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33 件中 1〜20 件を表示

各種補修を施したコンクリート梁の促進海水養生試験

港湾空港技術研究所  資料  0631

1988年12月

構造部 材料研究室
大即信明、浜田秀則、原茂雅光

近年、塩害による桟橋上部工の劣化が各地で相当数報告されてきている。塩害とは、床版、梁部材中の鉄筋が発錆しそれに伴いかぶりコンクリートにひびわれが生じ、剥離、剥落にいたることである。本研究はこのような劣化に対する補修工法を検討するために行ったものであり、各種補修...

大水深波浪制御構造物に関する水工的研究(その5)-二重円筒ケーソン(マウンド設置型)の水理特性と設計波力-

港湾空港技術研究所  資料  0637

1988年12月

水工部 水工部長
谷本勝利、下迫健一郎

 大水深・大波浪海域における新しい防波堤として実用化が進められている二重円筒ケーソンについて、捨石マウンド上に設置する混成堤形式を対象とした水理模型実験を行い、反射・伝達波特性、波力および滑動特性を明らかにするとともに、設計波力の算定法について検討した。 二重...

数値計算と現地観測による港内副振動特性の検討

港湾空港技術研究所  資料  0636

1988年12月

水工部 波浪研究室
高山知司、平石哲也

 長崎港、仙台港のような、港口が狭く、奥行きが長い港湾では、周期数十分程度の港内副振動とよばれる異常潮位変動が発生することがある。港内副振動が発生し、その振幅が大きくなると、護岸の越流、港湾荷役の停止、係留索の切断による船舶の漂流、等の被害が生じる。したがって...

空港における締め固め土の強度試験

港湾空港技術研究所  資料  0635

1988年12月

土質部 地盤調査研究室
田中政典、小林正樹、土田孝

 山岳空港においては、深い谷間を土工により処理するため高盛土となり、締め固め材料や土の施工管理、施工後の切盛り境等の不等沈下による滑走路のひびわれなどの問題を生じている。そこで、本研究は、締め固めた土の特性を十分に把握し、空港土工の安定性の解析を行い、海上空港...

空港舗装の路面性状の実態

港湾空港技術研究所  資料  0634

1988年12月

土質部 主任研究官
八谷好高

 空港舗装の供用性や破損の将来予測方法を開発するための第一ステップとして、空港舗装の路面性状の現状について取りまとめるとともに、路面性状の経年変化について検討した。データとしては、ここで開発した空港舗装データバンクシステムにより管理されているわが国の空港舗装に...

陸上出入貨物調査に基づく三大湾の貨物流動状況

港湾空港技術研究所  資料  0633

1988年12月

設計基準部 計画基準研究室
大野正人、夏海松子、金子彰

 近年の産業構造の変化に伴い港湾を経由する貨物は品目、輸送形態、流動範囲などが少なからず変化してきている。これらの変化に柔軟に対応した港湾の整備・運営を行っていくためには、その基本となる貨物の流動状況を明らかにしておく必要がある。 本研究は、港湾を経由する貨物...

二方向から面内引張力を受けるコンクリート板の力学特性

港湾空港技術研究所  資料  0632

1988年12月

構造部 構造強度研究室
清宮理、白崎正浩

大水深域で合理的な波浪制御構造物として提案されている二重円筒ケーソンでは、波力、土圧等の荷重により面内引張力を受ける。面内引張力を受ける鉄筋コンクリート板およいプレストレストコンクリート板の耐荷力やひびわれ性状等の力学特性を把握するため面内力載荷実験を実施した...

捨石マウンド築造工事の効率化に関する研究-捨石投入シミュレーションプログラム(天端面用)および施工管理図面作成プログラムの開発-

港湾空港技術研究所  資料  0630

1988年09月

機材部 特殊作業船開発室
梅谷登志文、木原純孝、根本孝志、篠原丈人

 近年、港湾工事の効率化の一環として要請の高い施工管理技術の一つとして、底開式捨石投入船を使った捨石マウンド築造工事における施工管理図面作成プログラムおよび、捨石マウンド天端面への捨石投入シミュレーションプログラムを開発した。 施工管理図面作成プログラムは、測...

文献検索システムの開発

港湾空港技術研究所  資料  0629

1988年09月

情報センター 計算室
小川直樹、佐々木芳寛、永松和義

 本資料は、港湾関連データベース・システムの一環として開発された文献検索システムの概要を紹介するものである。 本システムはデータベース管理システム、文献データファイル、文献処理プログラムで構成されている。 文献処理プログラムはデータの登録、検索更新、削除、印刷...

港湾鋼構造物の腐食調査資料集

港湾空港技術研究所  資料  0628

1988年09月

構造部 主任研究官
阿部正美、横井聰之、大即信明、山本邦夫

 本資料は昭和42年~昭和61年の間、港研で実施した鋼構造物の腐食調査の資料を簡便に整理し、調査資料集として取りまとめたものである。 調査構造物の数は鋼矢板構造物60例、鋼管杭構造物33例、およびセル式構造物5例である。 資料の内容は調査鋼構造物の諸条件、断面...

