波浪研究室
富田孝史、河合尚男、平石哲也

 海上空港のように地形的に隅角部を持った陸域を海の波から防護する小はブロック被覆式護岸に斜め一方向不規則波や多方向不規則波が作用するときの越波特性を平面模型実験を行って検討した。  凸型隅角部に多方向不規則波が作用する場合には、一方向不規則波の場合よりも越波...

高性能軽量コンクリートの港湾構造物への適用に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  資料  0967

2000年09月

構造部 構造強度研究室
横田弘、山田昌郎、浜田秀則、横沢和夫、舟橋政司、原夏生、三輪俊彦、岡本享久、栩木隆、二羽淳一郎

本資料は、高性能軽量コンクリートを用いて港湾構造物、特にケーソン式構造物を建造する可能性について検討したものである。つまり、軽い材料を用いて重さを必要とする構造物を作るという、逆転の発想を実現することを目的としている。軽量コンクリートは、人工軽量骨材を天然骨材...

起重機船の吊フック振れ止めシステムの開発-水理模型実験による減揺効果の確認-

港湾空港技術研究所  資料  0966

2000年09月

構造部 海洋構造研究室
白石悟、鈴木智亮、川原弘靖、平石哲也、堀地達郎、西原直

 我が国の沿岸海域では、風・波浪等の外力の作用する厳しい自然条件の下で海上工事が実施されており、その施工は常に気象・海象条件に大きく左右される。そのなかでも起重機船による荷役作業等では目視される波高はかなり小さくても、うねり性の波浪が作用する場合には起重機船の...

干潟の地形変化に関する現地観測-盤洲干潟と西浦造成干潟-

港湾空港技術研究所  資料  0965

2000年09月

海洋環境部 海水浄化研究室
古川恵太、藤野智亮、三好英一、桑江朝比呂、野村宗弘、萩元幸将、細川恭史

 新たな港湾・海岸環境空間として干潟を創造する際、その地形変化を予測することは、そこに形成される生態系も含めて、動的に安定した系を創り出すために重要である。そこで干潟の地形変化に関する基礎知識を集積し、その予測手法の可能性を探ることを目的として、東京湾内湾に位...

世界バルクキャリア動静分析(2000)

港湾空港技術研究所  資料  0964

2000年09月

計画設計基準部 システム研究室
赤倉康寛、佐藤光子、高橋宏直

 本資料は、全世界に就航するバルクキャリア(鉱石等専用船、兼用船を含む)の寄港実績の統計データを、整理・分析したものである。寄港実績データは、Lloyd's Maritime Information Services による、最新の1999年実績である...

世界コンテナ船動静分析(2000)

港湾空港技術研究所  資料  0963

2000年09月

計画設計基準部 システム研究室
赤倉康寛、佐藤光子、高橋宏直

 本資料は、全世界に就航するフルコンテナ船の寄港実績の統計データを、整理・分析したものである。寄港実績データは、Lloyd's Maritime Information Service による、最新の1999年実績である。この寄港データにより、世界のコ...

浦賀湾防波堤の付着生物調査

港湾空港技術研究所  資料  0962

2000年06月

海洋環境部 環境評価研究室
細川恭史、三好英一、桑江朝比呂、古川恵太

東京湾湾口部に開口した浦賀湾で壁面付着生物相を観察した。直立壁ではフジツボやムラサキイガイを中心とする富栄養化内湾の典型的な生物相であった壁面設置年次の差の利用や壁面生物削り取り後の再付着の観察などにより、経年的な再付着状況を検討した。削り取り後20日目の壁面...

内湾での人工島建設にかかる環境影響評価に対する2,3の考察

港湾空港技術研究所  資料  0961

2000年06月

海洋環境部 海洋環境部長
鶴谷廣一、細川恭史、栗山善昭、中村由行、鈴木武、日比野忠史、古川恵太、中川康之、岡田知也、桑江朝比呂

 伊勢湾に人工島方式で設置される中部国際空港の環境影響評価書に対し、日本海洋学会海洋環境問題委員会から見解が出され「海の研究」に掲載された。見解には、影響評価に際して適切な手法が選択されていないのではないかという疑問も含まれていた。これを契機に、内湾に人工島な...

東アジア地域に視点をおいた対北米コンテナ貨物流動に関する分析

港湾空港技術研究所  資料  0960

2000年06月

計画設計基準部 システム研究室
松尾智征、高橋宏直

 近年の東アジア地域における経済発展に伴い、コンテナ貨物輸送は急速に拡大しており、世界におけるコンテナ荷動きはいっそう活発になってきている。さらに、近年の国際海上コンテナ輸送を取り巻く環境は、コンテナ船の大型化や企業の再編等の影響を受けて大きく変化している。こ...