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17 件中 1〜17 件を表示

混和材として分級フライアッシュを用いたコンクリートの港湾・海洋構造物への適用性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  035-04-03

1996年12月

構造部 材料研究室
濱田秀則、福手勤、石井光裕

 フライアッシュあるいは高炉スラグ微粉末といった鉱物質混和材をコンクリートに使用していくことは様々な国において実施されている。一方、我が国においても今後石炭火力発電においてフライアッシュが大量に発生することが予想されている。フライアッシュから微粒分のみを抽出し...

防波堤ケーソンの自動設置システムの開発(第一報)-引船方式の水理模型実験による検討-

港湾空港技術研究所  報告  035-04-02

1996年12月

構造部 海洋構造研究室
米山治男、白石悟、名里健吾、高橋英俊

 本報告では、防波堤ケーソンの据付作業の省力化および工費の縮減、作業員の安全性の確保、施工能率の向上等に寄与することを目的として開発した、防波堤ケーソン等の海洋構造物の自動設置システムについて述べる。  本報告で示すシステムは、以下の手順で目標としたケーソン...

久里浜湾における長期検潮記録解析

港湾空港技術研究所  報告  035-04-01

1996年12月

水工部 海象調査研究室
永井紀彦、菅原一晃、渡邉弘、川口浩二

 本報告は、1958年2月から1995年12月までの約38年間における港湾技術研究所構内検潮記録をとりまとめたものである。このように長期間にわたって、同一条件で継続してとりまとめられた潮位観測結果は、他に類例を見ない貴重なものである。ここでは、日々の観測によっ...

RTK/OTF GPSによるTSL着桟システム

港湾空港技術研究所  報告  035-03-03

1996年09月

計画設計基準部 システム研究室
高橋宏直、早藤能伸、酒井浩二、森満賢治、中本隆、木阪恒彦、井潤健二、山下武広、井隼哲郎、宗円清明

 近年、テクノスーパーライナー(Techno Super Liner)に代表される大型高速貨物船の開発が大きく進展している。このような外洋を高速で航行できる船舶においても、着桟時は操船者の視覚情報に基づく判断を中心となるシステムに変化はないと考えられる。  ...

TSLに対応した水域施設の計画手法及び入港支援システム

港湾空港技術研究所  報告  035-03-02

1996年09月

計画設計基準部 システム研究室
高橋宏直、早藤能伸、酒井浩二、森満賢治、中本隆、木阪恒彦

 テクノスーパーライナー(以下 TSL)に代表される大型高速貨物船に関する技術は近年著しく進展し、船長約70mの実験船「飛翔」(TSL-Aタイプ)による実海域実験も進められている。この大型高速貨物船の実用化の課題の一つとして、昼間はもちろん夜間・荒天時において...

港湾で観測された長周期波の特性

港湾空港技術研究所  報告  035-03-01

1996年09月

水工部 波浪研究室
平石哲也、田所篤博、藤咲秀可

従来から、港内が比較的静穏にも拘らず、係留された大型船が大きい水平運動を生じ、荷役が中断されたり、係留索が切断される事故が生じてきた。最近の一連の観測により、これは、港外で発達した周期1~5minの長周期波が港内へ侵入することによって生起される現象であることが...

ファジィ制御によるドラグサクション浚渫船の自動化

港湾空港技術研究所  報告  035-02-04

1996年06月

機械技術部 浚渫埋立研究室
加藤英夫、福本裕哉、佐藤勇二、谷本裕史、岡山義邦

ドラグサクション浚渫船の自動化については主に省力化という見地から開発が進められて来た。しかし従来の自動化は、設定値を境界としたON/OFF制御、あるいはあらかじめ定められた手順にしたがって制御を行うシーケンス制御であり、ベテラン乗船員の手動操作に比較す

未充填部を有するサンドイッチ部材の曲げおよびせん断特性

港湾空港技術研究所  報告  035-02-03

1996年06月

構造部 構造強度研究室
清宮理、木村秀雄、小島朗史

サンドイッチ部材は鋼殻の中に流動性の良いコンクリートを充填して製作される。施工不良などにより未充填の部分が残った場合、強度の低下が予想される。そこで未充填の存在がサンドイッチ部材の曲げおよびせん断耐荷力に及ぼす影響を調べるために靜的載荷試験を行った。この結果未...

壁式深層混合処理地盤の滑動破壊挙動について

港湾空港技術研究所  報告  035-02-02

1996年06月

土質部 地盤改良研究室
北詰昌樹

深層混合処理工法(Deep Mixing Method、略称 DMM)は、原位置の軟弱粘性土に化学的安定材を添加し、原位置で強制的に撹拌混合して地盤中に強固な安定処理土を形成する工法で、ドレーン工法やサンドコンパクションパイル工法などに比べ短期間で高強度の改良...

