研究について
研究成果
サンドコンパクションパイル工法による砂質地盤の締固めの設計法に関する考察
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 041-02-04 2002年06月 |
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執筆者 | 山﨑浩之、森川嘉之、小池二三勝 |
所属 | 地盤・構造部 土質研究室 |
要旨 | サンドコンパクションパイル工法は、密度増加による液状化対策工法の代表的な工法である。同工法の設計、すなわち圧入率(砂抗打設間隔)の設定は、原地盤N値、細粒分含有率、改良目標N値を用いる設計法で行われることが多い。本報告では、最近我が国の港湾・空港において行われた液状化対策としてのサンドコンパクションパイル工法の実績を集め、圧入率と改良後の杭間N値を調べ、既存の設計法の妥当性を検討した。 検討結果は、実測値は圧入率が同一であれば改良前の原地盤N値が小さい方がN値の増加が大きくなっていたが、既存の設計法はこの傾向を逆に評価することがわかった。そこで、サンドコンパクションパイル工法の改良メカニズムについて繰返しせん断効果を考慮した方法を導入し、圧入率設定のための新しい方法を提案した。 |
全文 |
/PDF/vol041-no02-04.pdf
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