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大水深施工検査・海底探査技術の開発(第2報)-海底沈埋異常物探査技術の開発研究-

港湾空港技術研究所  報告  023-04-03

1984年12月

機材部 主任研究官
木原純孝、白井一洋

本報告は大水工部深施工探査・海底探査技術開発の一環として、超音波を用いた機雷・砲爆弾等海底沈埋異常物探査装置を開発し、この装置を用いて室内実験で開発研究を行ったのでその結果をとりまとめたものである。 港湾工事においては、安全確保の見地から工事に先立ち、機雷・砲...

振動単純せん断試験による粘性土の繰り返し強度特性について

港湾空港技術研究所  報告  023-04-02

1984年12月

土質部 主任研究官
大根田秀明、梅原靖文、樋口嘉章

正規圧密粘性土の繰り返し強度特性について調べるためNGI型の振動単純せん断試験装置を使用して、繰り返しせん断試験を行った。本報告では従来十分な知見の得られていない周期(振動数)の影響に重点を置いて、繰り返し載荷の周期は地盤を想定した1秒と、波浪を想定した10秒...

流れの乱れに及ぼす風と波の効果

港湾空港技術研究所  報告  023-04-01

1984年12月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、寺川博也、松延嘉國

風の剪断力あるいは波が作用したときの流れの乱流構造の変化と拡散について、風洞水路を用いて検討した。流れの乱れはV型のホットフィルム流速計でx、z成分を同時に測定した。波を消した実験により、水面上に風が吹くと、その剪断力の作用によって水面付近では乱れ強度と拡散係...

港湾工事の産業連関分析

港湾空港技術研究所  報告  023-03-08

1984年09月

設計基準部 計画基準研究室
稲村肇、米澤朗、高橋淳弘

本報告は、港湾工事に伴い発生する経済効果の、工事実施地域や工事の種類・規模の違いによる差異を産業連関分析を用いて検討するものである。 経済効果(地域内産業部門に誘発される生産額)は次の2種類に区別される。第一は建設業の資材等の購入を通じて誘発される生産額であり...

港湾経済効果の計測手法(第3報)-利用効果の帰属-

港湾空港技術研究所  報告  023-03-07

1984年09月

設計基準部 計画基準研究室
稲村肇

本研究は港湾開発によって生じる経済効果を港湾帰属付加価値という形で計測する手法の理論開発、モデル開発及びその実証分析を行ったものである。本研究で得られた主たる結論は以下のとおり。a)物資の流動に伴い各流通断面で生じる付加価値を分析することにより、便益の発生時期...

座標式工程表による工程計画手法の開発

港湾空港技術研究所  報告  023-03-06

1984年09月

設計基準部 システム研究室
奥山育英、佐藤恒夫

本報告は、関西新国際空港プロジェクトに伴う埋立護岸工事のように、大規模かつ複雑な一次元的工事の工程計画作成のための手法の開発に関する研究をまとめたものである。 本報告においては、まず、各種工程表の特質の比較検討を行い、本研究で対象とした大規模な埋立護岸工事の工...

水中の剛構造物の地震時滑動と動水圧の実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  023-03-05

1984年09月

構造部 地震防災研究室
上部達生、桧垣典弘

水中の剛体の地震時における滑動挙動を検討するために、振動箱内の水中に置いたモルタル製剛体模型の振動実験を実施した。この振動実験によれば、剛体模型の加速度および動水圧は挙動を開始するとほぼ瞬間的に減少し、滑動中はほぼ一定値をとるような波形を示した。水中の剛体模型...

波の繰り返し載荷を受ける粘性土地盤の安定性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  023-03-04

1984年09月

土質部 主任研究官
大根田秀明、梅原靖文、樋口嘉章、入澤一明

粘性土地盤上の重力式壁体に対する繰り返し載荷模型実験を行い、基礎地盤の変形破壊機構について調べ、振動単純せん断試験による試料の繰り返し強度特性を考慮して各種支持力公式の適用性について検討した。その結果、以下のことが明らかになった。1)地盤破壊の指標として模型壁...

共振振動三軸試験装置の開発と混合土の動的変形特性

港湾空港技術研究所  報告  023-03-03

1984年09月

土質部 動土質研究室
善功企、梅原靖文、大根田秀明、樋口嘉章

広範囲のせん断ひずみ振幅(10~10)に対する粘性土の動的変形定数を測定するために、従来から用いられている共振円柱試験装置と振動三軸試験装置を組み合わせた共振振動三軸装置を開発し、その適用性およびそれを用いた実験手法について調べた。その結果、新たに開発された共...

防波堤直立部に働く不規則波力に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  023-03-02

1984年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、高橋重雄、明瀬一行

防波堤の直立部に働く不規則波力の特性を波圧測定実験により調べた。 実験はシリーズⅠ、Ⅱ、Ⅲの三つに大別される。まず、シリーズⅠの実験は低マウンド混成堤直立部に働く不規則波力の統計的性質等を、同一スペクトルを目標として作成した20種の波群を作用させて調べたもので...

