研究について

検索結果

検索対象 両方から検索する
キーワード
発行年
所属
28 件中 1〜20 件を表示

桟橋およびプレジャーボートの波浪中動揺特性に関する実験・解析

港湾空港技術研究所  資料  0950

1999年12月

構造部 海洋構造研究室
白石悟、名里健吾、川原弘靖

国民の余暇の過ごし方の多様化に伴い、マリンスポーツに対する注目が高まっている。こうした背景を受けて、近年、プレジャーボートを係留するマリーナの計画および建設が全国で盛んに進められている。従来、こうした施設は比較的静穏な海域に建設される事例が多かったが、最近では...

木質構造の現状と桟橋の試設計

港湾空港技術研究所  資料  0949

1999年12月

構造部 主任研究官
山田昌郎、横田弘

 本研究ではまず木質構造の資源、強度、耐久性の現状について整理した。次に木質構造を用いた桟橋の試設計を行った。桟橋の設計条件のうち、(1)設計水深を5~10m、(2)設計震度を0.02~0.27、(3)上載荷重を5~20kN/m2の範囲で変化させた。桟橋の構造...

島状ヘッドランドによる人工海浜の安定化に関する模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0948

1999年12月

水工部 波浪研究室
平山克也、丸山晴広、平石哲也

本実験では、平良港トゥリバー地区に計画されている人工海浜を対象として、移動床平面模型実験により人工海浜の安定性を検討した。本資料では、複雑な波・流れ場を形成する珊瑚礁海域において、現地観測データが得られない人工海浜に対する移動床模型実験の手法を示すことと、島状...

干潟環境調査-環境条件と生物分布-

港湾空港技術研究所  資料  0947

1999年09月

海洋環境部 主任研究官
古川恵太、桑江朝比呂、細川恭史

周囲を埋立地で囲まれた内湾域の浅瀬・干潟域において、物理環境、生物分布を現地観測を実施した。その目的は、(1)干潟の環境に関する基礎的な知見を集積すること (2)そうした干潟の環境と生息生物の相互関係を理解すること (3)その生物分布を予測する手法の可能性を探...

補強土壁工法の港湾構造物への適用性

港湾空港技術研究所  資料  0946

1999年09月

土質部 基礎工研究室
菊池喜昭、北詰昌樹、川田祐二

 引張りに弱い土の特性を改善するために、鋼材や布などを地盤中に入れることにより強化する工法を補強土工法と呼ぶ、ここでは、補強土を利用して壁を作る工法(補強土壁工法)の港湾構造物への適用性について検討した。補強土壁工法を港湾工事へ導入する際の問題点として、対象地...

均し精度がケーソン底版断面力に及ぼす影響

港湾空港技術研究所  資料  0945

1999年09月

構造部 構造振動研究室
宮田正史、菅野高弘、長尾毅、篠原勝次、近藤隆道

 防波堤や岸壁などの基礎捨石マウンドの表面は、ケーソン底板に過大な集中荷重が作用しないように、従来から潜水士による入念な本均し作業が実施されている。本均し作業における標高の許容範囲は経験的に±5cmと定められているが、基礎マウンドの施工効率を向上させること等を...

大水深混成防波堤(水深60m級)の地震応答観測と解析

港湾空港技術研究所  資料  0944

1999年09月

構造部 地震防災研究室
篠沢巧、林恒一郎、平出友信、井合進、上部達生

 水深60m級の大水深混成式防波堤で強震観測および動水圧観測を実施し、観測結果の中間報告的なとりまとめを行った。今回のとりまとめまでに得られた観測記録は、最大加速度が高々100Gal程度のもので、観測された地震時動水圧にも、波浪の影響などが含まれている可能性が...

鋼直杭式桟橋の弾塑性解析による耐震性能照査および簡便照査法の提案

港湾空港技術研究所  資料  0943

1999年09月

構造部 構造強度研究室
横田弘、川端規之、芥川博昭、黒崎和保、津嶋敏明、原田典佳、矢頭明子

 鋼直杭式横桟橋の耐震性能照査を行う手法として、弾塑性解析が新たに技術基準に取り入れられた。本手法を桟橋に適用するのは初めてであるために、解析の標準になるべきプログラムを開発する必要がある。また、その適用に際してのノウハウや知見をとりまとめておく必要がある。さ...

港湾地域強震観測年報(1998)

港湾空港技術研究所  資料  0942

1999年09月

構造部 地盤震動研究室
佐藤幸博、一井康二、星野裕子、佐藤陽子、井合進、長尾毅

 1962年より実施されている港湾地域強震観測網においては、1998年12月31日現在、5503個の強震記録が蓄積されるに至っている。強震計の台数としては、1998年12月31日現在、95台の強震計が60港に設置されており、設置状況としては、66台が地盤上に、...

全国港湾海洋海象観測施設台帳(ナウファス施設台帳Ⅲ)

港湾空港技術研究所  資料  0941

1999年09月

水工部 海象観測研究室
菅原一晃、佐藤和敏、永井紀彦、川口浩二

 波浪に関する拠点観測体制が発足し港湾技術研究所において指定港の集中処理を開始したのが、1970年である。開始当初はわずか6地点であったが、その後、沿岸波浪観測体制へと移行し、さらには全国港湾海洋波浪観測情報網(ナウファス:NOWPHAS;Nationwide...

