研究について

研究成果

捨石の水中落下速度について

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0249 1976年12月
執筆者 高橋英俊、近藤基、小岩苔生、岩崎峯夫、白鳥保夫、菊谷徹、佐藤義博、斎藤勝、松本茂
所属 機材部 特殊作業船開発室
要旨

水中を落下する捨石の挙動、落下速度は主として、その重量・比重・粒径・粒子の形状に左右される。本実験では捨石を重量及び形状(扁平率で表したもの)によって分類(5g級~1,000kg、扁平率0.1~0.8)し、落下実験を行ない、落下速度、速度変動率、抵抗係数について解析を行った。  その結果、落下速度は重量の1/6乗に比例し、扁平率が大きくなるに伴い急激に小さくなること、また速度変動率、抵抗係数は扁平率が大きくなると急激に増加すること等が認められた。

全文 /PDF/no0249.pdf