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40 件中 1〜20 件を表示

栄養塩溶出速度の温度・DO存在性について

港湾空港技術研究所  資料  0405

1981年12月

海洋水理部 主任研究官
細川恭史、三好英一、堀江毅

 富栄養化した内湾域では、底泥からの栄養塩の溶出が水質に対し大きな影響をおよぼしている。舞い上がっていない底泥からの栄養塩の溶出速度は、温度・直上海水中の溶存酸素(DO)・底泥内含有栄養塩量・生物の作用などに左右され、季節的場所的に変化している。 本論文は、ま...

有限要素法による潮汐流の数値計算

港湾空港技術研究所  資料  0404

1981年12月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男

 有限要素法を用いて潮汐流の計算を実施した。ここでは、簡単な地形のく(短)形湾と実海域の東京湾とを例に取り上げ、有限要素法の持つ特性、および数値モデルの持つ各種パラメーターの計算結果に及ぼす影響について考察した。さらに、東京湾については差分法(ここではADI法...

ケーソン式港湾構造物への有限要素法の適用

港湾空港技術研究所  資料  0403

1981年12月


横田弘、南兼一郎、清宮理

 大水深海洋構造物は、大きな外力を受けたり、基礎のマウンドの不陸により大きなねじれが生じたりすることがある。このような構造物の設計に在来の部材中心の設計法を用いる場合、安全性を十分に検討できないため過大設計となり、経済性がそこなわれるおそれがある。したがって、...

RC構造物の動的非線型解析法の事例研究

港湾空港技術研究所  資料  0402

1981年12月

構造部 主任研究官
清宮理、L.G.Selna

RC構造物の耐震性の検討の一課題に、構造物部材の動的非線型特性の把握がある。武田によって既に提案されている荷重と変形との非線型特性の関係(履歴現象)を実在のRC構造物(6階建の建物)に適用してその妥当性の評価を行った。建物は、1979年10月に米国カリフォルニ...

波浪に関する拠点観測10か年統計(昭和45年~昭和54年)

港湾空港技術研究所  資料  0401

1981年12月

水工部 海象観測研究室
高橋智晴、広瀬宗一、菅原一晃、橋本典明

 波浪に関する拠点観測実施要網(昭和43年10月、運輸省港湾局策定)に基づく体制で、統一的な技術基準による波浪観測及び取得データ集中処理・解析が昭和45年度を初年度として継続的に実施され、昭和54年度において10年を経過するにいたった。 この資料は、この10年...

波浪観測データの集中処理システムについて

港湾空港技術研究所  資料  0400

1981年12月

水工部 主任研究官
広瀬宗一、佐々木弘、高橋智晴

 本資料は、波浪に関する拠点観測実施要綱から沿岸波浪観測実施要綱に基づく体制の移行に伴い、ディジタルデータの精度向上、データの集中処理作業の円滑化をはかるとともに、必要とされる波浪情報の多様化に対処することを目的として導入し、開発をおこなった波浪観測データの集...

沿岸波浪観測テレメータの信号伝送方式

港湾空港技術研究所  資料  0399

1981年12月

水工部 主任研究官
佐々木弘、高橋智晴、菅原一晃

 現在、港湾関係で使用されている沿岸波浪観測テレメータの信号伝送方式について、その内容と観測への適用方法について述べている。 テレメータの方式には、伝送回線によって分類される直送式、無線搬送式、有線搬送式がある。いずれの方式も実用されているが、ここでは搬送式テ...

両振り繰返し荷重を受けるPCはりの力学的性質および接合部の影響

港湾空港技術研究所  資料  0397

1981年09月

構造部 材料施工研究室
森好生、大即信明、下沢治

 この研究は、PCはりの力学的性質に及ぼす両振り繰り返し荷重および接合部の影響に関する実験および考察を行い、港湾構造物に用いるPC部材の限界状態設計法について検討するものである。 種々の載荷パターンを受けるPCはりの曲げ試験を行い、次の結論が得られた。1)単一...

沖縄県および奄美諸島の大地震時における地盤加速度

港湾空港技術研究所  資料  0396

1981年09月

構造部 地震防災研究室
北澤壮介、桧垣典弘、野田節男

 沖縄県および奄美諸島における地震防災対策の基礎資料として、代表的な地点における大地震時の地盤の最大加速度を推定した。 対象地点としては、奄美諸島から16地点、沖縄諸島から61地点、先島諸島から34地点の合計111地点を選定した。想定地震としては、過去に発生し...

埋設・配管方式による航空灯火の現場実用試験

港湾空港技術研究所  資料  0395

1981年09月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、八谷好高

 航空機のより高度な運航を量る図るためには、断線等の事故の多い従来の切込・接着方式による航空灯火に替り、信頼性の高い航空灯火の技術開発が望まれる。 本研究では、新しい埋設・配管方式による航空灯火の設置工法に関して、その施工性を評価し、灯火の安定性や灯火の設置が...