桟橋コンクリート上部工劣化実態詳細調査報告

港湾空港技術研究所  資料  0627

1988年09月

構造部 材料研究室
大即信明、原茂雅光、浜田秀則

 近年コンクリート構造物の劣化が社会問題化している。港湾のコンクリート構造物も例外ではなく、特に桟橋上部工の塩害による劣化が相当数ある。 本文は、港湾局および各港湾建設局が、昭和60年および61年度に全国11港16施設において実施した「港湾コンクリート構造物劣...

リモートセンシング手法の水質調査への適用

港湾空港技術研究所  資料  0626

1988年06月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男、菅沼史典、佐藤英治、宮原祐二

 内湾・港湾域など、空間的に複雑な水質構造を持つ水域を対象とし、面的な水質情報を敏速に取得できる水質観測手法として可視赤外帯域のリモートセンシングの適用性を検討した。 東京湾湾口周辺海域を対象とし、船舶による水質調査と、地球観測衛星LANDSAT、ならびにリモ...

密度流を考慮した海水交換に関する水理模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0625

1988年06月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男、白井正生

 本報告は、水理模型実験手法を用いて、密度流効果を考慮した海水交換に関する検討を行ったものである。 閉鎖性内湾域の海水交換の要因として、密度流による鉛直循環流、潮汐残差流による水平循環流、および潮流乱れによる乱流拡散などの効果が大きいものと考えられる。このよう...

港研構内およびアシカ島における気象・海象観測その3

港湾空港技術研究所  資料  0624

1988年06月

水工部 主任研究官
菅原一晃、成田明、亀山豊、小舟浩治、後藤智明、橋本典明

 港研構内およびアシカ島における気象・海象観測の実施概要を紹介し、このうち構内の気温、降水量、風および潮汐とアシカ島の風、潮汐および波浪のデータについて、原則として1983年から1986年までの一般的統計を行ってとりまとめた。主な成果を以下に示す。(1)久里浜...

振動三軸法による液状化・非液状化地盤の事例解析

港湾空港技術研究所  資料  0623

1988年06月

土質部 動土質研究室
善功企、梅原靖文、山﨑浩之

1973年6月の根室半島沖地震、1978年6月の宮城県沖地震、1983年5月の日本海中部地震により液状化した地盤と液状化しなかった地盤を対象に行なった液状化事例解析結果について報告している。事例解析では、乱さない試料の振動三軸試験結果から現地盤の繰返しせん断強...

深層混合処理工法により形成される改良体の破壊モード

港湾空港技術研究所  資料  0622

1988年06月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、北詰昌樹、中村健

 深層混合処理工法によって地中に形成される安定処理土は、従来の工法による改良土に比べてせん断強度ならびに剛性が極端に大きい。このため、ブロック式改良などの大規模構造物を対象とする改良型式の場合、設計上は地中に形成される安定処理土の塊(改良体)を一種の地中構造物...

ベルトコンベヤを用いた薄層浚渫装置の開発

港湾空港技術研究所  資料  0621

1988年06月

機材部 汚泥処理研究室
安立重昭、加藤英夫、中村裕二、上原勝樹

 閉鎖性海域の水質を改善するため、海底に堆積した汚泥を浚渫により除去する場合、その処分は海面埋立によるのが一般的であるが、近年は広大な埋立地を確保することが困難になってきているのが現状である。したがって、汚泥を浚渫する場合には、除去する必要のある表層部の汚泥の...

水中監視装置の濁水透視に関する実験

港湾空港技術研究所  資料  0620

1988年06月

機材部 特殊作業船開発室
木原純孝、白井一洋、篠原丈人

 水中施工監視技術を濁度の高い施工海域に適用するため、濁度が超音波水中監視装置の水中映像に及ぼす影響について実験で検討した。 実験は、試作した超音波水中監視装置(超音波周波数500kHz)を使用し、海底探査実験水槽(φ5m×10.5m)において、濁水模型として...

昭和62年12月17日千葉県東方沖地震の港湾地域における強震記録

港湾空港技術研究所  資料  0619

1988年06月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、野田節男、樋口豊志

 昭和62年12月17日千葉県東方沖に震源をもつマグニチュード6.7の地震が発生した。首都圏では千葉、銚子、勝浦において気象庁震度階Vを記録するなど各地で強い地震動が観測され、木造家屋等に被害が発生した。港湾施設に被害は生じないものの、千葉港、東京湾の埋立地等...

港湾地域強震観測年報(1987)

港湾空港技術研究所  資料  0618

1988年06月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、野田節男、樋口豊志

 この港湾地域強震観測年報では、日本の主要な港湾に設置した強震計で1987年に観測された記録を報告する。本報告は本文および観測結果から成り、観測結果は、強震観測表、記録波形、ディジタル記録、速度および変位波形、応答スペクトル、フーリエスペクトル、水平面内の加速...