研究について

研究成果

重鍾落下による地盤の衝撃応答および締固め挙動-サンゴレキ混じり地盤-

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0684 1990年09月
執筆者 山﨑浩之、善功企、加賀谷宏基
所属 土質部 動土質研究室
要旨

 本研究では、地下水位が地表面に近い埋立て地盤を対象として、衝撃載荷による地盤の締固め効果を定量的に推定する方法を提案し、提案した推定法の妥当性を現地試験により検討している。
 本推定法は、衝撃エネルギー密度を導入して、数値解析による地盤の衝撃応答解析結果と室内衝撃載荷試験結果との組み合わせからなっており、現地試験の衝撃締固め効果を妥当に説明している。
 今回の研究より、衝撃締固め効果は、地盤深度の浅いところで特に有効で、試料の細粒分含有率に依存し、また、地盤内に発生するフィッシャーに影響を受けることが明らかになった。

全文 /PDF/no0684.pdf