護岸の吸い出しに関する水理模型実験

港湾空港技術研究所  報告  035-02-01

1996年06月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、鈴木高二朗、徳淵克正、岡村知光、下迫健一郎、善功企、山﨑浩之

 ケーソン式の防波護岸に関する水理模型実験を行った。実験は、当所の大型造波水路で行い、防波護岸の大型模型を設置して波を作用させ、その変形を観察するとともに、間隙水圧を測定している。  実験では、現地の吸い出し災害の再現を試みるとともに、そのメカニズムの検討を...

アジア圏域を軸とした21世紀の日本の海運像(CALSによるコンテナ流動ネットワークとアジアが結ぶ世界高速コンテナ航路の形成)

港湾空港技術研究所  報告  035-01-07

1996年03月

計画設計基準部 システム研究室
高橋宏直

 近年のコンテナ貨物量の純流動量は著しく増加しており、世界におけるコンテナ純流動量は93年で3200万TEUとなっている。そして、この3200万TEUの内容をみると、アジア-北米が740万TEU、アジア-欧州が455万TEU、アジア域内が500万TEUとアジア...

市区町村間の道路距離と時間を用いた三大湾の港湾貨物の背後流動特性の解析

港湾空港技術研究所  報告  035-01-06

1996年03月

計画設計基準部 計画基準研究室
池田秀文、布川恵啓、村田利治、竹下正俊、奥田薫、岡野秀男

 本研究は、わが国の港湾活動の中心的な位置を占める三大湾(東京湾、伊勢湾、大阪湾)を対象とし、港湾貨物の背後地域への流動特性を分析したものである。分析にあたっては、「陸上出入貨物調査」と国土庁が開発した「総合交通体系データベースシステム」を統合化して、港湾貨物...

港湾構造物の円弧すべり解析における最適な安全率

港湾空港技術研究所  報告  035-01-05

1996年03月

土質部 土性研究室
土田孝、Tang YiXin

 軟弱地盤の多い沿岸域では、構造物の形状や地盤改良の範囲などが円孤すべり解析の安全率によって決まることが多い。本研究は地盤の不均一性を考慮した信頼性解析を行うことによって、初期建設費や破壊確率、破壊時のコストを計算し、期待総建設費を最小にするという観点から設計...

主成分分析とカルマンフィルタを用いた統計的波浪予測手法の適用性について

港湾空港技術研究所  報告  035-01-04

1996年03月

水工部 海洋エネルギー利用研究室
橋本典明、永井紀彦、清水勝義、菅原一晃

 港湾工事や荷役の安全確保、最適な施工管理あるいは航行船舶の安全確保等のためには的確な波浪予測が不可欠である。波浪予測手法としては、波浪推算法を用いる方法と統計モデルを用いる方法がある。この内、波浪推算法を用いる方法では、広域の気象情報が必要で、計算に際しては...

沖波の方向スペクトルの出現特性(第2報)-いわき沖における7か年方向スペクトル統計-

港湾空港技術研究所  報告  035-01-03

1996年03月

水工部 海洋エネルギー利用研究室
清水勝義、永井紀彦、橋本典明

 港湾開発は今後ますます大規模化・大水深化する傾向にある。波浪に関する正確で総合的な情報をとらえることは、港湾の計画・設計・施工のいずれの分野においても重要で、今後、現在用いられている有義波諸元に加えて、波浪を総合的に記述する方向スペクトルの出現特性を把握する...

護岸越波量における波の多方向性の影響

港湾空港技術研究所  報告  035-01-02

1996年03月

水工部 波浪研究室
平石哲也、望月徳雄、佐藤一央、丸山晴広、金澤剛、桝本達也

 海の波は、様々な方向から来る波が重なり合った状態となっており、多方向不規則波としての性質を有する。そこで、沖合の大水深海域に建設される人工島等の護岸を対象として越波量に及ぼす波の多方向性の影響を模型実験と数値計算で検討した。さらに、従来の海岸線近くに建設され...

バー型海岸における波高と砕波率の岸沖分布-波崎海洋研究施設における現地観測とモデルの開発-

港湾空港技術研究所  報告  035-01-01

1996年03月

海洋環境部 主任研究官
栗山善昭、尾崎靖

 従来のモデルでは推定精度の低かった沿岸砂州岸側のトラフ領域における砕波率の推定精度の向上を目的として、現地の沿岸砂州周辺で砕波率の観測が実施され、波高、砕波率の推定モデルが開発された。  現地観測は、鹿島灘に面する波崎海洋研究施設(HORS)で行われ、水位...