研究について

研究成果

沈埋トンネル耐震設計用スペクトルについて

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 011-04-08 1972年12月
執筆者 青木義典、丸山浩
所属 構造部 材料施工研究室
要旨

 沈埋トンネルの耐震設計法には、スペクトルを用いる方法と電子計算機による応答計算の2通りがある。本論文は、このうち、スペクトルを用いる計算法の考え方について述べ、計算に必要なスペクトルを提案するものである。
 当研究所耐震構造研究室の強震観測網により得られた強震記録のうち最大加速度50gal以上の記録49成分を、新らしく開発した計算法により処理して、等価正弦波の周期と変位振幅にまとめた。49成分をまず、観測地点の地盤に着目してクラスA~Cに分類し標準的なスペクトルを示し、続いて、震源マグニチュードの大きさを考慮した分類も試みた。

全文 /PDF/vol011-no04-08.pdf