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港湾地域強震観測年報補遺(1963~1975,上下動成分)

港湾空港技術研究所  資料  0250

1976年12月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、井合進、土田肇

1963年より1975年までの港湾地域強震観測年報では、原則として、地盤上の記録で、水平加速度の2つの成分のうちいづれかの成分の最大値が50gal以上の記録について、その水平動成分を数字化して発表してきた。しかし、近年になって、研究上あるいは設計上、地震の上下...

捨石の水中落下速度について

港湾空港技術研究所  資料  0249

1976年12月

機材部 特殊作業船開発室
高橋英俊、近藤基、小岩苔生、岩崎峯夫、白鳥保夫、菊谷徹、佐藤義博、斎藤勝、松本茂

水中を落下する捨石の挙動、落下速度は主として、その重量・比重・粒径・粒子の形状に左右される。本実験では捨石を重量及び形状(扁平率で表したもの)によって分類(5g級~1,000kg、扁平率0.1~0.8)し、落下実験を行ない、落下速度、速度変動率、抵抗係数につい...

不規則波実験における入・反射波の分離推定法

港湾空港技術研究所  資料  0248

1976年12月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実、鈴木康正、岸良安治、菊地治

本資料は、造波水路内の隣接する2点の同時波形記録から入・反射波の波高を分離推定する方法を提示するものである。  この方法は規則波、不規則波の両者に適用可能であり、特に不規則波実験のための有力な解析手法を提供する。2点の同時波形記録はFFT法によって解析し、全成...

有限要素法による圧密問題の解析

港湾空港技術研究所  資料  0247

1976年09月

土質部 土質調査研究室
小林正樹

有限要素法により、Terzaghi-Rendulic系列およびBiot系列の圧密方程式を解いた。有限要素法は複雑な境界条件あるいは粘土層が不均一な場合にも容易に適用できる利点がある。一次元および二次元圧密のいくつかの例について計算を行った結果を報告し、解析解と...

各種ケーソン式混成堤の反射・越波および波力特性に関する模型実験

港湾空港技術研究所  資料  0246

1976年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、原中祐人、高橋重雄、小松和彦、轟正彦、大里睦男

現地水深21mを対象として、次の4つの防波堤構造型式について、反射・越波特性および波力特性に関する模型実験を行なった。   (1)ケーソン式混成堤(混成堤)   (2)消波ブロック被覆堤(被覆堤)   (3)遊水部を有する防波堤(遊水堤)   (4)複...

海面清掃船の模型実験(その1)-回転円板型の浮遊ゴミ吸込み能力-

港湾空港技術研究所  資料  0245

1976年09月

機材部 作業船研究室
石塚浩次、藤井喜一郎

 回転円板による水面浮遊ゴミの吸込み能力について、模型実験等による検討の結果、次のことが分かった。回転円板による水面浮遊ゴミの吸込み能力は、回転外周よりの飛沫の吸込み部水面への悪影響の防止と、導水路内で円板を回転させた場合に有効に発揮する。  導水路内で円板を...

合浦レクリエーション海浜の海水循環促進による汚濁対策について

港湾空港技術研究所  資料  0244

1976年09月

海洋水理部 海洋水理部長
佐藤昭二,木村久雄,高松恭文

青森市の合浦海岸は公園内にあり、夏期のレクリェーションの場として数多くの海水浴客が集まる所である。しかし、海浜の東端にある根子堰から流出する汚水が、海浜前面にある侵食防止用の離岸堤によって沖向きの拡散が阻害され、水質上から海水浴としての機能を保持することが困難...

須磨レクリエーション海浜における突堤・離岸堤の海水交換にあたえる影響

港湾空港技術研究所  資料  0243

1976年09月

海洋水理部 海洋水理部長
佐藤昭二、加藤始、木村久雄、高松恭文

レクリェーション用の海浜が侵食されつつある須磨海岸について、養浜計画に基づく海浜安定のための突堤や離岸堤を設けた場合、これらの構造物が海水汚濁に対する影響を実験的に調べた。  実験に使用した模型は水平、鉛直縮尺を1/100とし、一定水深の定常な潮流および夏期の...

不規則波による低天端型護岸の越波特性実験

港湾空港技術研究所  資料  0242

1976年09月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実、岸良安治

低天端型護岸として5種類の型式を取り上げ、現地換算H0=5.8m、T1/3=10sec(模型縮尺1/33.3)の不規則波を用いて、各護岸の天端高と越波流量の関係を求めた。この結果は、同一条件の直立護岸の所要天端高に対する所要天端高比として取りまとめられた。  ...

港湾環境における鋼材の腐食・防食試験

港湾空港技術研究所  資料  0241

1976年09月

構造部 主任研究官
善一章、阿部正美

港湾環境における鋼材の腐食・防食試験を行ない、次の結果が得られた。 1)長尺材の平均腐食速度は、室内で両球型マイクロメーターによる肉厚測定から算出しても重量減量から求めても大差ない。 2)6年材の平均腐食速度(片面)は、海上大気中で0.07~0.08nn/yr...

