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31 件中 1〜20 件を表示

縦振動を受ける側方拘束粘土の応答特性

港湾空港技術研究所  報告  011-04-01

1972年12月

土質部 土質試験課
梅原靖文

地震および地盤構造物系の地震動あるいは衝げき荷重等に対する応答解析の著じるしい進展にともない、入力としての土の常数の基本的性質の解明が望まれる。 本報告では、供振円柱法を用いて、締め固められたシルト質粘土の縦振動応答特性が求められ、それに及ぼす静的応力レベル、...

沈埋トンネルと地盤の相互作用に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  011-04-07

1972年12月

構造部 材料施工研究室
青木義典、田淵民雄

 沈埋トンネル等の埋設管と地盤との相互作用について実験的に調べるため、試験槽内の地盤に任意の変形を与えることのできる地中歪みシミューレーターと呼ぶ装置を開発した。また、本装置を使用して、沈埋トンネルの模型に正弦波形の地盤変位を与えそれによって模型に発生する歪み...

沈埋トンネル耐震設計用スペクトルについて

港湾空港技術研究所  報告  011-04-08

1972年12月

構造部 材料施工研究室
青木義典、丸山浩

 沈埋トンネルの耐震設計法には、スペクトルを用いる方法と電子計算機による応答計算の2通りがある。本論文は、このうち、スペクトルを用いる計算法の考え方について述べ、計算に必要なスペクトルを提案するものである。 当研究所耐震構造研究室の強震観測網により得られた強震...

雑貨埠頭の上屋・倉庫のシステム設計(第1報)

港湾空港技術研究所  報告  011-04-09

1972年12月

設計基準部 システム研究室
工藤和男

 雑貨埠頭の上屋および倉庫の容量の決定法として確率過程(Stochastic Process)論からのアプローチを試みた。 モデルを決定づける支配的な要素はつぎのようなものである。 1)貨物の上屋への到着の仕方 2)本船との間での一回の荷役量 3)貨物の上屋に...

スパッドに作用する衝撃荷重について

港湾空港技術研究所  報告  011-04-10

1972年12月

機材部 主任研究官
平山勇、菊谷徹、小岩苔生

 この報告書はプラットホーム船のスパッドが海底に衝突した時に生じる衝撃荷重を知るために、スパッドの模型によって砂、砂利、コンクリートおよび花崗岩の各底質に対する衝撃荷重の測定を行い、あわせて現有のプラットホーム船“黒潮号”について、水深15.0m、波高1.0、...

地表における強震記録より推定した基盤の地震動の特性

港湾空港技術研究所  報告  011-04-06

1972年12月

構造部 耐震構造研究室
土田肇、上部達生

耐震設計に必要な入力地震波の特性を把握するため、地表で得られた強震記録から重複反射理論により、基盤を伝播する地震波(入射波)を求め、そのスペクトル特性等を検討した。 対象とした記録は10観測地点で得られた37本の記録で、そのうち1地点では岩盤上に強震計が設置さ...

空港舗装における路盤の等価値に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  011-04-05

1972年12月

土質部 滑走路研究室
須田熙、佐藤勝久

路盤に粒状材料より良質の材料を使用した場合には、舗装厚を減らすことができる。空港舗装でのこの減少率すなわち等値換算係数(等価値)に関する問題点を明らかにするため、砂路床上に17区画、24種類のアスファルト試験舗装を製作し、大型航空機と同等な脚荷重を持つ原型走行...

石灰による深層混合処理工法(第2報)

港湾空港技術研究所  報告  011-04-04

1972年12月

土質部 地盤改良研究室
奥村樹郎、寺師昌明、光本司、酒井正寛、吉田富雄

前報では、石灰による地盤改良機能の原理の紹介を行ない、深層混合処理工法の埋立地における野外試験結果から陸上における本工法実用化の可能性を報告した。 その後、海上施工の可能性を検討するため、羽田沖で実施した試験工事の結果を報告する。試験目的は、前回用いた深層混合...

砂分の多い粘性土の一軸圧縮強さ

港湾空港技術研究所  報告  011-04-03

1972年12月

土質部 土質部長
中瀬明男、勝野克、小林正樹

粘土と砂の中間的な粗度組成の土の非排水せん断特性を調べるため、粘土と砂を種々の割合で混合した飽和試料を調整し、一軸圧縮および非圧密非排水三軸圧縮試験を行なった。その結果、試料の粘土含有量が減少するに従って、拘束圧の増大に伴う圧縮強さの増加割合が大きく、また一軸...

岩礁上の円柱の設計波力に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  011-04-02

1972年12月

海洋水理部 波浪研究室
合田良実、池田龍彦、笹田正、岸良安治

円形および棚状の岩礁模型による波力実験の結果に基づいて、次のような波力の計算法を提案する。 波高は最高波高Hmaxとし、構造物の前方10H1/3の地点における砕波限界波高、または2H1/3のいずれか小さい方の値を用いる。波頂高は設計潮位上0.75Hmax、また...

