研究について
研究成果
土圧実験における土圧のばらつきと近接構造物の変位による土圧の変化に関する実験
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 0811 1995年09月 |
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執筆者 | 菊池喜昭、高橋邦夫、小椋卓実 |
所属 | 土質部 基礎工研究室 |
要旨 | 本研究では、土圧のばらつきの特性と近接施工の際の既設構造物が新設構造物に及ぼす土圧の影響を調べる目的で模型実験を実施し、以下の結論を得た。 (1)非常によくコントロールされた実験室内での結果においても、静止土圧係数、主働土圧係数、受働土圧係数のそれぞれについて0.1程度の変動係数を有する。 (2)クローン土圧式によれば、受働土圧係数の変動係数の方が主働土圧係数の変動よりも大きくなりそうであるが、実験の結果では両者の変動係数には差がなかった。 (3)静止土圧係数のばらつきについてはヤーキーの式からだけでは説明ができない。 (4)既設構造物が新設構造物に近接しているほど、新設構造物は既設構造物の変位による影響を受けやすい。 |
全文 |
/PDF/no0811.pdf
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