研究について

研究成果

港湾構造物の設計法に関する二,三の検討-防波堤の地震時安定,係船岸マウンド最小厚・ふたコンクリート厚,エプロン舗装被災調査-

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0269 1977年09月
執筆者 親泊正孝、中西修、石塚修次
所属 設計基準部 設計基準研究室
要旨

港湾施設の設計法に関して、1.ケーソン式混成防波堤の地震時の安定検討、2.係船岸のマウンド最小限、ふたコンクリート厚、のそれぞれについて検討を行った。1.については、波圧時の安定で断面が決定された防波堤の、地震時の動水圧を考慮した安定検討を行う必要があるか否かの判断を容易にできるグラフを作成した。2.については、重力式岸壁の実施例を調査して、マウンド最小厚は0.5~1.0m、ふたコンクリート厚は20cmを標準とすることを提案した。その他エプロン舗装被災調査の結果を整理検討し、考察を行った。

全文 /PDF/no0269.pdf