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浚渫土スラリーの沈降特性に及ぼす凝集剤の影響
港湾空港技術研究所 資料 0568
1986年12月
機材部 汚泥処理研究室
安立重昭、蔵谷満、竹内孝之
ポンプ浚渫船によって軟弱な粘性土の浚渫・埋立てを行う際、余水による埋立地周辺水域の汚濁防止を図るため排砂管に凝集剤が注入されることがある。このように浚渫土スラリーに凝集剤を添加した場合、その沈降特性は無添加の場合とかなり異なったものとなる。本研究ではこの問題...
ケーソン配筋設計の自動化(その3)-ケーソン配筋設計の改良-
港湾空港技術研究所 資料 0567
1986年12月
設計基準部 自動設計研究室
山中道徳
本資料は、防波堤あるいは係船岸に用いられるケーソンの非対称配筋設計プログラムの設計法の紹介とより経済的な配筋を目指した手法を導入したもので具体的には以下の項目を追加したものである。 Ⅰ隔壁の横筋(全長筋)について10、20cmピッチの交互配筋を行う。 ...
回転粘度計による底泥の流動特性の検討
港湾空港技術研究所 資料 0566
1986年12月
海洋環境部 水理研究室
鶴谷広一、中野晋、鷹濱潤
海域の浮泥・底泥の移動現象を明らかにする上で重要となる軟弱な底泥の流動特性について調べた。測定はずり速度を連続的に変化させられる同心二重円筒式回転粘度計を用いた。そしてこれまでほとんど測定されていないずり速度がOs-1付近の低ずり速度領域で底泥の流動特性につ...
港湾鋼構造物におけるコンクリート被覆工直下の腐食について
港湾空港技術研究所 資料 0560
1986年09月
構造部 構造部長
横井聰之、阿部正美
港湾鋼構造物におけるコンクリート被覆工直下の腐食については、その実態はほとんど把握されていなかった。このため、実構造物の腐食調査および海水を使用した水槽事件を行った。 おもな結果は次のとおりである。(1)70例の腐食調査結果のうち12例がコンクリート被覆工直下...
コンクリートはり部材の水中における力学的特性に関する実験的研究
港湾空港技術研究所 資料 0559
1986年09月
構造部 材料施工研究室
大即信明、大越康史、横井聰之
コンクリートはり部材の水中における力学的特性が気中のものと異なるこてゃ定性的には知られていたが、設計に反映されることはなかった。これは、種々の安全率により安z年であるという工学的判断があったためと思う。しかしながら、十分な裏づけはないものと思う。したがって、こ...
電磁波照射による花崗岩内部の温度分布と破砕効果予測法の開発
港湾空港技術研究所 資料 0558
1986年09月
機材部 特殊作業船開発室
高橋英俊、石原弘一、梅谷登志文、篠原丈人
電磁波砕岩における岩石の加熱特性、破砕特性及び強度低下について、照射電力50kW~350kWまでの砕岩実験によってデータが蓄積されている。しかし、電磁波砕岩の実用化には、さらに高出力の電磁波破砕機が必要と考えられており、そのときの砕岩能力及び砕岩単価の予測と経...
半円形構造護岸に作用する土圧について
港湾空港技術研究所 資料 0565
1986年09月
土質部 基礎工研究室
春日井康夫、高橋邦夫
半円形構造護岸とは、堤体の主要部分が半円形のコンクリート版による壁体と上部壁体から構成される護岸である。この構造は、半円形本体に作用する土圧や波圧の鉛直成分を利用することによって、従来の重力式構造物に比べ堤体重量を大幅に軽減できるなどの利点を有する構造で、特...
間隙水中の塩分が粒度試験結果に及ぼす影響について
港湾空港技術研究所 資料 0564
1986年09月
土質部 基礎工研究室
小川富美子、石井一郎
海成粘土中に含まれる塩分が、粒度試験結果に及ぼす影響を調べるため、人為的に塩分濃度を調整した試料の比重浮ひょう測定法による粒度試験を実施した。 一連の粒度試験結果から、試料中の塩分の影響により土粒子が凝集して沈降するため、細粒分の過小評価を招くことが明らかに...
海上出入貨物調査に基づく船舶O-Dの推計
港湾空港技術研究所 資料 0563
1986年09月
設計基準部 主任研究官
住田公資
船舶の動向はミクロ的にはレーダー観測、航空写真の解析などで把握でき、またマクロ的にはアンケート調査等の方法がこれまで用いられている。 しかし、船舶の動向を全国的にとらえることは難しく、船舶のO-Dの実態も確固たるものがないのが現状である。 本研究は、この船...
ガストレーサーを用いた流水の再曝気係数の測定
港湾空港技術研究所 資料 0562
1986年09月
水工部 高潮津波研究室
細川恭史
水の流れにより水表面から水中へ酸素が溶解し、この溶解の速さを再曝気係数で表す。従来、酸素の再曝気係数測定には、溶存酸素の初期濃度を下げた後、再曝気による濃度回復を追跡する方法が専ら採用されてきた。ここでは、他の難溶性ガスをガストレーサーとして用い、流水中でのこ...
