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34 件中 1〜20 件を表示

大水深波浪制御構造物に関する水工的研究(その3)-波力特性に関する実験-

港湾空港技術研究所  資料  0543

1985年12月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、吉本靖俊、岡幸夫

 波浪制御構造物として考案した海底設置型の水平板付立体骨組構造、上部半円形断面構造、透過壁式二重セル構造の波力特性を実験により明らかとした。 各構造に作用する全水平波力は、不透過な直立壁に対する合田式による波力に比べて小さく、試設計条件で水平板付立体骨組構造が...

一点係留ブイの運動と係船索張力に関する現地観測

港湾空港技術研究所  資料  0542

1985年12月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、平石哲也、古川正美、佐尾邦久、立野信一郎

むつ小川原石油備蓄基地のタンカー係留施設として、水深45mの地点に設置されているSALM型一点係留ブイを用いて、昭和58年9月から59年8月にわたって、ブイの傾斜角および係船索張力を観測した。観測値および海気象データを用いて解析した結果では、ブイの運動には周期...

二成層海域における吹送流の乱流特性と界面での混合についての実験

港湾空港技術研究所  資料  0541

1985年12月

海洋水理部 水理研究室
中野晋、鶴谷広一、一戸秀久

 開かれた海域で二成層化している場合に生じた吹送流について実験を行い、その乱流特性と界面での混合について検討した。実験は反流を抑制できる風洞水路(幅60cm、高さ85cm、長さ22m)の中に、塩水槽(幅20cm、高さ20cm、長さ8m)を設置して淡水と塩水の二...

信頼性理論の防波堤滑動安定性への適用

港湾空港技術研究所  資料  0540

1985年12月

設計基準部 自動設計研究室
外山進一

安全性の検討をするために、確率理論を考慮した信頼性理論を導入する。実用上信頼性指標が代表値となる。信頼性指標の理解を進めるため、モデル防波堤の滑動を例に取り感度分析を行っている。信頼性指標と安全率を求め比較の便を図っている。信頼性指標は確率分布を用いるため分布...

陸上出入貨物調査に基づく港湾貨物の一次流動図集(第10報)-大阪湾編-

港湾空港技術研究所  資料  0539

1985年12月

設計基準部 主任研究官
住田公資、米澤朗

 昭和57年10月に東京湾、大阪湾、伊勢湾及び静岡地域に位置する23港を対象に、指定統計「港湾調査」の一つである「陸上出入貨物調査」が実施された。 本資料は、これらのうち大阪湾地域の8港(大阪、堺泉北、阪南、神戸、姫路、尼崎西宮芦屋、東播磨及び和歌山下津港)の...

半円形構造部材の耐力評価

港湾空港技術研究所  資料  0538

1985年12月


清宮理、横田弘

 コンクリート製の半円形構造部材を護岸、防波堤などの構造部材として採用することが検討されている。半円形部材を用いた構造物では、部材の曲率により波圧、土圧などの外力の鉛直成分が生じるため、従来の重力式構造物に比べて堤体重量が軽くても構造系全体の安全性を確保するこ...

被覆工と電気防食との併用効果に関する実験

港湾空港技術研究所  資料  0537

1985年12月

機材部 材料施工研究室
阿部正美、横井聰之

 港湾鋼構造物の海中部への防食は電気防食が一般に適用されている。電気防食の効率的な適用をはかる一つの方法として、被防食体の干満帯を被覆した場合の実験を実施した。また干満帯が常時、海水をあびるときの防食電流の低減効果についても併せて実験を行った。実験の結果、以下...

海上交通計画情報に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  0536

1985年09月

設計基準部 システム研究室
奥山育英

 我が国の海運および港湾は戦後飛躍的な発展を遂げた。しかし、海上交通の質的かつ量的な変革および国土の有効利用を目的とした沿岸海域の開発によって、海上交通計画上多くの課題も顕在化するに至った。本資料は、これらの問題の解決のために、従来より多くの、かつ、より正確な...

電磁波砕岩における水中照射器の性能について-その2-

港湾空港技術研究所  資料  0535

1985年09月

機材部 特殊作業船開発室
高橋英俊、石原弘一、梅谷登志文、篠原丈人

 海底岩盤に電磁波砕岩工法を適用するのに必要な水中照射器3号器を模型実験の結果から設計・製作した。この多孔質弾性体スカート式遮水装置を持つ水中照射器3号器の遮水特性及び水中の花崗岩とモルタルブロックの破砕特性を調べた。またこれと同時に開発した水中照射器海底保持...

砕石ドレーン材の目詰まり評価法に関する室内実験

港湾空港技術研究所  資料  0534

1985年09月

土質部 動土質研究室
善功企、大根田秀明、入澤一明

 本研究は、砕石ドレーン工法におけるドレーン材の目詰まりを定量的に把握する試験手法を開発し、その手法を用いてドレーン材の目詰まりに及ぼす影響要因を解明するとともに、目詰まりによるドレーン材の透水係数の低下量を測定する目的で行ったものである。 本実験では、砕石中...

