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アスファルトコンクリートの再利用のための基礎的実験
港湾空港技術研究所 資料 0280
1977年12月
土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、福手勤、佐藤峰夫
舗装上を走行する航空機や車両の大型化に伴って舗装の破壊が進み、舗装の打ち替えをする機会も増加してきている。打ち替えのために発生した旧舗装構成材料は従来埋立て材料などとして投棄されてきたが、石油ショック以来、資源の有効再利用の重要性が指摘されるようになった。 ...
ドラグサクション浚渫船の浚渫時における汚濁調査
港湾空港技術研究所 資料 0279
1977年12月
機材部 流体輸送研究室
八木得次、早乙女保二、中園嘉治、河野茂、増田勝人、浜田賢二、佐藤義博、斎藤勝
本調査は、ドラグサクション浚渫船の通常浚渫時における浚渫能率と浚渫周辺海域での汚濁拡散の関係について調べたものである。調査の重要点は、海面汚濁防止装置の使用、不使用の違いによる汚濁の状態の変化である。 浚渫土質は、「砂」、「シルト質砂」の二種類であった。調査...
リーフ上の波の変形に関する研究
港湾空港技術研究所 資料 0278
1977年09月
水工部 高潮津波研究室
高山知司、神山豊、菊地治
水深が0m~5mと非常に浅く、長さが200~2,000mにもなるリーフに波が侵入して来た場合のリーフにおける波の変形特性を明らかにするために模型実験を行った。模型としては、リーフ上先端部に連続あるいは不連続の環礁がある場合とない場合の3種類である。波は不規則波...
海中における鋼管矢板打込み時の振動測定
港湾空港技術研究所 資料 0277
1977年09月
構造部 地震防災研究室
上部達生、野田節男、千葉忠樹
鋼管矢板式岸壁の建設現場において海中における杭の打込み振動の測定を実施した。測定結果を解析し、さらに杭の打込み振動が養生中のコンクリートの諸性質に及ぼす影響について検討を行なった。以下に明らかになった事項を列記する。 (1)杭打込みによる既設杭の振動は上下動成...
プレストレストコンクリートと港湾および海洋構造物-その現状と問題点-
港湾空港技術研究所 資料 0276
1977年09月
構造部 材料施工研究室
大即信明、関博
プレストレストコンクリートは海洋構造物材料としてすぐれた性質を有しており、今後これを用いた海洋構造物の建設は増加するものと予想される。しかし、現状ではプレストレストコンクリートを海洋構造物として用いる際の設計法および建設工法等に満足できない点もあり、今後の研究...
レジンコンクリートの耐海水性について
港湾空港技術研究所 資料 0275
1977年09月
構造部 材料施工研究室
関博、大即信明
レジンコンクリートは、構造部材として種々の優れた特性を有している。これらの樹脂を使用したレジンコンクリートを港湾構造物や海洋構造物に用いるには、海洋環境下における十分な耐久性が保障される必要がある。 本実験においては、3種の不飽和ポリエステル樹脂を対象とし、...
MEMによる波浪スペクトル計算に関する考察(2)-FPE・スキームにそった問題点-
港湾空港技術研究所 資料 0274
1977年09月
海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、加藤始
MEMによるスペクトル計算法は、従来の相関法やFFTより優れていると言われている。ここでは、従来から行われている風波の実験に関連して、主に流れの中での風波を、少ないデータ数からもスペクトル計算が可能であり、分解能のよいスペクトルが得られるというMEMを用いて計...
MEMによる波浪スペクトル計算に関する考察(1)-特に予測誤差とフィルター長について-
港湾空港技術研究所 資料 0273
1977年09月
水工部 海象観測研究室
高橋智晴、広瀬宗一、佐々木徹也
パワースペクトルを計算する方法として、J.P.Burg(1967)によりMEN(Maximun Entropy Method)が提案されたが、従来の方法(FFT法、相関法)に比べて非常に分解能が高く、また非現実な仮定をしないで済むという点でより現実的なスペクト...
波浪観測記録による周期と波高の結合分布の解析
港湾空港技術研究所 資料 0272
1977年09月
海洋水理部 波浪研究室
合田良実
波群中の周期と波高の結合分布は、不規則波の波力や越波などの現象に影響を及ぼす。このため、波浪観測記録89例の解析を行ない、Longuet-Higginsの理論と比較した。観測データは波高と周期の相関係数をパラーメーターとして5グループに分類し、周期比の累積度数...
不規則波を用いた港内静穏度解析
港湾空港技術研究所 資料 0271
1977年09月
海洋水理部 波浪研究室
合田良実、鈴木康正、蜂須賀和吉
従来、静穏度実験は規則波を用いて行なわれることが多かった。しかし、規則波では実際の海の状態を再現できないこと、また、規則波を用いた実験結果では波高の場所的な変動が大きいなどの問題点があった。そこで一方向スペクトルを持つ不規則波に対する港内波高を測定し、規則波...
