研究について

研究成果

波向線交差領域における波高分布-数値波動解析法の応用-

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 011-03-04 1972年09月
執筆者 伊藤喜行、谷本勝利、山本庄一
所属 水工部 水工部長
要旨

波向線交差点附近での波高算定の問題は、現行屈折理論の実用的応用における最大の難点である。本報告は、前に報告した数値波動解析法の応用により、こうした難点を克服した計算ができることを示すものである。
 ここでは、それを一定水深領域中の球面浅瀬に適用し、水理模型実験による検討を行なった。その結果、計算と実験結果は極めてよく一致することが実証され、こうした問題への数値波動解析法の応用の妥当性が認められた。

全文 /PDF/vol011-no03-04.pdf