コンクリート用骨材としての沖縄産骨材の特性について

港湾空港技術研究所  資料  0240

1976年09月

構造部 材料施工研究室
関博、大即信明

 沖縄県には、大きな河川がなく、河川産骨材の入手が困難であり、コンクリート用骨材として、砕石および海砂を用いている。これらの沖縄産骨材は、河川産骨材等と比較して、その品質はかなり劣る。  本文では、沖縄産骨材および沖縄産骨材を用いたコンクリートの基礎的試験を行...

ケーソン進水台車車軸応力測定試験

港湾空港技術研究所  資料  0239

1976年06月

機材部 作業船研究室
藤井喜一郎、石塚浩次、東海林秀幸、中島忠男

ケーソン進水時における進水用台車の車軸に発生する応力について第1次、第2次の2回にわたり調査を行いその結果を記した。進水用台車は、第一港湾建設局酒田港工事事務所のもので、進水させたケーソンの重量は各調査時とも1500tであった。第一次の調査は、過去のケーソン進...

有義波高指示計の理論およびその実用化について

港湾空港技術研究所  資料  0238

1976年06月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実、高山知司、岸良安治

不規則波実験に際して有義波高および平均周期をリアルタイムでデジタル表示する計器を試作した。有義波高は、波形の標準偏差値を計算してこれを4.0倍したものとして求められ、平均周期は測定時間をその間のゼロアップクロス点の数で割って求められる。計算はデジタル演算である...

海水練りコンクリートならびに残留ひびわれが鉄筋の腐食におよぼす影響について(5年結果報告)

港湾空港技術研究所  資料  0237

1976年06月

構造部 材料施工研究室
関博、大即信明、堀井義一

 潮の干満作用を再現した実験水槽の感潮部に供試体を設置して、コンクリート体中の鉄筋の腐食およびコンクリートの品質変化について検討した。  円柱供試体(φ15×30cm)の実験要因は、セメントの種類およびSO3量、練りまぜ水の種類、かぶりである。現在までのところ...

港湾地域強震観測年報(1975)

港湾空港技術研究所  資料  0236

1976年03月

構造部 耐震構造研究室
倉田栄一、井合進、土田肇

1962年より実施されているわが国の港湾地域の強震観測で1975年中に得られた記録についての報告である。得られた記録は地震ごとに分類され、各成分の最大加速度および地震のデータと共に表示されている。また、最大加速度が20ガル以上の記録については波形を示した。最大...

港湾計画における環境アセスメント手法(その2)-住民の価値観による環境事象の重み付け(1)-

港湾空港技術研究所  資料  0235

1976年03月

設計基準部 計画基準研究室
石渡友夫、稲村肇、金子彰

本報告書は港研資料No.214において発表した「港湾計画におけるアセスメント手法」の実用化のための研究報告第一報である。本研究の目的はマトリックスRからのアウトプット(環境事象の状態)を人間がどう評価するかを求めることである。すなわち、マトリックスSの作成方法...

波浪に関する拠点観測5ヶ年統計(昭和45~49年)

港湾空港技術研究所  資料  0234

1976年03月

水工部 海象観測研究室
高橋智晴、金子大二郎、佐々木徹也、広瀬宗一、佐々木弘、副島毅

昭和43年10月に運輸省港湾局において策定された“波浪に関する拠点観測実施要網”にもとずき、観測が実施されている下記の17拠点の波浪統計である。  第一港湾建設局:酒田港、金沢港  第二港湾建設局:八戸港、小川原、鹿島港、東京湾口、波浮港  第三港湾建設局:潮...

波浪に関する拠点観測年報(昭和49年)

港湾空港技術研究所  資料  0233

1976年03月

水工部 海象観測研究室
高橋智晴,佐々木徹也,金子大二郎,副島毅

“波浪に関する拠点観測実施要綱”(昭和43年10月、運輸省港湾局策定)にもとずき、各港湾建設局は観測記録方式のディジタル化を中心とした現地波浪観測施設の整備をはかり、港湾技術研究所は取得観測データの集中バッチ処理体制を確立して、昭和45年度より経済的な運用を開...

監督測量船“うずしお”動揺試験報告

港湾空港技術研究所  資料  0232

1976年03月

機材部 機材部長
近藤基、藤井喜一郎、白鳥保夫、東海林秀幸、石塚浩次、中島忠男

 昭和50年2月24日~3月1日、高松港において実施した双胴型監督測量船“うずしお”の動揺試験結果について報告する。  今回の試験は船速を変えるために7種類のエンジン回転数を選び、回転数を一定とした場合における横揺れ、縦揺れの動揺特性を調べ、測深精度、船位測定...

播磨灘の潮流と海水汚濁拡散の数値計算

港湾空港技術研究所  資料  0231

1976年03月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
金子安雄、堀江毅、柏村正樹、豊田奉節、矢嶋道夫

関西国際空港建設計画に伴う播磨灘候補地海上埋立案に対し、同空港埋立による播磨灘、大阪湾の潮流と汚濁拡散がどの程度の影響を受けるかを数値計算によって検討したものである。  計算対象は、備讃瀬戸から播磨灘、大阪湾を含む領域とし、2.5Kmに格子分割した。  潮流計...