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17 件中 1〜17 件を表示

海洋環境下における再生コンクリートの適用性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  037-04-06

1998年12月

構造部 材料研究室
伊藤正憲、福手勤、田中順、山路徹

 建設廃棄物であるコンクリート塊の有効な再利用方法の確立が望まれている。その有効な再利用方法のひとつに再生骨材としての利用がある。本研究では、再生骨材を用いた再生コンクリートの海洋環境下での適用性評価を目的として、強度性状、すり減り抵抗性状およびコンクリート内...

サクション基礎沈設時の必要排水量に関する考察

港湾空港技術研究所  報告  037-04-05

1998年12月

土質部 動土質研究室
善功企、山﨑浩之、森川嘉之、小池二三勝

本研究の目的は、強制排水によるサクション基礎沈設時に、所要のサクションを負荷するために必要な排水流量の算定手法を明らかにすることにある。円筒座標系を用いて沈設時における三次元浸透流に関する数値解析を実施し、基礎内外の間隙水圧分布について、理論値と実測値を比較す...

内湾域における泥質物の堆積過程に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  037-04-04

1998年12月

海洋環境部 水理研究室
中川康之

 伊勢湾内において広域的に取得された水質、底質等のデータを解析することにより、堆積範囲、起源の推定、堆積速度等の内湾域での泥の堆積特性や、既存の人工島周囲の底質分析による泥化の現状について調べた。その結果、同湾内では泥質堆積物の起源として一次生産に由来する懸濁...

耐震強化岸壁の耐震性能に関する有効応力解析

港湾空港技術研究所  報告  037-04-03

1998年12月

構造部 地盤震動研究室
一井康二、井合進、森田年一

 兵庫県南部地震以後、震災時に備える防災拠点の中核的施設として耐震強化岸壁が日本各地に建設されている。こういった耐震性強化岸壁の有効性については兵庫県南部地震時に摩耶埠頭の耐震強化岸壁が無被災であった事例が知られているが、その無被災メカニズムについては明らかに...

長周期波による係留船舶の長周期動揺と係留システムによる動揺低減対策

港湾空港技術研究所  報告  037-04-02

1998年12月

構造部 海洋構造研究室
白石 悟

外洋に面した港湾の幾つかにおいては、港内に係留された船舶の長周期動揺が顕著となることがあり、港湾関係者の重大な関心を集めている。本報告においては、船舶の動揺観測記録と港外および港内の波高観測記録を用いて係留船舶の長周期動揺現象を分析した。また、係留船舶の長周期...

デュアル・フェース・サーペント型造波装置の適用性

港湾空港技術研究所  報告  037-04-01

1998年12月

水工部 波浪研究室
平石哲也、平山克也、丸山晴広

港湾構造物の主要な外力となる海の波は、本来、様々な方向から来襲する成分波のエネルギ-が重畳した多方向不規則波としての性質を有しており、室内の模型実験においても、小型の造波機を直線状に多数並べた多方向不規則波造波装置によって、その再現が試みられてきた。ただし、造...

期待滑動量を用いた混成防波堤直立部の信頼性設計法

港湾空港技術研究所  報告  037-03

1998年09月

水工部 主任研究官
下迫健一郎、高橋重雄

 混成防波堤の現行設計法では、ケーソンがわずかでも滑動した場合は被災と考えているが、仮に滑動しても、滑動量が小さければ防波堤の機能自体が損なわれるわけではない。したがって、多少の滑動を許容できれば、より経済的な防波堤の設計法が可能となる。本研究は、ある程度の滑...

歩行式水中調査ロボットの開発-(第4報)歩容及び軌道の実時間計画法-

港湾空港技術研究所  報告  037-02-08

1998年06月

機械技術部 ロボティクス研究室
田中敏成、秋園純一、高橋英俊、佐藤栄治、鈴木健治、米田完、金山裕、Robert B.McGhee、竹内倶佳

 海洋土木工事の作業現場のほとんどは海中であるため、そこは視認性と作業状況の把握の困難さ、波浪と潮流、腐食や圧力など様々な悪条件が重なって、自動化・ロボット化の難しい分野であることは否めない。  結果として、その劣悪な環境下における労力の主は未だ潜水士であり...

水中レーザー視認装置による画像化実験

港湾空港技術研究所  報告  037-02-07

1998年06月

機械技術部 ロボティクス研究室
秋園純一、佐藤栄治、田中敏成、高橋義明、朝妻春和、小林健、斎藤利貴

 港湾工事は一般に濁りのある水中で行われるため、水中観察に関しては、主として肉眼、水中写真、あるいは、水中テレビカメラに頼っているために、近距離しか見えないという問題がある。濁水中での視認性を改善する方法には種々の方式があるが、最近の電子技術の発達によって、レ...