都市と水辺の一体性を確保した水際空間の構成原理とデザイン

港湾空港技術研究所  資料  0940

1999年09月

計画設計基準部 主任研究官
上島顕司、善見政和、斎藤潮

 近年のウォーターフロント開発により生み出された多くのオープンスペースは、水際線を有するという水辺本来の特性を十分、活かしていない。水際線は、言うまでもなく国民の貴重な財産であり、より一層の合理的な利用が求められるとともに、その整備にあたっては、国民への分かり...

超音波を利用した浮遊泥の凝集沈殿技術の開発

港湾空港技術研究所  資料  0939

1999年06月

機械技術部 計測施工研究室
剣持知浩、白井一洋、吉江宗生

 従来、濁水中の懸濁粒子を取り除く手法としては主に凝集剤やフィルターを用いている。これに代わる手法として、超音波の放射圧が微小物体を動かすことを利用し、懸濁粒子を除去するための研究を行った。実験装置を製作して、超音波により疑似定在波を発生させ、水中の粒子を凝集...

大船渡湾における潮汐周期の流れ場および貧酸素期の水質特性

港湾空港技術研究所  資料  0938

1999年06月

海洋環境部 環境評価研究室
豊田政史、日比野忠史、西守男雄、細川恭史、鶴谷広一

本研究は、内湾における水質管理手法の確立を最終目的として、三陸沿岸に位置する岩手県大船渡湾において、夏季(貧酸素期)における湾内水質の現地観測および再現計算を行ったものである。主要な結論は以下の通りである。1)貧酸素期(7~10月)においては、従来からいわれて...

溶接鉄筋網の溶接方法の相違がコンクリート梁の疲労性状に及ぼす影響

港湾空港技術研究所  資料  0937

1999年06月

構造部 構造強度研究室
菅原亮、横田弘、三上晃、秋山哲治

鉄筋コンクリート製港湾用ケーソンの合理化、省力化のために溶接鉄筋網の使用が提案されている。一般には、鉄筋同士を溶接すると熱影響により鉄筋母材の疲労強度が低下することが指摘されており、鉄筋コンクリート工事の分野ではかなりの使用が限定されている。そこで、鉄筋コンク...

港湾地域強震観測年報(1997)

港湾空港技術研究所  資料  0936

1999年06月

構造部 地盤震動研究室
佐藤幸博、一井康二、井合進、星野裕子、佐藤陽子

 1962年より実施されている港湾地域強震観測網においては、1997年12月31日現在、5391個の強震記録が蓄積されるに至っている。強震計の台数としては、1997年12月31日現在、95台の強震計が59港に設置されており、設置状況としては、65台が地盤上に、...

港湾地域強震観測地点資料(その6)

港湾空港技術研究所  資料  0935

1999年06月

構造部 地盤震動研究室
一井康二、佐藤幸博、佐藤陽子、星野裕子、井合進

港湾地域における強震観測は、港湾技術研究所および港湾関係機関が協力して、昭和37年から実施しており、平成11年3月末現在、観測網は60港に設置された91台の強震計で構成されている。本資料は得られた地震記録の背景となる個々の観測地点について、強震計の設置状況を説...

長周期波のエネルギーレベルとそれによる荷役稼働率の推定

港湾空港技術研究所  資料  0934

1999年06月

水工部 波浪研究室
平石哲也

 周期1~数分の波を長周期波と呼んでいる。長周期波が港内へ侵入すると、係船索と係留船舶で構成される振動系と共振を生じ、大きな水平運動を引き起こす。この水平運動のために、しばしば荷役が中断されたり、係留索が切断される事故が生じている。長周期波による荷役障害は、苫...

水中超音波を用いた直記式波浪観測データ回収システムの開発

港湾空港技術研究所  資料  0933

1999年06月

水工部 海象調査研究室
永井紀彦、橋本典明、高橋智晴、小山謙一、石原孝史

 海底に設置された波浪観測機器によって観測されたデータを、引き上げや有線通信に頼ることなく、水中超音波を応用した無線通信方式によって、機器設置点付近の海上船舶等で回収できるシステムの開発・実用化を行った。  本資料は、ここで開発されたシステムの概要を述べ、数...

根入れ鋼板セル護岸の地震観測と地震応答解析

港湾空港技術研究所  資料  0932

1999年03月

構造部 地震防災研究室
中村充裕、上部達生

 観測されたデータに基づいて根入れ鋼板セル護岸の動的挙動及び耐震設計法の妥当性を検討した。得られた成果は、以下の通りである。 1)地震時のセル体各部の周波数伝達関数から2.0Hz付近にピークが発生していた。また、この振動数はセルの一次固有振動数と思われる。 ...

係留船舶の長周期動揺の各種数値計算法による再現性に関する比較検討

港湾空港技術研究所  資料  0931

1999年03月

構造部 海洋構造研究室
笹健児、白石悟、榊原繁樹

 長周期波が港湾に侵入した場合、大振幅かつ長周期の船体動揺が誘発され、荷役および係留に支障をきたすことがあり、その対策が必要となっている。対策工の検討に際しては、長周期波が作用した条件での船体動揺量を数値計算によって評価することが多いが、再現精度の検証は実務上...