沈下地盤中の単杭の挙動に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  資料  0533

1985年09月

土質部 基礎工研究室
高橋邦夫

沈下地盤中に存在する杭に関する大きな問題として、直杭に対するネガティブフリクションと斜杭に対する曲げがある。この二つの問題を解析、検討するための方法をそれぞれに対して提案するとともに、都合4回の室内実験及び実大実験によって現象を詳しく調べるという実験的研究を行...

港湾構造物の電気防食調査(その3)

港湾空港技術研究所  資料  0532

1985年09月

構造部 材料施工研究室
横井聰之、阿部正美

 長期間流電陽極方式による電気防食を適用している港湾鋼構造物の実態を知るために、9例の構造物について電気防食調査を行った。今回の調査では水質と防食電流密度との関係および過去に調査した構造物についてその後の推移を把握することをおもな目的とした。おもな調査結果は次...

海上出入貨物・船舶データベースシステムの開発について

港湾空港技術研究所  資料  0531

1985年09月

計算センター プログラム開発室
柿川英明、小川直樹、横田慎二、佐々木芳寛、福谷年章

 本資料は、港湾関連データベースシステムの一環として開発された海上出入貨物・船舶データベースシステムの概要を紹介するものである。 データベースシステムは、編集、追加、更新等のデータの維持・管理はもとより、検索、加工等を効率的に行うことができるシステムであり、近...

日本海中部地震による秋田港の貨物流動の変化と経済被害(その2)

港湾空港技術研究所  資料  0530

1985年09月

設計基準部 計画基準研究室
米澤朗

 地震による港湾施設の被災は、貨物の取扱能力の低下をもたらし、港湾を利用している産業に経済被害を及ぼす。この経済被害を調査することは、港湾計画、特に耐需性水準の設定に重要である。しかし、港湾貨物の流動の複雑さが原因となり、従来この種の調査は殆ど行われなかった。...

ADI法による高潮の数値計算法

港湾空港技術研究所  資料  0529

1985年09月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男、森川雅行、堀江毅

 ADI法を用いて、高潮の数値計算を実施した。粗メッシュから細メッシュへの接続、2次元の海域から1次元の河川域への接続を可能とする計算手法が使われている。このため、開境界の位置を遠くに設定でき、また地形をより詳細に表現できる。 モデルの検証として、大阪湾沿岸を...

台形ケーソンの水理特性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  資料  0528

1985年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、木村克俊

 台形ケーソンのうち、鉛直となす角度で定義する傾斜角が20°以下の場合を対象として水路実験を行い、その水理特性を明らかにした。 まず、斜面に働く波力の特性を示し、これまで未解明だった波力の鉛直成分の効果を定量的に評価した。これをもとに、台計ケーソンの前面壁に働...

浚渫底泥を覆砂して造成する人工干潟の安定性に関する二次元実験

港湾空港技術研究所  資料  0527

1985年06月

水工部 高潮津波研究室
加藤一正、近藤隆道、入江功

 閉鎖性内湾の底質浄化として、湾底に堆積している汚泥を浚渫で取り除くことが検討されている。取り除いた底泥は、護岸前面に投棄され、その上を覆砂して人工干潟を造成することが計画されている。 本報告は、このような二層構造の人工海浜の安定性に関して、汚泥の流出防止の観...

大水深波浪制御構造物に関する水工的研究(その2)-断続的に構造物を設置する場合の伝達率-

港湾空港技術研究所  資料  0526

1985年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、吉本靖俊、道下勲

 透過性構造物の延長方向に開口部を有する場合の堤内伝達率について数値波動解析法による数値計算および水理実験による検討を行った。  背後域は透過性構造物を透過する伝達波による回折波と開口部からの回折波が共存する領域であり、そこでの波は両者の合成である。本資料で...

排出された砂と粘土の混合土砂の分級・堆積に関する実験

港湾空港技術研究所  資料  0525

1985年06月

機材部 汚泥処理研究室
中園嘉治、安立重昭、竹内孝之、蔵谷満

 本報告は細粒土と粗粒土より成る土砂をポンプ船で浚渫埋立する場合に、地盤改良の少ない埋立工法を見出す足がかりを得るための模型実験に関するものである。実験条件として、浚渫土砂の細粒土含有率、ポンプ流量等を変化させて、土砂の堆積形状、粒度分布等を明らかにした。新し...

港湾鋼構造物の腐食を考慮した応力計算法について

港湾空港技術研究所  資料  0524

1985年06月

設計基準部 設計基準研究室
白石修章

直杭式横桟橋と矢板式係船岸に対する、腐食を考慮した各種応力計算法の計算精度、および腐食部材の応力に大きく影響する要因について、検討を行った。その結果、直杭式横桟橋の腐食杭応力に対して、杭の最大腐食度や、鉛直方向腐食形態、腐食杭のモデル化の方法、および部材力計算...