研究について
研究成果
波の繰返しを受ける防波堤基礎地盤の安定性に関する研究(第1報)-過剰間隙水圧の挙動解析-
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 023-02-05 1984年06月 |
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執筆者 | 善功企 |
所属 | 土質部 基礎工研究室 |
要旨 | 重力式混成防波堤が、波の繰返し載荷を受ける場合に、基礎地盤中に残留する過剰間隙水圧の挙動を、2次元有限要素法を用いて解析した。波により発生する過剰間隙水圧は、Endochronic理論にもとづき算定し、過剰間隙水圧の消波は、Terzaghiの圧密理論により求めている。地盤内に残留する過剰間隙水圧は、波の波高、周期、地盤の透水性。捨石マウンド厚さなどの影響をうけるが、これらの条件によっては、砂地盤が波により液状化する可能性のあることを解析的に示している。 |
全文 |
/PDF/vol023-no02-05.pdf
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