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14 件中 1〜14 件を表示

バイラテラル操作系を用いた次世代水中作業機械システムの構築に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  044-04

2005年12月

施工・制御技術部 制御技術研究室
平林丈嗣、山本恭、酒井浩、加藤英夫、横井博志

港湾施設はその大部分が水面下に構築されるため、その整備や点検・診断、維持・補修、あるいは災害復旧も含めて、その多くは水中での作業となるが、現在は相当程度を潜水士等の人力に依存している。このため水中作業を一層安全で効率的に行うことができる技術の確立が急がれる。現...

細粒分含有率を考慮した砂質地盤の締固めの設計法の提案

港湾空港技術研究所  報告  044-03-03

2005年09月

地盤・構造部 動土質研究室
山﨑浩之、永野賢次

 著者らはサンドコンパクションパイル工法(以下SCP 工法)による杭間N 値の予測法について、せん断による負のダイレイタンシーに着目した予測法を既に提案している。しかし、同予測法には締固め効果に及ぼす細粒分含有率の影響が考慮されておらず、実務への適用性が低かっ...

港湾コンクリート構造物における塩害環境の定量的評価手法に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  044-03-02

2005年09月

ライフサイクルマネジメント支援センター 特任研究官
山路徹、中野松二、濱田秀則

 本研究では、港湾コンクリート構造物(桟橋、岸壁、防波堤)において、暴露環境を考慮した耐久性能設計を行うために必要である表面塩化物イオン量C0の評価手法を確立することを目的として、全国の港湾コンクリート構造物における表面塩化物イオン量C0および暴露環境に関する...

短繊維補強コンクリートの港湾構造物への適用性評価に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  044-03-01

2005年09月

地盤・構造部 構造強度研究室
伊藤始、横田弘、岩波光保

 コンクリートは、引張荷重下あるいはせん断荷重下において脆性的に破壊するため、一般的に鉄筋を中心とした鋼材による補強が施される。しかしながら、鉄筋は、コンクリート内部に集中して配置されるため、ひび割れ分散性が十分でない場合や発生応力が局所化する場合がある。また...

飛砂の限界摩擦速度変化特性を考慮した飛砂量推定

港湾空港技術研究所  報告  044-02-07

2005年06月

海洋・水工部 漂砂研究室
有働恵子

風速の変化に伴う飛砂の限界摩擦速度の変化特性を調べるため、圧電振動子および風向風速計を用いて飛砂粒子数および瞬間風速データを1Hz のサンプリング周期で取得した。これらのデータを5分間隔で区切り、Time Fraction Equivalence Method...

構造物の沈下挙動を制御する新型基礎に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  報告  044-02-06

2005年06月

地盤・構造部 主任研究官
水谷崇亮、菊池喜昭

 近年、空港などの土木施設が地盤条件の悪い沿岸部に立地する例が増えている。このような場合、粘性土層の圧密による長期的な地盤沈下・それに伴なう構造物の不同沈下が問題となり、構造物の設計の際にこれらを考慮する必要が生じる。通常、沈下対策として地盤改良を行なったり、...

海水流動の3次元性を考慮した高潮・津波数値シミュレータSTOCの開発と津波解析への適用

港湾空港技術研究所  報告  044-02-05

2005年06月

津波防災研究センター 主席津波研究官
富田孝史、柿沼太郎

 沿岸における海水流動の予測は、環境面のみならず、高潮や津波災害の防除・軽減という防災面からも欠かすことができない。高潮や津波は、一般的には海水を水平方向に大きく運動させるが、鉛直方向にはほとんど運動させない。このため、例えば、津波ハザードマップ作成等において...

管中混合固化処理地盤の強度変動と要因分析

港湾空港技術研究所  報告  044-02-04

2005年06月

地盤・構造部 地盤改良研究室
北誥昌樹、早野公敏

 管中混合固化処理工法は、浚渫土などを含む軟弱土のリサイクルが可能な固化処理工法の一種で、その原理は空気圧送中の軟弱土に固化材を添加し、空気圧送管内で発生するプラグ流による乱流効果を利用して軟弱土と固化材を混練するものである。本工法では、圧送中に固化処理土の混...

非固定航路で不連続的に観測された流況データからの潮汐成分と残差流成分の分離手法について

港湾空港技術研究所  報告  044-02-03

2005年06月

海洋・水工部 主任研究官
鈴木高二朗、竹田晃、橋本典明

 平成15年12月より東京湾フェリー株式会社所有“かなや丸”に設置されたADCP によって、東京湾口の流向流速データが高密度かつ連続的に得られるようになった。しかしながら、フェリーが東京湾を出入りする船舶をよけて航行するため観測位置が固定していないこと、また、...

台風0314号の高潮による大韓民国馬山市街地での浸水に関する数値計算

港湾空港技術研究所  報告  044-02-02

2005年06月

海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也、河合弘泰、南靖彦、安田誠宏

2003年9月に韓国南部に上陸した台風14号 (Maemi) は、釜山周辺の沿岸部に、防波堤の滑動、船舶ホテルの転覆、岸壁クレーンの倒壊など甚大な被害をもたらした。釜山西方の馬山市では、市街地に浸水した高潮によりデパートやアパートの地下室が水没し、多くの人命が...

台風0314号による大韓民国馬山湾の高潮の現地調査と数値計算

港湾空港技術研究所  報告  044-02-01

2005年06月

海洋・水工部 主任研究官
河合弘泰、富田孝史、平石哲也、安田誠宏

2003年の台風0314号は韓国南岸に高潮・高波を満潮時に発生させ、1959年の宮古島台風以来の海岸災害を引き起こした。特に馬山市では、西港埠頭の岸壁から約700mにわたる市街地が高潮によって浸水した。このとき馬山湾の検潮所では約2.3mの高潮偏差が観測されて...

消波ブロックによるケーソン壁面押し抜きせん断破壊に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  044-01-03

2005年03月

海洋・水工部 主任研究官
有川太郎、池辺将光、大嵜菜々子、黒田豊和、織田朋哉、下迫健一郎

 消波ブロック被覆堤において、ケーソン壁に穴あき等の局所的破壊が生じており、そのメカニズムのひとつとして消波ブロックの衝突による押し抜きせん断破壊が考えられている。しかし、ブロックによる衝突力の算定方法や押し抜きせん断破壊の判定方法は明らかではない。そこで、本...

長周期波対策護岸構造の最適化に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  044-01-02

2005年03月

海洋・水工部 波浪研究室
平石哲也

長周期波による港湾の係留索の切断事故や荷役傷害を抑止するためには、防波堤等による入射長周期波の遮蔽だけでなく、港内における長周期波の反射率を低減し、増幅による波高増大を抑えることが必要である。ここでは、両面スリットケーソンの陸側に砕石消波層を有する長周期波対策...

内湾干潟海域における3次元凝集性土砂輸送およびそれに伴う地形変動のモデリング

港湾空港技術研究所  報告  044-01-01

2005年03月

海洋・水工部 漂砂研究室
内山雄介

 代表的な3次元海洋流動モデルであるPrinceton Ocean Model(POM;Blumberg and Mellor,1983)に適用可能な冠水・干出スキームが著者によって開発され、米国サンフランシスコ湾の潮流シュミレーションに適用された(WD-PO...