検索結果
高安定性アスファルト混合物の各種特性の評価
港湾空港技術研究所 資料 1280
2013年12月
構造研究領域 空港舗装研究チーム
河村直哉、森川嘉之、村山雅人、平戸利明、前川亮太
安定性アスファルト混合物は、道路荷重条件下において半たわみ性混合物に匹敵する優れた流動変形抵抗性が得られる一方で、従来の加熱アスファルト混合物と同様に施工後早期の交通解放が可能である。そのため、空港舗装のような荷重条件や時間的制約が厳しい環境下では、高いわだ...
維持管理を考慮した防波堤ケーソン側壁の耐衝撃設計に関する検討
港湾空港技術研究所 資料 1279
2013年12月
構造研究領域 構造研究チーム
川端雄一郎、加藤絵万、岩波光保
消波ブロック被覆堤では、消波ブロックがケーソン側壁に繰り返し衝突し、穴あきに至る局部破壊が発生する場合がある。ケーソン壁の穴あき損傷は中詰材の流出を招き、ケーソン本体の重量を減少させるため、滑動に対する安定性が低下し、防波堤の機能低下に至るケースもある。現行...
岩ずりの繰返しせん断による体積収縮特性と密度特性
港湾空港技術研究所 資料 1278
2013年12月
地盤研究領域 動土質研究チーム
後藤佑介、佐々真志、山﨑浩之、高橋英紀、小濱英司
岩ずりは排水性が高いことから液状化しにくい材料として、液状化対策を目的に岸壁の埋立て材に使用される。しかし、岩ずり地盤は水中への直接投入により造成されるため緩く堆積している場合があり、地震時に液状化は起こさなくても地震動の繰返しせん断により大きな沈下を起こす可...
重力式係船岸の新しい増深工法の開発
港湾空港技術研究所 資料 1277
2013年12月
地盤研究領域 基礎工研究チーム
水谷崇亮、森川嘉之、渡部要一、菊池喜昭、合田和哉、加藤繁、小笠原哲也
輪送船舶の大型化は近年の国際的な傾向であり、我が国においても、国際競争力確保の観点から、港湾施設における船舶大型化への対応が喫緊の課題である。一方、社会基盤全般に共通の課題として、既存ストックの有効活用が挙げられる。港湾分野においても、既存施設の適切な維持・...
東京湾の海水交換と貧酸素化に及ぼす淡水流入と風の影響について
港湾空港技術研究所 資料 1276
2013年09月
海洋情報研究領域 海洋環境情報研究チーム
鈴木高二朗
東京湾に流入する栄養塩などの物質の多くは東京湾口を通した外海との海水交換によって東京湾から流出する。また東京湾は本州南岸を流れる黒潮の影響を受け、海水交換によって大きな熱交換が発生して湾内の水温が変化している。したがって東京湾内の水質の現状を把握し将来を予測...
海溝型長継続時間地震動に対する砂質地盤上の防波堤沈下挙動に関する模型実験
港湾空港技術研究所 資料 1275
2013年09月
地震防災研究領域 耐震構造研究チーム
大矢陽介、小濱英司、野津厚、菅野高弘
防波堤基礎の置換砂層が地震時に液状化すると防波堤は沈下し、後続の津波に対して必要な天端高を確保できない可能性がある。このような沈下被害があった兵庫県南部地震と比較して、近年のシナリオ地震動は継続時間が長く、地震規模の指標に使われるPSI値が大きいものが少なく...
防波堤開口部の耐津波安定性についての実験ならびに数値計算
港湾空港技術研究所 資料 1274
2013年09月
海洋研究領域 耐波研究チーム
作中淳一郎、有川太郎
津波の陸上への遡上の防止あるいは軽減を目的として建設されている防波堤は開口部を狭めることで津波の港内への流入を抑制させる。そのような防波堤では開口部面積を縮小するために、開口部に潜堤を設けることが多い。しかし、津波発生時には著しい狭窄部となる開口部に強い流れ...