防波堤の設計波力算定式についての比較検討
港湾空港技術研究所 資料 0270
1977年09月
設計基準部 自動設計研究室
本浩司、南兼一郎、佐藤英樹
直立壁を有する防波堤の設計波力の算定式のうち、 ⅰ.現在、標準的に使われている広井式あるいは部分砕波圧を考慮したサンフルーの簡略式を使い分ける方法 ⅱ.伊藤らの提案式 ⅲ.合田の提案式 ⅳ.永井らによる一連の波圧式 について、各算定式の特徴を明白にするために、...
港湾構造物の設計法に関する二,三の検討-防波堤の地震時安定,係船岸マウンド最小厚・ふたコンクリート厚,エプロン舗装被災調査-
港湾空港技術研究所 資料 0269
1977年09月
設計基準部 設計基準研究室
親泊正孝、中西修、石塚修次
港湾施設の設計法に関して、1.ケーソン式混成防波堤の地震時の安定検討、2.係船岸のマウンド最小限、ふたコンクリート厚、のそれぞれについて検討を行った。1.については、波圧時の安定で断面が決定された防波堤の、地震時の動水圧を考慮した安定検討を行う必要があるか否か...
遠藤博、笹田彰、石塚修次
港湾空港技術研究所 資料 0268
1977年09月
設計基準部 計画基準研究室
遠藤博、笹田彰、石塚修次
港湾構造物の設計において、各々の設計条件を合理的に設定することは、設計の合理化、明確化のために非常に重要なことである。しかしながら、全ての設計条件が同じ精度で、かつ合理的に設定されているとは言いがたいのが実状である。このような背景をふまえ、設計条件の重要な要素...
土運船実船調査報告-土砂投下時の船体挙動-
港湾空港技術研究所 資料 0267
1977年09月
機材部 汚泥処理研究室
早乙女保二、石塚浩次、松本茂
土運船土砂投下時の濁り発生研究の模型実験基礎資料を得るために、大型土運船土砂投下時の船体挙動について実船調査を行った。調査は神戸市六甲アイランドにおいて実施し、2,000t積、2,500t積土運船の通常作業土砂投下における土運船浮上加速度、喫水変化などの測定を...
海浜変形調査資料(第3報)-航空写真による汀線変化の解析-
港湾空港技術研究所 資料 0266
1977年06月
水工部 漂砂研究室
田中則男、小笹博昭、蜂須賀和吉、三好英一
本資料は、著者らが「海浜変形調査」と題して行なった一連の作業のうち、航空写真を利用して汀線変化を調べた部門よりの第3報であり、又最終報告でもある。解析対象地域は変化しているが、解析内容、手法は第一報(港湾技研資料No.163)および第2報(港湾技研資料No.1...
陸閘の設計法についての検討
港湾空港技術研究所 資料 0265
1977年06月
設計基準部 設計基準研究室
高潮対策施設としての陸閘(陸上防潮扉)の標準的設計法確立のための一布石として、主として扉体部の設計法に関し、詳細に記述を試みたものである。外力としては水圧、波圧、衝突力を取り扱い、その計算法を明示した。許容応力、許容変位量の規定を設け、その根拠を明らかにした...
地盤のすべりに対する杭の抵抗力
港湾空港技術研究所 資料 0264
1977年06月
中山茂雄、清宮理
地盤のすべりに対する杭の抵抗効果について提案されている計算法の中で、北島・岸の方法を選んで、模型実験および理論解析を実施して、この方法の妥当性を検討した。模型杭に生ずる曲げひずみ量とこの分布形状等から算定される杭の抵抗力と、模型実験で実測された抵抗力とがオーダ...
船舶接岸力に関する模型実験
港湾空港技術研究所 資料 0263
1977年06月
構造部 海洋構造研究室
堀井修身、上田茂、柳沢雄博
船舶接岸時の仮想質量を模型実験により検討した。その結果、仮想質量に影響する要因として、1)水深吃水比、H/d、2)岸壁構造、3)防舷材などのバネ常数などが考えられるが、中でもH/dの効果が大きいことが明らかになった。また、仮想質量は排水質量に対する比として表わ...
空港コンクリート舗装厚設計への電算プログラムの応用
港湾空港技術研究所 資料 0262
1977年06月
土質部 滑走路研究室
福手勤
現在、わが国を始めとして世界各地で採用されている空港コンクリート舗装設計法の基礎となっているのは、Westergaardの載荷公式であるが、このWestergaardの載荷公式は実際の設計に利用するためには複雑な形をしているため、PickettとRayによって...
電子計算機による設計計算に用いる共通的サブプログラムについての検討
港湾空港技術研究所 資料 0261
1977年06月
設計基準部 自動設計研究室
本浩司、三橋郁雄
港湾構造物の設計を行う大きなプログラムを構成しているサブプログラムのいくつかは、他の大きなサブプログラムを構成する一要素であることが多い。これらのサブプログラムは、大きなプログラムを修正する度ごとに、あるいは新たに大きなプログラムを組む度ごとに有効となる筈であ...