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31 件中 1〜20 件を表示

ケーソン式構造物の基本設計の最適化-捨石マウンドの支持力の新しい計算法の導入と最適化の検討-

港湾空港技術研究所  資料  0693

1990年12月

計画設計基準部 設計技術研究室
中道正人、口田登、森田博史、松井創

本資料では、既存の混成式防波堤の最適設計法に対し、「港湾の施設の技術上の基準」(運輸省港湾局、昭和63年10月)の中で改正された偏心傾斜荷重に対する新しい検討方法を導入するとともに、ケーソン式係船岸の基本設計の最適化を図った。具体的には、無制約最小化反復法にお...

人工海草による底質移動の制御効果に関する模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0692

1990年12月

海洋水理部 海象調査研究室
菅原一晃、入江功

 港湾の外郭施設や海岸構造物は、強大な波浪等の外力から港湾、海岸・海浜を防護するために、コンクリートを主体とする構造物によって建設され、その使命を果たしている。近年ではこれらの構造物も単体で立ちはだかるのではなく、面的な施設の一部としての位置付けで見直されつつ...

1989年ロマプリータ地震港湾・空港被害報告

港湾空港技術研究所  資料  0691

1990年12月

構造部 構造強度研究室
稲富隆昌、風間基樹

 1989年10月17日(火)、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ市の南約90kmのサンタクルズ市付近を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生した。地震によって、震源近くと、震源から約90km離れたサンフランシスコ湾岸地域において被害が生じた。...

多数の開口を有するコンクリート円筒壁の力学特性

港湾空港技術研究所  資料  0690

1990年12月

構造部 構造強度研究室
清宮理、白崎正浩、横田弘

現在2、3の地点で建設が進められている二重円筒ケーソンの主要な構成部材である円筒壁には、多数の長方形の開口が設けられている。開口率は、10~20%である。開口は一般的に構造的な弱点と言われているので、今回、載荷試験により、開口が円筒壁の強度特性にどのような影響...

PC舗装のリフトアップ工法の現場実証試験

港湾空港技術研究所  資料  0689

1990年12月

土質部 滑走路研究室
八谷好高、上中正志、早田修一、森好生

 沈下や不同沈下が比較的大きい地盤上に建設した舗装に沈下が生じた場合の補修工法として、プレストレストコンクリート(PC)舗装のリフトアップ工法を開発したのを受けて、今回は、実現模大の試験舗装を使用して、この工法の実用性を確かめた。試験舗装は、幅55.5m、長さ...

三軸試験による自然粘性土地盤の強度決定法に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0688

1990年12月

土質部 滑走路研究室
土田孝

 本論文は、現行の方法よりも合理的と考えられる新しい粘性土地盤の強度決定法を提案するものである。本論文の主な内容と結論は次のように要約される。(1)現在用いられている一軸圧縮強度による強度決定法(qu法と呼ぶ)と、各種の三軸試験による粘性土地盤の強度決定法の問...

臨港道路の計画交通量算定指標について

港湾空港技術研究所  資料  0687

1990年09月

計画設計基準部 計画基準研究室
津田修一、加藤寛

 臨港道路の計画にあたっては、計画交通量を適切に算定することが重要となる。計画交通量の算定方法については、「港湾の施設の技術上の基準」に算定式が定められている。この方法は、取扱貨物量にいくつかの指標を乗じることにより計画交通量とするものである。したがって、計画...

操船シミュレーターの航路計画評価への適用

港湾空港技術研究所  資料  0686

1990年09月

計画設計基準部 システム研究室
早藤能伸、村田利治、根木貴史、中島大

 本報告では、操船シミュレーターを利用して実際の計画等に応用してきた事例について報告するとともにこの過程において得られた、シミュレーターの水域施設計画への適用方法、そして、大型船のいくつかのタイプの船に関しての基本的な操船の実験結果について報告する。 実際の計...

長大ケーソンの波力平滑効果と耐波安定性

港湾空港技術研究所  資料  0685

1990年09月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、下迫健一郎

 通常のケーソンに比べて1函あたりの大きさが法線方向にかなり長い、長大ケーソンの波力平滑効果および平面的な回転の影響を、理論的、実験的に検討し、耐波安定性に関する設計法を提案した。 長大ケーソンでは、作用する波力の法線方向の位相差により波力が低減する。この平滑...

重鍾落下による地盤の衝撃応答および締固め挙動-サンゴレキ混じり地盤-

港湾空港技術研究所  資料  0684

1990年09月

土質部 動土質研究室
山﨑浩之、善功企、加賀谷宏基

 本研究では、地下水位が地表面に近い埋立て地盤を対象として、衝撃載荷による地盤の締固め効果を定量的に推定する方法を提案し、提案した推定法の妥当性を現地試験により検討している。 本推定法は、衝撃エネルギー密度を導入して、数値解析による地盤の衝撃応答解析結果と室内...

