研究について

研究成果

陸閘の設計法についての検討

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0265 1977年06月
執筆者
所属 設計基準部 設計基準研究室
要旨

 高潮対策施設としての陸閘(陸上防潮扉)の標準的設計法確立のための一布石として、主として扉体部の設計法に関し、詳細に記述を試みたものである。外力としては水圧、波圧、衝突力を取り扱い、その計算法を明示した。許容応力、許容変位量の規定を設け、その根拠を明らかにした。さらに鋼材ばかりでなく、近年その普及がめざましいアルミ合金材についても、鋼材と全く同様の設計理論に基づいて細かに規定した。  また、日本全国の港湾管理者が有する陸閘についてスパン、高さ、タイプ、材料などの調査を行ったので、その結果も報告する。

全文 /PDF/no0265.pdf