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37 件中 1〜20 件を表示

海洋環境下における植栽を目的としたポーラスコンクリートの材料特性

港湾空港技術研究所  資料  0819

1995年12月

構造部 材料研究室
福手勤、浜田秀則、田中順、真下昌章

 わが国各地の港湾整備において、構造物本来の機能を満足しつつ、景観や親水性に配慮した施設の整備が進んでいる。この流れの中にコンクリート構造物に対する緑化の要請がある。このような背景から、本稿では、草本類、木本類が根を張ることを可能とし、植物の生育が可能となるポ...

コンクリート舗装用グラウト材の品質

港湾空港技術研究所  資料  0818

1995年12月

構造部 材料研究室
八谷好高、福手勤、梅野修一、田中順

コンクリート系材料によるコンクリート舗装の補修法として、プレストレストコンクリート(PC)プレキャスト版による打ち換え工法が実用化されている。また、PC舗装が沈下した場合の補修法としてリフトアップ工法が開発されている。両者にはコンクリート版と路盤との間の空隙を...

新遠心模型実験装置の開発と研究への適用

港湾空港技術研究所  資料  0817

1995年12月

土質部 地盤改良研究室
北詰昌樹、宮島正悟

 港研の旧遠心模型実験装置(MarkI)は、相似則を満足した模型実験によって、現地挙動を精度良く観察・検討する目的で昭和55年に導入された。以来、本装置を用いて港湾建設に際して遭遇する基本的な問題ならびに特定の現場で遭遇した課題の解決を目的とした研究を精力的に...

係船ブイに作用する衝撃張力の低減法に関する模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0816

1995年12月

水工部 波浪研究室
平石哲也、冨田康大

 離島港湾における係船施設あるいは沿岸構造物の位置表示器として、チェーン係留された円筒型ブイが用いられている。大波高時には、ブイの係留チェーンや接続部に衝撃的に張力が作用し、チェーンが切断される事故が生じている。本研究は、係留チェーンに作用する衝撃張力の低減法...

コンピュータグラフィックスによる波浪現象のバーチャルリアリティシステム

港湾空港技術研究所  資料  0815

1995年12月

設計基準部 システム研究室
酒井浩二、高橋宏直、平石哲也

 対象物やその周りの環境条件をコンピュータグラフィックスの中にとりこみ、映像のみならず音響をも媒体とする仮想空間を構築し、さらにその空間内において任意の移動を可能とする。これにより、まるで実際にその空間内に存在するのと同様の状況を創出し、空間内の状況を容易に理...

ブシネスク方程式を用いた波浪変形計算法の適用性

港湾空港技術研究所  資料  0814

1995年12月

水工部 波浪研究室
平石哲也、上原功、鈴木康正

近年、波の分散性と非線形性を考慮できるブジネスク方程式が浅海域の波浪変形計算に適用されつつある。この計算法では、波の屈折、回折および長周期変化が考慮できるため、沿岸構造物の波の場を正確に推定できる。本資料では、急勾配斜面、円形リーフ、半無限防波堤および潜堤を有...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その10)コンテナクレーンの地震時挙動

港湾空港技術研究所  資料  0813-10

1995年09月

機械技術部 機械技術部長
吉田由治

兵庫県南部地震時における神戸港のコンテナクレーンの挙動を被害状況から推論した。そのひとつとしては、車輪の軌跡等からロッキングが岸壁法線直角方向に生じたと考えられる。また、脚スパンは全般的にはレール間隔の拡大により強制変形を受けて拡大しているが、一部のものにはス...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その9)神戸港ケーソン式岸壁の安定性に関する一考察

港湾空港技術研究所  資料  0813-09

1995年09月

設計基準部 設計基準研究室
長尾毅、小泉哲也、木阪恒彦、寺内潔、細川浩二、門脇陽治、宇野健司

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震は、神戸港の港湾施設に甚大な被害をもたらした。特に岸壁については重力式が非常に多く、ほとんどの施設が被災した。本研究では、神戸港のケーソン式岸壁のうち、位置・設計震度・置換砂層厚などに違いを持つ14施設を抽出し、地盤...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その8)ケーソン式岸壁の地震時滑動に関する数値解析

港湾空港技術研究所  資料  0813-08

1995年09月

構造部 地震防災研究室
野津厚、上部達生、高野剛光

兵庫県南部地震で被災したケーソン式岸壁の被災原因の究明を目的として、ポートアイランド西側コンテナ岸壁をとりあげ、ジョイント要素を用いた2次元有限要素地震応答解析プログラムによる滑動解析を行った。ここで用いた計算手法は背後地盤および置換砂内の過剰間隙水圧の発生を...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その7)ケーソン式岸壁の有効応力解析

港湾空港技術研究所  資料  0813-07

1995年09月

構造部 地盤震動研究室
井合進、一井康二、森田年一

 本研究では、1995年兵庫県南部地震における神戸港のケーソン式岸壁の被害の有効応力解析を行った。解析対象とした岸壁は、六甲アイランド南側の水深14mの大型岸壁であり、水平変位4~5m、沈下2m、傾斜角4度程度の変形が発生している。解析に用いたモデルは、ひずみ...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その6)ケーソン式岸壁の被災に関する模型振動実験

