研究について

研究成果

水中監視装置の濁水透視に関する実験

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0620 1988年06月
執筆者 木原純孝、白井一洋、篠原丈人
所属 機材部 特殊作業船開発室
要旨

 水中施工監視技術を濁度の高い施工海域に適用するため、濁度が超音波水中監視装置の水中映像に及ぼす影響について実験で検討した。
 実験は、試作した超音波水中監視装置(超音波周波数500kHz)を使用し、海底探査実験水槽(φ5m×10.5m)において、濁水模型として木節粘土(50%中央粒径、0.02mm)、反射体として鋼管(φ50mm)4本を使用して室内実験を行った。
 実験の結果、濁度が200ppmの濁水中でも超音波水中監視装置は十分使用出来ることがわかった。

全文 /PDF/no0620.pdf