研究について

研究成果

海上交通計画情報に関する研究

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0536 1985年09月
執筆者 奥山育英
所属 設計基準部 システム研究室
要旨

 我が国の海運および港湾は戦後飛躍的な発展を遂げた。しかし、海上交通の質的かつ量的な変革および国土の有効利用を目的とした沿岸海域の開発によって、海上交通計画上多くの課題も顕在化するに至った。本資料は、これらの問題の解決のために、従来より多くの、かつ、より正確な計画情報を、より迅速に、計画策定者に与えることを目的として検討された手法をとりまとめたものである。
 その内容は、海上交通現象の観測および解析手法の開発、海上交通で主役を演ずる船舶の主要寸法の解析、海上交通容量の理論的決定手法、海上交通現象をネットワークモデルに再現したシミュレーション手法の開発、船舶のミクロな挙動を忠実に再現する船舶操縦シミュレータを利用した水域計画シュミレータの開発である。

全文 /PDF/no0536.pdf