港湾空港技術研究所  資料  0813-06

1995年09月

構造部 構造振動研究室
菅野高弘、三藤正明、及川研

平成7年兵庫県南部地震において、神戸港の岸壁の構造形式の大半を占めるケーソン式岸壁の被害が甚大であった。その被災形態はケーソンの海側への移動・前傾・沈下、背後地盤が陥没するものであった。この被災形態の原因として、直下型地震のための大きな地震加速度によるもの、ポ...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その5)液状化の判定に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  0813-05

1995年09月

土質部 動土質研究室
山﨑浩之、善功企、佐渡篤史、舘下徹

 神戸港の岸壁・護岸・防波堤の置換層、埋立部について9地点で今回の地震(兵庫県南部自身)での液状化に関する各種調査・解析を行った。本調査・解析から以下のような結論が得られた。 (1)神戸港で置換土、埋立土に用いられていたまさ土の粒度試験を行った。まさ土の粒度...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その4)埋立地盤の特性

港湾空港技術研究所  資料  0813-04

1995年09月

土質部 動土質研究室
善功企、山﨑浩之、南兼一郎、中島由貴

 兵庫県南部地震の被災を契機に、礫分を多く含む粒度のよいまさ土により構成される埋立地盤の既往の土質データを収集し、地震後に行われた土質調査の結果とあわせて整理した。その結果、以下のことが明らかとなった。 (1)標準貫入試験のさいに使用されるスプリットサンプラ...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その3)神戸港のケーソン式大型岸壁の被災分析

港湾空港技術研究所  資料  0813-03

1995年09月

構造部 地震防災研究室
上部達生、高野剛光、松永康男

 神戸港で被災したケーソン式大型岸壁(水深-7.5m以上)の被災変状にどのような特徴があるのか、あるいは被災の主要な要因が何であるのかを検討した。  東西の法線方向のケーソン式大型岸壁の被災変形量は、南北の法線方向の岸壁のそれより大きな値を示した。これは地震...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その2)被害状況 -港湾荷役施設-

港湾空港技術研究所  資料  0813-02

1995年09月

機械技術部 機械作業システム研究室
藤本健幸

 神戸港の荷役機能は兵庫県南部地震によってほぼ100%壊滅といってよいほどの被害を受けた。地域社会経済への影響を生じた被害としては、釧路沖地震による穀物および石炭用アンローダの被害が過去にあるが、コンテナクレーン55基を持つ国際物流の中枢である基幹港が長期間の...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その2)被災状況 -岸壁,防波堤,海岸保全施設-

港湾空港技術研究所  資料  0813-02

1995年09月

構造部 構造振動研究室
外山進一、松永康男

兵庫県南部自身により神戸港は、壊滅的打撃を受けた。地震動は水平成分の南北方向が強大であったこと、活断層の直下型であり鉛直成分が大きかった。岸壁、防波堤、海岸保全施設は、重力式の構造が大半を占め、被災形態は類似していた。岸壁については、岸壁本体の2m程度の滑動、...

兵庫県南部地震による港湾施設の被害考察 (その2)被災状況 -臨港交通施設-

港湾空港技術研究所  資料  0813-02

1995年09月

計画設計基準部 設計技術研究室
横田弘

 兵庫県南部地震における神戸港を中心とする臨海交通施設の主要な被害の状況をとりまとめ、被害原因についての若干の考察を行った。対象とする施設は、神戸港における港湾幹線道路の橋梁と高架道路およびポートライナーと六甲ライナーの2系統の新交通システム、さらには尼崎西宮...

新遠心模型実験装置の開発と研究への適用

港湾空港技術研究所  資料  0812

1995年09月

土質部 地盤改良研究室
北詰昌樹

 港研の旧遠心模型実験装置(Mark I)は、相似則を満足した模型実験によって、現地挙動を精度良く観察・検討する目的で昭和55年に導入された。以来、本装置を用いて港湾建設に際して遭遇する基本的な研究ならびにある特定の現場で遭遇した課題の解決をを目的とした研究を...

新遠心模型実験装置の開発と研究への適用

港湾空港技術研究所  資料  0812

1995年09月

土質部 地盤改良研究室
北詰昌樹

 港研の旧遠心模型実験装置(Mark I)は、相似則を満足した模型実験によって、現地挙動を精度良く観察・検討する目的で昭和55年に導入された。以来、本装置を用いて港湾建設に際して遭遇する基本的な研究ならびにある特定の現場で遭遇した課題の解決をを目的とした研究を...

土圧実験における土圧のばらつきと近接構造物の変位による土圧の変化に関する実験

港湾空港技術研究所  資料  0811

1995年09月

土質部 基礎工研究室
菊池喜昭、高橋邦夫、小椋卓実

 本研究では、土圧のばらつきの特性と近接施工の際の既設構造物が新設構造物に及ぼす土圧の影響を調べる目的で模型実験を実施し、以下の結論を得た。 (1)非常によくコントロールされた実験室内での結果においても、静止土圧係数、主働土圧係数、受働土圧係数のそれぞれにつ...