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14 件中 1〜14 件を表示

ハイブリッド型フェンダーにより係留された浮体の動揺特性-メガフロート情報基地機能実証実験報告-

港湾空港技術研究所  報告  041-04-02

2002年12月

地盤・構造部 海洋構造研究室
飯島一博、白石悟、佐藤平和

船体と岸壁の間で緩衝の役割を果たすフェンダーはこれまで様々な特性のものが提案されている。フェンダーは大きく、定反力型と反力漸増型に分類される。定反力型フェンダーは変形量が小さい範囲ではフェンダー反力が比較的大きく、変位が大きくなった場合には反力がほぼ一定になる...

RC桟橋上部工の塩害による劣化進行モデルの開発

港湾空港技術研究所  報告  041-04-01

2002年12月

地盤・構造部 材料研究室
小牟禮建ー、浜田秀則、横田弘、山路徹

 近年、鉄筋コンクリート構造物の塩害による早期劣化が重大な問題となっている。塩害による分化は、鉄筋コンクリートの耐荷性を担う鉄筋を腐食させ、構造物の著しい性能低下を引き起こす危険性がある。  港湾構造物においてもそれは例外ではなく、特に直接海洋上に設置され、...

海生生物付着による海洋構造物の耐久性向上に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  041-03-03

2002年09月

地盤・構造部 材料研究室
渡邉弘子、岩波光保、浜田秀則、横田弘

 四方を海洋に囲まれた我が国では海洋環境下に位置する構造物が多いが、海洋構造物は塩分環境下に曝されており、特に、鉄筋コンクリート構造物としては非常に厳しい環境下にある。そのため、海洋コンクリート構造物の耐久性向上については、これまで種々の研究が行われてきた。一...

河口域における溶存酸素濃度の動態-長良川河口堰下流部におけるモニタリングデータの解析-

港湾空港技術研究所  報告  041-03-02

2002年09月

海洋・水工部 沿岸生態研究室
中村由行、栗木秀治、藤野智亮

 河口域は河川流域と沿岸海域の境界に位置し、物理的及び生物化学的要因が複合しながら、溶存酸素(DO)濃度が空間的・時間的に大きく変動する。物理的要因の中では混合強度の影響が大きいと予想されるが、河口域のDOの変動機構に関して、複合する要因を整理し、物理的な影響...

緩く堆積した地盤の波浪による液状化について

港湾空港技術研究所  報告  041-03-01

2002年09月

海洋・水工部 主任研究官
鈴木高二朗、高橋重雄

 人工的に浚渫土砂で築造された海底地盤では、砂が緩く堆積しており、築造後、来襲した波浪によって液状化する可能性が高い。本研究ではまず、緩く堆積した地盤の波浪による液状化について、その基礎的な性質を水理模型実験で調べた。その結果、緩く堆積した地盤に波浪が作用する...

難視界時の把持作業における拡張現実感(AR)を用いた視覚補完手法

港湾空港技術研究所  報告  041-02-06

2002年06月

施工・制御技術部 制御技術研究室
内海真、平林丈嗣、吉江宗生

 港湾工事では、捨石均し等多くの作業を潜水士による人力施工に頼っている。こうした作業は海中の厳しい環境下で行われ、効率と安全性向上の面からも機械化が必要とされている。このような現状において、水中バックホウに各種アタッチメントを取り付けて使用することにより、作業...

溶液型薬液注入工法の液状化対策への適用

港湾空港技術研究所  報告  041-02-05

2002年06月

地盤・構造部 動土質研究室
山﨑浩之、善功企、河村健輔

 本報告では、液状化対策として溶液型薬液注入工法が適用された現地での事例、およびそれに関連して行われた室内試験データをとりまとめている。  得られた主要な結論は以下のとおりである。 (1)微少ひずみレベルでのせん断弾性係数は無改良土のものとほぼ同じである。...

サンドコンパクションパイル工法による砂質地盤の締固めの設計法に関する考察

港湾空港技術研究所  報告  041-02-04

2002年06月

地盤・構造部 土質研究室
山﨑浩之、森川嘉之、小池二三勝

 サンドコンパクションパイル工法は、密度増加による液状化対策工法の代表的な工法である。同工法の設計、すなわち圧入率(砂抗打設間隔)の設定は、原地盤N値、細粒分含有率、改良目標N値を用いる設計法で行われることが多い。本報告では、最近我が国の港湾・空港において行わ...

大阪湾洪積粘土の構造の評価と力学特性

港湾空港技術研究所  報告  041-02-03

2002年06月

地盤・構造部 土質研究室
土田孝、渡部要一、姜敏秀

近年、港湾や空港事業が沖合に進出した結果、沖積粘土層の下部にある洪積粘土地盤の圧密沈下の予測やせん断強さの評価が設計上大きな問題になっている。本研究は、一連の室内土質試験結果に基づいて大阪湾洪積粘土の堆積構造の評価とその力学特性を検討しており、以下のような結論...

高潮推算に用いる台風の気圧と風の場に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  041-02-02

2002年06月

海洋・水工部 高潮津波研究室
Albena Viltcheva、河合弘泰

 浅海域において高潮を推算するモデルではその入力条件として現実に近い台風の気圧を与える必要がある。本研究では、上陸した台風の気圧分布のひずみやそれによる風の場を考慮することで高潮の推算方法の改良を試みた。  実際に来襲した台風として、九州地方を襲った台風99...

複素主成分分析を用いた仙台湾蒲生干潟前面海浜地形の中期変動特性の解析

港湾空港技術研究所  報告  041-02-01

2002年06月

海洋・水工部 主任研究官
内山雄介、栗山善昭

仙台湾北部の蒲生干潟前面海浜における中期地形変動特性を主成分解析および複素主成分解析によって検討した。解析に先立ち、主成分解析を海浜地形データに適用した場合の出力特性等に関する基礎的な評価を行い、複素主成分解析は通常の主成分解析に比べて、土砂移動に代表される地...

砂質干潟の栄養塩循環に影響をおよぼす要因

港湾空港技術研究所  報告  041-01-03

2002年03月

海洋・水工部 主任研究官
桑江朝比呂

 干潟に生息するバクテリアや微細藻類などの微生物による栄養塩除去機能を解明するため、砂質干潟における栄養塩循環を定量化し、その特性やメカニズムについて検討した。はじめに、底生バクテリアの機能の定量化に必要とされる細胞数と細胞体積の測定に関する方法を検討し、以下...

砂地盤の吸い出しによる消波ブロック被覆堤のブロックの沈下被災について-現地調査と大規模実験-

港湾空港技術研究所  報告  041-01-02

2002年03月

海洋・水工部 主任研究官
鈴木高二朗、高橋重雄、高野忠志、下迫健一郎

 消波ブロック被覆堤は反射波と波力を低減するためにケーソン前面に消波ブロックを設置する防波堤である。通常、消波ブロックの質量は、設計式、および実験式で適切に決められているが、質量不足によるブロックの散乱の他に、設計波高より小さい波によっても被災する事例が全国各...

海洋短波レーダによる面的波浪観測法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  041-01-01

2002年03月

海洋・水工部 海洋水理研究室
児島正一郎、橋本典明、佐藤裕司、吉松みゆき

近年、沿岸域において海上空港(例えば、関西国際空港など)に代表される大規模構造物の建設が増加しつつある。  これに伴い、施工前に行う調査海域は広域化し、従来の波高計では効率的にこれらの海域の波浪観測を行うことが困難になってきている。また、年々、海面利用が複雑...