研究について

研究成果

港湾鋼構造物の腐食を考慮した応力計算法について

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0524 1985年06月
執筆者 白石修章
所属 設計基準部 設計基準研究室
要旨

直杭式横桟橋と矢板式係船岸に対する、腐食を考慮した各種応力計算法の計算精度、および腐食部材の応力に大きく影響する要因について、検討を行った。その結果、直杭式横桟橋の腐食杭応力に対して、杭の最大腐食度や、鉛直方向腐食形態、腐食杭のモデル化の方法、および部材力計算法の簡略化などが大きく影響すること、矢板式係船岸の矢板の曲げモーメントは腐食の影響をほとんど受けず、矢板の応力は断面係数により定まることが明らかとなった。

全文 /PDF/no0524.pdf