桟橋上部工の荷役機械荷重を考慮した疲労限界状態設計

港湾空港技術研究所  報告  037-02-06

1998年06月

計画設計基準部 設計基準研究室
長尾毅、横田弘、竹地晃一郎、川崎進、大久保昇

本報告は、桟橋上部工を限界状態設計法によって設計する際の荷役機械による疲労限界状態設計の方法を提案するものである。耐用期間中の取扱総貨物量を推計し、荷役機械の貨物取扱量分布を現況調査などをもとにモデル化したうえで、荷役機械荷重と反復作用回数の組み合わせの分布よ...

信頼性設計法による防波堤の全体系安全性(第3報)-レベル1、2の設計法の適用性総括-

港湾空港技術研究所  報告  037-02-05

1998年06月

計画設計基準部 設計基準研究室
長尾毅、大久保昇、川崎進、林由木夫

本報告は、防波堤の全体系安全性照査へのレベル1およびレベル2の信頼性設計法の適用性の評価に関する一連の研究を総括するものである。近年における全国の重力式防波堤の設計事例76例をもとにして、現行設計法による防波堤の滑動、転倒、支持力の各安全性を安全性指標により評...

鋼管杭式桟橋の地震応答解析結果に基づく設計水平震度の考察

港湾空港技術研究所  報告  037-02-04

1998年06月

構造部 構造強度研究室
横田弘、竹鼻直人、南兼一郎、高橋邦夫、川端規之

 桟橋の耐震設計は、港湾の施設の技術上の基準に基づき、震度法によって行われている。その際の設計震度の設定は、重力式構造物での設定方法に準じて行われている。しかし、桟橋と重力式構造物では地震時の動的応答がまったく異なる構造様式であり、合理的な耐震設計を行うために...

大阪湾洪積粘土の三軸せん断特性と大型護岸構造物の安定性

港湾空港技術研究所  報告  037-02-03

1998年06月

土質部 土性研究室
渡部要一、土田孝、足立格一郎

 洪積粘土のように堆積年代が古い粘土は、二次圧密やセメンテーションなどの年代効果を受け、正規圧密粘土に比べせん断特性が変化している。本研究では、大阪湾洪積粘土のせん断強度および変形特性を調べるために、K0圧密試験、求められたK0値を用いた異方圧密非排水三軸圧縮...

ケーソンの安定性に及ぼす裏込めの効果

港湾空港技術研究所  報告  037-02-02

1998年06月

土質部 基礎工研究室
菊池喜昭、新舎博、江口信也

防波堤などに用いられるケーソンの波力に対する安定性を高めるために、ケーソン背後に裏込めを用いることがある。しかし、裏込めによる安定性の増加はケーソンの回転量や水平変位量、および捨石マウンドの特性や裏込めの形状などによって変化するため、安定性の増加を一義的に定め...

着底型杭状深層混合処理地盤の破壊挙動

港湾空港技術研究所  報告  037-02-01

1998年06月

構造部 地盤改良研究室
北詰昌樹、山本浩司

 深層混合処理工法による改良地盤には、ブロック式、格子式、壁式、杭式の4つの改良形式がある。杭式改良地盤は、主として沈下対策や側方変位対策などを主目的に盛土下または盛土法尻部下に打設されることが多いが、大きな水平荷重が作用する港湾構造物への適用事例は多くない。...

気泡混合処理土の透水特性

港湾空港技術研究所  報告  037-01-02

1998年03月

土質部 基礎工研究室
菊池喜昭、吉野博之

 現在開発が進められている軽量混合地盤材料(SGM軽量土)の透水特性を知ることは、この材料の海水による劣化の促進の問題や、SGM軽量土からのアルカリ分の溶出などの問題の有無を明らかにするために重要である。本研究では、SGM軽量土のうち、気泡混合処理土、すなわち...

期待被災度を考慮した消波ブロックの安定重量-消波ブロック被覆堤の設計法の再検討、第1報-

港湾空港技術研究所  報告  037-01-01

1998年03月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、半沢稔、佐藤弘和、五明美智男、下迫健一郎、寺内潔、高山知司、谷本勝利

 消波ブロック被覆堤は、捨石マウンド上に直立壁を設置した混成式防波堤を改良したものであり、直立壁前面に、異形ブロックを設置して消波機能を付加したものである。  本報告は、新しい消波ブロックの重量算定式を提案するものである。すなわち、 1.新しい算定法をヨー...