研究について

研究成果

振動三軸法による液状化・非液状化地盤の事例解析

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0623 1988年06月
執筆者 善功企、梅原靖文、山﨑浩之
所属 土質部 動土質研究室
要旨

1973年6月の根室半島沖地震、1978年6月の宮城県沖地震、1983年5月の日本海中部地震により液状化した地盤と液状化しなかった地盤を対象に行なった液状化事例解析結果について報告している。事例解析では、乱さない試料の振動三軸試験結果から現地盤の繰返しせん断強さ応力比を求め、一方、プログラム「SHAKE」を用いた地盤の地震応答解析結果から繰り返しせん断応力比を算定し、両者から繰り返しせん断低効率を求めている。本研究では、この繰り返しせん断抵抗率と液状化地点および非液状化地点の関係を調べ、いわゆる振動三軸法による液状化予測手法の適用性を検討している。

全文 /PDF/no0623.pdf