反射定常波による多段沿岸砂州の形成

港湾空港技術研究所  報告  023-03-01

1984年09月

水工部 高潮津波研究室
加藤一正

長周期波と沿岸のリズミック地形に関する従来の考え方は仮説的であると言われている。本論文では、それに納得いく説明を与えるために、二次元的な地形である多段の沿岸砂州の成因について、理論解析、現地データ解析を行った。理論解析では、反射定常波と入射波を底質移動の外力と...

連続水ジェットによる岩盤掘削機構

港湾空港技術研究所  報告  023-02-06

1984年06月

機材部 作業船研究室
岩崎峯夫、秋園 純一

連続水ジェットによる岩の掘削に関しては、既に多くの研究がなされている。しかし、掘削機構に関する研究は少なく、各種の掘削機構モデルが提案されているものの、まだ、一般に認められたものはない、そこで、本研究は、水ジェットの作用圧力の波形解析により、掘削機構を解明しよ...

波の繰返しを受ける防波堤基礎地盤の安定性に関する研究(第1報)-過剰間隙水圧の挙動解析-

港湾空港技術研究所  報告  023-02-05

1984年06月

土質部 基礎工研究室
善功企

重力式混成防波堤が、波の繰返し載荷を受ける場合に、基礎地盤中に残留する過剰間隙水圧の挙動を、2次元有限要素法を用いて解析した。波により発生する過剰間隙水圧は、Endochronic理論にもとづき算定し、過剰間隙水圧の消波は、Terzaghiの圧密理論により求め...

砂地盤における地中杭の横抵抗に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  023-02-04

1984年06月

土質部 基礎工研究室
荘司喜博

幅7cm、長さ60~80cmの、ひずみゲージを取付けたたわみ性の大きい杭および小型土圧計を取付けた剛性の大きい杭の2種類の杭を用いて、室内実験槽の砂地盤中に土被り厚を変えて建て込み水平載荷実験を行った。実験の結果、杭頭が地表面以上に位置する杭である地上杭と杭頭...

海域底泥中のリンの挙動モデルについて

港湾空港技術研究所  報告  023-02-03

1984年06月

海洋水理部 主任研究官
堀江毅、細川恭史

海域における有機物の内部生産と関連の深い底泥中のリンの挙動に対する数値モデルを開発した。このモデルにおいて、燐酸態リンの溶出は底泥間隙水からの拡散により生ずること、間隙水中の燐酸態リンは底泥有機物の分解・溶存化による生成、泥粒子との吸脱着、拡散により生ずること...

三次元の経験的固有関数による深浅図解析法

港湾空港技術研究所  報告  023-02-02

1984年06月

水工部 高潮津波研究室
加藤一正、吉松晃

三次元的な地形データである深浅図を、経験的固有関数によって解析する方法を示した。 三次元の経験的固有関数による解析は、原理的には従来の方法で行えるが、計算機容量、時間が多大になるのでほとんど不可能である。そこで、本報告では、従来と逆の方法により経験的固有関数が...

直立消波ケーソンの上床版に働く揚圧力(第2報)-現地観測波圧データの解析-

港湾空港技術研究所  報告  023-02-01

1984年06月

水工部 主任研究官
高橋重雄、谷本勝利

遊水室に上床版のある直立消波ケーソンの場合には、この上床版に空気圧縮による揚圧力が働くことがある。この揚圧力については、すでに実験的に検討しており、その実験結果に基づいて実際に護岸が設計され施工されている。 本報告は、その実際に建設された直立消波ケーソンに作用...

大水深施工検査・海底探査技術の開発(第1報)-捨石マウンド等施工面検測技術の開発研究-

港湾空港技術研究所  報告  023-01-05

1984年03月

機材部 主任研究官
木原純孝、白井一洋

本報告は大水深施工検査・海底探査技術開発の一環として、超音波を用いた捨石マウンド等施工面検測装置開発のための室内及び現地実験について述べたものである。 技術開発の基本条件として、水深50mにて送受波器の水平、垂直分解能は両方とも25cm以下とし、これに適合した...

二重矢板式構造物の力学的特性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  023-01-04

1984年03月

設計基準部 設計基準研究室
大堀晃一、荘司喜博、高橋邦夫、上田寛、原道彦、川井豊、塩田啓介

二重矢板式構造物の力学的特性を明らかにするため、力学的挙動の計算モデルを誘導し、模型実験によりモデルの検証を行い、最後に、設計計算への適用について検討している。力学的挙動計算のモデルは、中詰完了時と水平外力作用時に分けて作られいる。 水平外力作用時は、地盤面よ...

有限要素法による地盤の安定解析

港湾空港技術研究所  報告  023-01-03

1984年03月

土質部 土性研究室
小林正樹

有限要素法によって安定解析を行う方法を開発した。この方法を用いて、地盤の支持力と斜面安定の問題を解析し、今回開発した方法の精度が高いことが示された。本方法を用いることにより、従来では解析が困難であったような問題も解析可能となることが、矢板のすべり防止効果の問題...