水中ビデオ画像の特性と利用-実海域での撮影方法と流速計測-

港湾空港技術研究所  資料  0683

1990年09月

海洋水理部 海水浄化研究室
細川恭史、古川恵太、三好英一

 水中ビデオ撮影による各種調査の実施の際に、撮影画像の品質を管理する方法として、キャリブレーションボードによる検定、評価法の提案をする。そのために、水中のおける簡略化された光伝達モデルを構築して、モデルの検証を行っている。また、画像は多くの情報量を持つポテンシ...

河口部での波の変形に関する二次元実験

港湾空港技術研究所  資料  0682

1990年09月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、惟住智昭、佐々木豊喜

 河口部のように波と流れが共存する場での、流れをさかのぼる波の変形について水理模型実験を行った。実験水路は水循環装置付大型風洞水路(長さ58.5m、幅1.5m、高さ1.3m)を用いた。模型は、鳥取港の千代川前面の現地水深で78mより河口部までを耐水ベニヤ板で水...

二重円筒ケーソンに作用する動水圧に関する模型振動実験

港湾空港技術研究所  資料  0681

1990年09月

構造部 地震防災研究室
上部達生、長田信

 大水深海域の波浪制御を目的とした防波堤構造物として開発が進められている、開口部がある二重円筒ケーソンに作用する動水圧特性を模型振動実験により検討した。  実験では高さおよび直径が50cmのアクリル製の模型を使用した。開口部分は外側円筒の天端から20cmの範...

統計モデルを用いた波浪予測手法の適用性に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  0673

1990年06月

海洋水理部 海象調査研究室
小舟浩治、橋本典明、亀山豊

 港湾工事や荷役の安全確保、最適な施工管理あるいは航行船舶の安全確保などのためには的確な波浪予測が不可欠である。本資料では、より妥当な統計モデルを用いた波浪予測手法を開発し、実用かするために、特に取り扱いが簡便と思われる重回帰式を用いた波浪予測手法、分割表を用...

空港地下構造物の簡易データベースシステムの開発について

港湾空港技術研究所  資料  0672

1990年06月

計画設計基準部 システム研究室
中島大、早藤能伸、村田利治

空港には地下道、共同溝、排水溝等の構造物が地下に設置されている。これらの構造物は、地下でネットワークを形成し、空港のライフラインや交通網の一部として空港の活動を支える重要な機能を果たしている。地下構造物を適切に維持管理したり、設計・施工の業務を効率的に進めるた...

港湾における橋梁の維持管理について

港湾空港技術研究所  資料  0671

1990年06月

計画設計基準部 設計基準研究室
安間清、森田博史

港湾分野で架設された橋梁は、昭和62年度までに350橋におよんでおり、今後も長大橋を含め数多くの橋梁の建設が予定されているこれらの橋梁のなかには建設後すでにかなりの年数を経過したものもあり、さらに施設の蓄積が進んでくると、これらの橋梁を常に良好な状態に保つため...

沈降過程を考慮した超軟弱粘土の自重圧密解析

港湾空港技術研究所  資料  0680

1990年06月

土質部 土性研究室
小林正樹、山川匠、小川富美子

 本資料は、通常の圧密理論を用いて超軟弱粘土の沈降・自重圧密解析を行うための手法を開発した結果を紹介するものである。この手法においては、粘土の体積比の対数と圧蜜圧力の対数が比例関係にあると仮定する。また、透水係数は間隙比の関数とし、沈降が終了して圧蜜が開始する...

着底式くし形構造物模型の静的載荷実験

港湾空港技術研究所  資料  0679

1990年06月

土質部 基礎工研究室
菊池喜昭、高橋邦夫、中村竜一

 軟弱地盤上に重量の軽い堤体を設置し、杭を地盤に差し込んだ軟弱地盤着底式くし形構造物が提案されている。この構造物は底面と地盤の間の付着力と杭の横抵抗力によって水平荷重に抵抗しようとするものである。このような複合的な水平抵抗メカニズムを検討するために室内実験を行...

穀物用連続アンローダの荷役調査-ニューマチックアンローダおよび機械式連続アンローダの荷役特性について-

港湾空港技術研究所  資料  0678

1990年06月

機械技術部 機械作業システム研究室
中島忠男、高橋康弘、田辺政夫、木村一郎

 ニューマチックアンローダおよび機械式連続アンローダの穀物用連続アンローダについて、それらの荷役特性(主として荷役能力・消費電力量)を的確に把握するために荷役調査を実施し次の結果を得た。(1)時間効率を高めるためには、荷役作業前後および荷役作業中の業務管理時間...

海底粗度計の開発-海底砂超音波特性に関する基礎実験-

港湾空港技術研究所  資料  0677

1990年06月

機械技術部 計測施工研究室
木原純孝、入江功、加藤一正、柳嶋慎一、栗山善昭、白井一洋、塚田泰久、篠原丈人、宮沢久、伊藤日出人

 破波帯内外の漂砂を定量的に明らかにし、精度の高い海浜変形予測技術を確立することが要望されている。 精度の高い予測手法の確立に際して、モデル化しなければならない多くの現象の一つに、砂漣の形状がある。しかしながら、砂漣形状の研究は主に実験室レベルで検討されている...