研究について

研究成果

沿岸波浪観測15か年統計(昭和45年~昭和59年)

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0554 1986年06月
執筆者 菅原一晃、小舟浩治、佐々木弘、橋本典明、亀山豊、成田明
所属 水工部 主任研究官
要旨

運輸省港湾局を中心とする沿岸波浪観測体制では、わが国沿岸の波浪特性を把握する目的をもって、沿岸海域において継続的な波浪観測を実施している。  本資料は、昭和45年~59年の間に取得された実測データをもとに処理・解析をおこない、各種統計成果をとりまとめたものである。  対象とした港(地点)は、3年分以上の観測データが取得された下記の34地点である。  オホーツク海沿岸 :紋別  日本海沿岸 :留萌、瀬棚、深浦、酒田、弾崎、阿賀沖、輪島、金沢、福井、鳥取、浜田、藍島  太平洋岸:釧路、苫小牧、むつ小川原、八戸、宮古、釜石、仙台、小名浜、阿字ヶ浦、鹿島、浜金谷、波浮、潮岬、神戸、高知沖、油津、志布志湾、中城湾  東支那海沿岸:伊王島、名瀬、那覇  本資料に掲載したおもな統計成果は、期間別最大有義波及び平均有義波、波高・周期別出現頻度、波浪階級別継続時間頻度、代表波諸元間の相関関係、日平均有義波の波高・周期別出現頻度、既往の最大有義波及び最大最高波、高波時のパワースペクトル、代表的気象じょう(擾)乱時の沿岸波浪分布等である。

全文 /PDF/no0554.pdf