立体骨組構造防波堤の透過率の推定について

港湾空港技術研究所  資料  0394

1981年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、吉本靖俊、和泉田芳和

 本研究は、非重力式透過性防波堤の一型式として、多数の鉛直および水平部材から成る立体骨組構造防波堤をとりあげ、その透過率の推定法を規則波実験に基づいて検討したものである。対象とした構造は多列円柱構造、立体格子構造、円盤付立体格子構造であり、そのほか水平板付多列...

同一組織の異なる吸水率(空隙率)を持つlime-cemented sandstonesの物理的性質とその相互関係

港湾空港技術研究所  資料  0393

1981年09月

機材部 主任研究官
中島忠男、轟達夫

 岩盤浚渫における岩盤の諸性質と破砕性に関する研究の一環として、ブラジル国Suape港建設予定地区内のリーフ(砂岩礁)から採取された同一組織の異なる給水率を持つlime-cemented sandstonesに対し、物理的試験、弾性波試験および力学的試験を行い...

歩行式作業船の脚の底面に作用するせん断力と地盤反力の模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0392

1981年09月

機材部 作業船研究室
岩崎峯夫、秋園純一、轟達夫

 今後の港湾工事に必要となることが予想される大深度荒天用作業船の一型式として、ジャッキアップ型作業船について、歩行時に脚に作用する力に足跡が与える影響を調べるため、模型脚を用いて着底実験を行った。 模型脚直径、足跡とつぎに着底する模型脚の距離、足跡の深さ、砂地...

電磁波砕岩における水中照射器の性能について

港湾空港技術研究所  資料  0391

1981年09月

機材部 主任研究官
高橋英俊、奥出律、山谷弘幸、松本茂

 海底岩盤の破砕のため開発した、環状水ジェットと圧縮空気を利用した遮水装置を持つ水中照射器の電磁気特性、遮水特性および耐放電性に関する実験を行い、水中照射器の性能を調べ、海水中の花崗岩およびモルタルブロックの破砕実験で破砕性能を確認した。 この結果、遮水が良好...

ポンプ浚渫船のカッタによる濁りの模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0390

1981年09月

機材部 汚泥処理研究室
白鳥保夫、増田勝人、加藤英夫、山内栄

 ポンプ浚渫船による濁りの模型実験を行い、濁りの発生量と運転条件の関係について検討した。供試土砂に模擬汚泥と現地汚泥を用い、濁りはSSを用いて評価した。 その結果、以下の諸点が明らかになった。(1)カッタ回りの濁りの鉛直分布は、ほぼ指数関数で表され、その大きさ...

埋立時の土砂の沈降挙動に関する現地調査

港湾空港技術研究所  資料  0389

1981年09月

機材部 汚泥処理研究室
白鳥保夫、増田勝人、加藤英夫、山内栄、中園嘉治

 筆者らは埋立地から流出する余水のSS濃度を予測する研究を進めてきた。この一環として、模型実験手法の検討、理論的考察の資料とするため現地調査を行った。内容は埋立地内のSS濃度分布、堆積土量、SS・土砂粒度分布、SS流出率、水面積負荷、さらに土運船土捨時の濁り、...

埋立時の土砂の沈降挙動に関する実験(その2)

港湾空港技術研究所  資料  0388

1981年09月

機材部 汚泥処理研究室
白鳥保夫、増田勝人、加藤英夫、山内栄

 へどろなどをポンプ浚渫し、埋立を行う場合、余水吐より流出する余水のSS濃度を予測し、適用される排水基準により、適当な余水処理対策を講じなければならない。余水の濃度を低下させる一つの手段として筆者らは、排砂菅吐出口と余水吐の適切な配置および形状により、SSの沈...

壁面付着力を考慮した簡便な地震時土圧式と2、3の考察

港湾空港技術研究所  資料  0398

1981年09月

設計基準部 設計基準部長
松並仁茂

 構造物の設計において、地震時土圧の検討は広く行われているが、砂質土地盤の土圧算定法はともかく、粘性土地盤のそれは、きわめて不十分であるとされている。これを多少とも補うため、新たに壁面付着力を考慮した地震時土圧式を導いた。この式の特徴と利用範囲を明確にするため...

汎用自動図化処理システム(PHIDAS)の開発

港湾空港技術研究所  資料  0387

1981年06月

計算センター 計算室
佐々木芳寛、高野聖三、小川直樹、津端雅史

 本資料は汎用自動作図処理システムの開発を行い、これについてとりまとめたものである。 電子計算機の出力結果の中で自動製図装置用に出力し図化機を利用して表示することは近年一般的になってきている。また、表示の方法にも自動製図装置、グラフィック・ディスプレイ、COM...

流れの場における微細土砂粒子の分散特性について-水理模型実験と数値計算による検討-

港湾空港技術研究所  資料  0386

1981年06月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
小笹博昭、森川雅行、村上和男、入尾野幸雄、白井正生

 本研究は、流れの場における微細土砂粒子の分散特性を水理模型実験により検討するとともに、流れや負荷量などの実験値を数値モデルに適用して、その結果に若干の考察を加えたものである。 実験には、水平縮尺1/2000、鉛直縮尺1/160のひずみ模型を用い、流れとして、...