ブロック式けい船岸の設計について-非線形計画法による最適設計-

港湾空港技術研究所  報告  011-03-07

1972年09月

設計基準部 計算室
高力健次郎

自動設計の一つの方法として、非線形計画法、特にSUMT法の応用を考え、ブロック式けい船岸を対象にして最適設計プログラムの開発を行った。次に、設計条件の変化による、総工事費の影響を明らかにするため、いろいろの条件の下での最適断面を計算し、結果を、総工事費と設計因...

航空機荷重の路床・路盤への伝達機構に関する研究-巨人機の設計荷重-

港湾空港技術研究所  報告  011-03-06

1972年09月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、須田熙

大型航空機用空港アスファルト舗装における荷重の路床・路盤への伝達機構には不明な点が多いが、舗装体は性質が複雑で、弾性理論だけでは解決がつかない。実験の空港用試験舗装上に、大型航空機に等しい荷重を載荷し、舗装の挙動を調べた。その結果、粒状材路盤の舗装と最近使用の...

斜め入射部分重複波による質量輸送速度の分布に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  011-03-05

1972年09月

水工部 漂砂研究室
田中則男、入江功、小笹博昭

水深の深い位置に設けられた直立堤によって、その前面に重複波が生じているような場合には、堤体周辺の洗掘のパターンは、重複波による水粒子速度と質量輸送速度の分布のパターンによって、ある程度説明しうるものと考えられる。 そこで本稿においては、堤体に斜めに波が入射して...

波向線交差領域における波高分布-数値波動解析法の応用-

港湾空港技術研究所  報告  011-03-04

1972年09月

水工部 水工部長
伊藤喜行、谷本勝利、山本庄一

波向線交差点附近での波高算定の問題は、現行屈折理論の実用的応用における最大の難点である。本報告は、前に報告した数値波動解析法の応用により、こうした難点を克服した計算ができることを示すものである。 ここでは、それを一定水深領域中の球面浅瀬に適用し、水理模型実験に...

柱状構造物の波力応答計算

港湾空港技術研究所  報告  011-03-03

1972年09月

水工部 水工部長
伊藤喜行、谷本勝利、小舟浩治

杭式シーバースでは、柱状構造物の波力に対する検討が必要となる。本報告は、基本的構造に対して不規則、動的取り扱いによる波力応答の特性を把握するために行なった計算結果をとりまとめたものである。 解析は、水深30mでのプラットフォームのような4脚柱構造物を対象とし、...

円柱の動揺に伴う造波抵抗-杭の波力応答と円形浮体の挙動への応用-

港湾空港技術研究所  報告  011-03-02

1972年09月

水工部 水工部長
伊藤喜行、木原力

波力を受ける円柱の挙動を、造波抵抗の計算に基づいて考察した。 第1部「杭の波力応答における造波抵抗の役割」では、弾性杭をその杭頭に等価集中質量および荷重を有する一自由度系に置換え、附加質量ならびに減衰抵抗の近似的評価を試みた。計算例によれば、附加質量よりも減衰...

水平管路における土砂水力輸送の解析

港湾空港技術研究所  報告  011-03-01

1972年09月

機材部 流体輸送研究室
八木得次、奥出律、宮崎昭児、是石昭夫

水平管路における土砂水力輸送時の圧力損失を、浮遊粒子と摺動粒子が共存する流れモデルを想定し、理論的に導いた。理論式中の2つの変数、粒子群の見かけ摩擦係数と管内濃度は、実験により流れ変数ψの関数として表わした。 圧力損失係数、φおよびφ*、とψとの関係を調べると...

平板による土の掘削抵抗について

港湾空港技術研究所  報告  011-02-09

1972年06月

機材部 作業船研究室
石塚浩次

本報告においては平板の排土板で土を一定深さで押した場合の掘削力を排土板前面に土が盛り上る前の塑性状態、盛り上った後の塑性状態について導びいた。 上記の算定にあたっては土の塑性方程式の差分解法による計算と模型実験による実測値とを比較しながら求めたものである。その...

懸濁粒子の沈降挙動と超音波の反射吸収特性

港湾空港技術研究所  報告  011-02-08

1972年06月

機材部 流体輸送研究室
木原純孝

懸濁液層の垂直濃度分布を超音波を用いて観測する装置を開発するためには,超音波周波数と懸濁粒子の粒径や懸濁液比重との関連性,水中の懸濁微粒子の沈降挙動と超音波の反射吸収特性について究明し,かつ懸濁液層探知に適した周波数の選定をしなければならない。このような事から...

沈埋トンネルの野外模型振動実験

港湾空港技術研究所  報告  011-02-07

1972年06月

構造部 材料施工研究室
青木義典、土田肇、林聰

本報告は、衣浦港連絡道路トンネルの耐震性を検討する手法の妥当性を確認するため、衣浦港中央西ふ頭において昭和45年度に行なった実験の解析結果に関するものである。  実験は、高さ1.5m、幅10m、長さ23mの細砂からなる人工盛土内に、外径63cmの塩化ビニールパ...