現地観測データと衛星画像の統合による海草藻場の分布域と密度の測定
港湾空港技術研究所 資料 1273
2013年06月
沿岸環境研究領域 沿岸環境研究チーム
京田潤一、桑江朝比呂
海草藻場は、様々な生態系サービスを生み出している。また、CO2固定効果の可能性が高いとして注目されており、港湾における海草場の再生や保全によって、CO2削減対策への貢献が期待される。一方で、磯焼けや沿岸開発に伴う埋め立てによる浅場の喪失などで、海草藻場の面積...
2011年東北地方太平洋沖地震の際に見られた表層地盤の非線形挙動の概略的傾向
港湾空港技術研究所 資料 1272
2013年06月
地震防災研究領域 地震動研究チーム
若井淳、野津厚
地震動が構造物に与える影響を正確に理解する上で、表層地盤の非線形挙動が地震動に与える影響を評価することは重要である。2011年東北地方太平洋沖地震では、全国をカバーする強震観測網により、非常に広範な地域で強震記録が得られている。本研究では、これらの観測記録の地...
南海トラフの地震(Mw9.0)を対象とした強震動評価へのSPGAモデルの適用
港湾空港技術研究所 資料 1271
2013年06月
地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚、若井淳
2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の発生を受け、南海トラフにおいても、従来よりも規模の大きいMw9.0程度の巨大地震を想定し、強震動評価が行われるようになってきた。その場合に用いられる震源モデルは、既往の強震記録を通じて、巨大地震への適用性が検証さ...
うねり性波浪による越波災害の発生過程の推定とその対策
港湾空港技術研究所 資料 1270
2013年06月
海洋研究領域 波浪研究チーム
平山克也、加島寛章
地球温暖化に伴う台風の大型化により、今後、高潮偏差や波の大きさが増加し、海岸堤防において現在想定されている設計外力を超過する可能性が危惧されている。しかし、近年各地で観測される設計値を超える波高の出現要因がこのような長期トレンドの変化によるものなのか、それと...
津波越流時における混成堤の被災メカニズムと腹付工の効果
港湾空港技術研究所 資料 1269
2013年03月
海洋研究領域 上席研究官(耐波設計担当)
有川太郎、佐藤昌治、下迫健一郎、富田孝史、廉慶善、丹羽竜也
東日本大震災時において、津波により多くの防波堤が倒壊に至った。これらの多くは、津波が越流した時に破壊されたと考えられている。今後も設計を超える津波が来襲する可能性は指摘されている。そのため、設計を超える津波に対しても、防波堤がその防護効果を粘り強く発揮するた...
維持管理を考慮した桟橋の設計手法の提案
港湾空港技術研究所 資料 1268
2013年03月
構造研究領域 構造研究チーム
岩波光保、加藤絵万、川端雄一郎
平成19年4月に改正された港湾の施設の技術上の基準を定める省令により、施設の計画・設計・施工の時点から維持管理の合理化・省力化に配慮し、施設が保有すべき当初の性能レベルを付与することが明確にされた。施設の設計時点で施設にどのような性能を付与するかは、将来その...
地震動により損傷した桟橋RC上部工の残存性能評価
港湾空港技術研究所 資料 1267
2013年03月
構造研究領域 構造研究チーム
川端雄一郎、岩波光保、加藤絵万、西田孝弘
地震後における被災地の迅速な復旧復興のため、港湾施設の重要性が東日本大震災によって再認識されてきた。一方、現行の桟橋の耐震設計では、より合理的な断面決定が可能となるよう鋼管杭および上部工に一定の損傷を許容している。しかしながら、地震動によって桟橋の構造部材が...
港湾地域強震観測年報(2011)
港湾空港技術研究所 資料 1266
2013年03月
地震防災研究領域 地震動研究チーム
野津厚,若井淳
1962年より実施されている港湾地域強震観測により、2011年には2417の強震記録が得られた。強震計の台数としては、2011年末現在、136台の強震計が61港に設置されており、設置状況としては、72台が地表に、44台が地中に、20台が構造物上に設置されてい...
全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2011)
港湾空港技術研究所 資料 1265
2013年03月
海洋情報研究領域 海象情報研究チーム
川口浩二,猪股勉,関克己
国土交通省(2000年12月以前は運輸省)港湾局は1970年以来、関係機関との相互協力の下、全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbour...