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15 件中 1〜15 件を表示

群集の補完性の解析手法の開発と既存の底生生物データへの適用

港湾空港技術研究所  資料  1330

2016年12月

海洋情報研究領域 海洋環境情報研究チーム
細川真也

 固有の種が多くいる群集を有する場の複合により全体の種の豊富さ(種数)が高くなることを群集の補完性という。主に潮下帯によって構成されている港湾域においては、浅場等の潮間帯が群集の補完性を有していば、環境へ配慮した港湾事業として浅場修復等を行うことで、港湾の種の...

防波堤ケーソンにおける部材設計の合理化に関する一考察

港湾空港技術研究所  資料  1329

2016年12月

構造研究領域 構造研究チーム
宇野健司、加藤絵万、川端雄一郎

 本論では、港湾基準の性能規定化に伴うケーソンの部材設計の合理化について議論する。まず、過去と現在の設計法、すなわち許容応力度設計法と限界状態設計法について基本的な考え方を整理した。次に、ケーソン部材について、限界状態の観点から支配的な照査指標を調査した。その...

係留施設の変状連鎖と点検診断に関する一考察

港湾空港技術研究所  資料  1328

2016年12月

構造研究領域 構造研究チーム
加藤絵万、川端雄一郎、岩波光保、横田弘、山路徹、藤井敦、内藤英晴、北澤壮介、井上博士、柏原裕彦、末岡英二、吉田倫夫、山本修司、中野則夫、稲田勉

 現在、港湾施設の設置者・管理者には、構造物の性能低下による施設機能の喪失を避けることはもちろんのこと、維持管理費用の縮減や最適化、また、大規模災害時における船舶の活用と安全な航行の確保の観点からも、予防保全的な維持管理を実施することが求められている。このため...

津波による油流出に関する数値計算法の開発

港湾空港技術研究所  資料  1327

2016年09月

新技術研究開発領域 油濁対策研究チーム
松崎義孝、藤田勇

 2011年3月の東北地方太平洋沖地震、及びそれに伴う津波により多くの海岸付近の施設が被災した。貯油タンクを持つ施設においては、貯油タンク本体や周辺の配管から漏油し、多くの油が陸上や海上に流出した。ひとたび港湾施設等から油流出が発生し海上に拡がると、短期的及び...

杭式改良体による液状化地盤の側方流動抑制工法の開発

港湾空港技術研究所  資料  1326

2016年09月

地盤研究領域 地盤改良研究チーム
森川嘉之、高橋英紀、津田和夏希、高橋直樹、戸村豪治、東畑郁生

 過去の大規模地震の際に,液状化した地盤が側方に大きく流動する側方流動現象が発生し被害をもたらしている.液状化に伴う側方流動を防止する根本的な方法は,液状化の発生を抑制することである.しかし,広域に及ぶ場合には大きな費用が必要となるため、側方流動を抑制する合理...

マルチコプターを利用した港湾施設・海岸保全施設の点検に関する検討

港湾空港技術研究所  資料  1325

2016年06月

構造研究領域 構造研究チーム
野上周嗣、山本幸治、加藤絵万、田中豊

 港湾施設および海岸保全施設の安定的な機能維持には適切な維持管理が不可欠であり、定期的かつ適切な施設点検の実施がその根幹を担っている。しかし、点検の実施による施設利用への影響、著しい変状や被災施設での点検者の安全確保など多くの課題があるため、効率的そしてより安...

長期海洋暴露試験に基づく鋼管杭の防食工法の耐久性評価に関する研究(30 年経過時の報告)

港湾空港技術研究所  資料  1324

2016年06月

構造研究領域 材料研究チーム
山路徹、与那嶺一秀、審良善和、阿部正美、原田典佳、田中隆太、角野隆、香田一哉、金杉賢、後藤宏明、松田英樹、江口宏幸、松井良典、岸慶一郎、久保田一男、永尾直也、星野雅彦、川瀬義行、小泉文人、小林裕、増田和広、吉川幸雄、中村 聡志

 海洋環境に位置する鋼構造物の防食方法として、海水中および海底土中部に対しては電気防食工法、干満帯より上部の環境には被覆防食工法が適用されている。この両工法に対して、①設計時に性能を照査する方法、②維持管理時に現状の防食性能を評価する方法および将来の性能低下を...

疑似点震源モデルのスラブ内地震への適用性に関する検討 -2005 年千葉県中部の地震を例に-

港湾空港技術研究所  資料  1323

2016年06月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
長坂陽介、野津厚

 中央防災会議・首都直下地震対策検討ワーキンググループの報告(平成25 年12 月)によると、首都圏で防災・減災対策の対象とすべき地震の1 つとしてフィリピン海プレート内のスラブ内地震(Mw7.3)が挙げられている。しかし、『港湾の施設の技術上の基準・同解説』...

港湾地域強震観測年報(2014)

港湾空港技術研究所  資料  1322

2016年06月

地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚、長坂陽介

 1962 年より実施されている港湾地域強震観測により、2014 年には2363 の強震記録が得られた。強震計の台数としては、2014 年末現在、136 台の強震計が61 港に設置されており、設置状況としては、71 台が地表に、45 台が地中に、20 台が構造...

海面処分場における杭基礎の適用性-未処理廃棄物地盤における打設実験と杭周面透水試験-

港湾空港技術研究所  資料  1321

2016年06月

地盤研究領域 土質研究チーム
渡部要一、水谷崇亮、金子崇、増門孝一

 海面処分場は、廃棄物を排出する大都市の港湾内に設置されている場合が多く、物流用地、工場用地、レジャー施設用地等として利用価値の高い場所に位置しているにもかかわらず、実際には、土地利用に伴う遮水工への影響が懸念され、土地利用がほとんど行われていない実情がある。...

内湾域における波と流れによる底泥輸送および海底環境の動態に関する研究

港湾空港技術研究所  資料  1320

2016年06月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
中川康之

 内湾域沿岸部における効率的な海域利用や、適切な水域環境の保全を行っていくためには、海域特性の把握をふまえた環境変動の予測技術の向上が必要とされている。本研究で対象とする東京湾および有明海における底質環境の特徴として、シルト・粘土分を主体とする泥質物が湾内の広...

全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2014)

港湾空港技術研究所  資料  1319

2016年06月

海洋情報研究領域 海象情報研究チーム
川口浩二、櫻庭敏、藤木峻

 国土交通省(2000 年12 月以前は運輸省)港湾局は1970 年以来、関係機関との相互協力の下、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArb...

網チェーン式回収装置による錨型形状ブロックの撤去方法

港湾空港技術研究所  資料  1318

2016年03月

特別研究官 特別研究官
野口仁志

 網チェーン式回収装置は、港湾及び海岸等に設置されている既設消波ブロックを作業員や潜水士の玉掛けの作業の支援無しに、ブロック脚にチェーンを玉掛けして回収できる装置である。本装置は、専用の駆動装置を有さず4目の網状チェーンで構成した簡易な構造の装置であり、これま...

波崎海岸における底質粒径の変動特性

港湾空港技術研究所  資料  1317

2016年03月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
柳嶋 慎一

 波崎海洋研究施設を中心とする茨城県波崎海岸において、地形変化と底質粒径変化に関する空間的な調査および外力に関する調査を1990 年から2015 年まで実施した。砂浜表面の空間的な試料と、コアサンプルによって鉛直的な試料を採取し、底質粒径の変動特性を、汀線付近...

波崎海岸における汀線の長期的前進傾向

港湾空港技術研究所  資料  1316

2016年03月

沿岸環境研究領域 沿岸土砂管理研究チーム
伴野雅之、栗山善昭、武若聡

 茨城県波崎海岸の海浜地形は、過去に様々な人為的影響を受け、変化した。過去の波崎海岸における最も特徴的な人為的イベントは、1965 年から1977 年にかけて行われた土砂の海洋投入であり、鹿島港建設時に発生した約5000 万m3 もの土砂が波崎海岸北側に海洋投...