地盤の一次元非線形地震応答解析
港湾空港技術研究所 資料 0561
1986年09月
構造部 振動研究室
稲富隆昌、横山育起、風間基樹
地盤の地震応答解析を実施する場合には、土の材料非線形性を何らかの形で取り入れてやる必要がある。本報告では、横浜港大黒ふ頭の軟弱地盤を対象にして、土の材料特性を(1)線形、(2)Bi-Linear、(3)Tri-Lineat、(4)Hardin-Drnevich...
海岸保全施設の維持管理手法
港湾空港技術研究所 資料 0557
1986年06月
設計基準部 主任研究官
安間清、石渡友夫
現在の海岸保全施設の維持管理は、ある程度以上に施設の変状が進行して施設の機能や安全面に支障が生じた段階で、その場その場での修復工事を災害復旧とshちえ実施しているのが実状である。しかしながら、今日のように公共施設の蓄積が進み、建設後すでにかなりの年数を経過した...
防波堤構造集覧
港湾空港技術研究所 資料 0556
1986年06月
設計基準部 設計基準研究室
片岡真二、斉田和成
昭和40年度から昭和60年度にいたる21年間に、わが国の主要港湾で施工された防波堤の構造断面は約1,300にも及んでいる。その構造様式も地形、土質及び海象条件等の相違から、混成堤はじめ各種様式が採用されている。本資料は、(1)過去21年間に採用された26の構造...
円筒型カプセルの抗力係数および傾斜管内流動特性
港湾空港技術研究所 資料 0555
1986年06月
機材部 主任研究官
浜田賢二、岡山義邦、筌場和宏、中村裕二
カプセル輸送は、パイプラインによる固体の輸送法の一つであり、環境保全、省エネルギ等の観点から今後種々の応用が期待されている。港湾分野でも、埋立土砂の採取地から埋立地までの直接輸送、人工島と陸上ターミナル間での各種物資の輸送、増大する廃棄物の埋立地や大水深処理場...
沿岸波浪観測15か年統計(昭和45年~昭和59年)
港湾空港技術研究所 資料 0554
1986年06月
水工部 主任研究官
菅原一晃、小舟浩治、佐々木弘、橋本典明、亀山豊、成田明
運輸省港湾局を中心とする沿岸波浪観測体制では、わが国沿岸の波浪特性を把握する目的をもって、沿岸海域において継続的な波浪観測を実施している。 本資料は、昭和45年~59年の間に取得された実測データをもとに処理・解析をおこない、各種統計成果をとりまとめたものであ...
砂地盤中のブロックアンカーの引張り抵抗
港湾空港技術研究所 資料 0553
1986年06月
土質部 基礎工研究室
高橋邦夫、冨田幸晴
浮遊式構造物の係留装置として重要なブロックアンカーの引張り抵抗の推定法については、実験的な裏づけが乏しい。またこれからは抵抗力の大きなアンカーが求められて、アンカーがより深く埋設される傾向にあると思われるが、深く埋設された場合には特に現行設計法に問題がある。そ...
一般廃棄物の圧縮特性について-富山県,東京都の一般廃棄物調査例-
港湾空港技術研究所 資料 0552
1986年06月
土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、北詰昌樹
都市城より大量に発生する一般廃棄物(都市ごみ)は、山間や海面に埋立処分され、広大な空間を生み出し続けている。この有効利用を計るためには、一般廃棄物の調査法の確立、特性に関わるデータの蓄積が必要である。 本資料では、富山市不燃性廃棄物と東京都の腐食しやすい有機...
大陸棚における津波の変形過程と海岸構造物の津波低減効果について
港湾空港技術研究所 資料 0551
1986年06月
海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、谷本勝利、原中祐人、山嵜一雄、松延嘉國
大陸棚のかなり緩勾配な地形上を進行する津波の変形と、そのような津波に対する海岸構造物の津波低減効果を調べる目的で水理模型実験を行った。実験水路は津波水路(長さ163m、幅1m、深さ1.5m)を用いた。 実験は、津波の変形と遡上を主として調べた小縮尺実験(模型...
東京湾における長周期流れの変動特性-現地データ(1983年9月)による検討-
港湾空港技術研究所 資料 0550
1986年06月
海洋水理部 主任研究官
森川雅行、村上和男
本資料は、東京湾内の10地点で実施された長期の流況観測のデータを用いて、日周期以上の長周期流れの変動特性について述べたものである。 汚染物質等の輸送に大きな役割を果たす長周期流れ、または恒流の生成要因としては、水温・塩分の分布より生じる密度流、風による吹...
須崎港における津波に関する水理模型実験
港湾空港技術研究所 資料 0549
1986年06月
海洋水理部 波浪研究室
高山知司、平石哲也
高知県西部の須崎湾は、過去幾度も大きな津波災害を受けている。そこで、津波に対する防災施設として、総延長1420mの湾口防波堤が計画されている。本資料は、湾口防波堤の津波に対する効果を検討したものである。まず、須崎湾に来襲する可能性の最も高い南海地震津波を対象と...